200歳プロジェクト | ノマドブログ https://okamoto712.com PC1台、好きな場所で生きる。 Wed, 27 May 2020 07:46:54 +0000 ja hourly 1 https://okamoto712.com/wp-content/uploads/2018/04/cropped-2018-07-07-12.01.27-32x32.png 200歳プロジェクト | ノマドブログ https://okamoto712.com 32 32 前に進むためにできること【コ口ナの現状と思考の整理整頓】 https://okamoto712.com/krn-7682.html Fri, 10 Apr 2020 10:27:34 +0000 https://okamoto712.com/?p=7682 こんにちは!!!今回は「前に進むために思考を整理整頓しておきます」という話です。   コ口ナの情報過多で疲弊し、生産性が下がるのは、 頭の中で情報が整理整頓されておらず、漠然とした不安が続いていること が大きい...

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こんにちは!!!今回は「前に進むために思考を整理整頓しておきます」という話です。

 

コ口ナの情報過多で疲弊し、生産性が下がるのは、

頭の中で情報が整理整頓されておらず、漠然とした不安が続いていること

が大きい理由だと思います。

 

感覚としては、頭の中で「コ口ナ」というタブがずっと開いている状態です。無意識にマルチタスクになっているということですね。

 

この状態を打破したいところですが、

疫病を前にして目をそらし、自分独自の判断をするのはもっと愚かな行為でもあるので、

僕自身としては、思考を整理するこで必要以上に悩んだり不安に思う機会を減らす法が良いかなと思っています。

 

というのも、自分の中で思考を整理し、それを書き出しておくだけで、不安は楽になることが多いからです。

一度、頭の中の「コ口ナ」というタブを閉じてあげることができるということで、

ここにコ口ナについて自分なりにまとめていきたいと思います。

 

この記事は飽くまで自分用の思考整理ノートです。こんな感じで「思考」と「情報」を整理してみてはどうですか?という提案です。

そしてぜひとも「コ口ナ」のタブ閉じて、頭を休めてあげてください。

 

※薬学部・薬学修士の出身ですが、ウイルスや免疫が専門ではないのでみなさんと同じ素人です。事実確認はご自身でお願いします。間違っている部分に関してのご指摘は嬉しいです。また、逆に、専門でもない人(中には文系の人も)が根拠もなく「インフルよりも大したことがない」「ただの風邪や」などと発信しているのを見ると、今後この人の発信は今度見なくていいなという指標ができているので、それはそれで便利だと感じました。

 

連日の報道に疲れた人も多いと思うので思考を整理して、次に進む体制を頭の中から始めるきっかけとなればと思います。

 

コ口ナの危険な点

コ口ナの危険な点は以下のようなところかと思います。

  • 二極化した毒性
  • ご年配 vs. 若者
  • 無症状・軽症の多さ
  • 潜伏期間の長さ

 

二極化した毒性

軽症である人と重篤化する人の差が激しい。そのため全体としての致死率は低く感じる。しかし、重篤化した人、もしくはお年寄りの方、基礎疾患のある人にとっては脅威であることに違いはない。逆に言うと、若い人は比較的低いリスクで抗体を得ることができることから、集団免疫のヒントになる可能性もある。

ご年配 vs. 若者

「重症化・重篤化するほとんどの人がお年寄り、若者はふつうに風邪程度に終わる」というのが一般的な意見だと思われます。この対立関係はあまりよろしくなく、「最近の若者は」というご年配軍団と「老害」と揶揄する若者軍団という構図になってしまいがち。この対立関係では一丸となることは難しい。それでなくても何かと対立しがちな両者。

そこに加え、マスコミが激化させるかのように「自粛しない若者」と報道する一方で、初期段階では「陽性反応の爺さんが出回る」ことを大々的に報道。クラスに1人はいてる、話をややこしくするやつポジションにメディアがいるということですねw

無症状・軽症の多さ

自分が宿主や感染源になっていることに気づかずに広げてしまいうるということ。しかしながら、日本の序盤では、何かしらの症状が出てから外出している人が主に他人に移していることが多かったことを考えると、無症状ではあまり移りにくいのではないかと考えられる。風邪のような症状がある時は絶対的に人に会わないようにするだけでかなり抑え込めるのでは?と妄想している。

潜伏期間の長さ

潜伏期間が2週間と言われており、風邪やインフルエンザに比べてかなり長い。(インフルは2-3日)そのため、今出ている感染者は2週間前の自分たちの行動により感染した人たちであって、蔓延してから外出を自粛したところで手遅れなように思われる。また、対策をした時にその効果を実感できるのに時差も生まれるため、みんなで対策を始めても2週間は増加傾向であることが予想でき、全体として対策の効果が感じられないということが起こる。フィードバックが得られないアクションはやる気がなくすから、対策をしている人々の中からしびれを切らす人が出てこないか心配。

 

個人が絶対にしてはいけないこと

個人がしてはいけないことは「自己判断」だと考えます。

疫病の対策はチームプレーが大前提。自己判断で人と違うことはしない。非効率に思える対策でも全体として実施して初めて結果が出る。だから、自己判断で行動しない。「大衆化するな」って日頃から言っている僕ですが、疫病に関しては別問題で、今はチームプレーをする時。各自の判断が全体としてのリスクを上げます。自粛するという対策をするならみんなが自粛するのが「ウイルス拡散防止」という面から正解。(ただし、経済面からそれが正解と言えるかは別問題なのが難しい)

 

専門家の対立

感染病を終息するだけだったら

『1ヶ月家から一歩でも出るな!その結果、無症状のやつは日常に戻ってよし。何かしらの症状がでたやつは隔離、もしくは引き続き家にいろ!』

とすることで抑え込めますもんね。ただ、それをすると各自の損害が大きいからそれができないということで、みんなで折り合い部分を探しているわけで。

特に、「医療面からの専門的な意見」と「経済的な面からの専門的な意見」でぶつかりあっているような気がします。おそらく、お互いが相手の専門が分からないからでしょう。「経済を止めないと医療がパンクして余計に多くの人が死ぬ。」「経済を止めると店が潰れ、自殺者や露頭に迷う人が増える。」「失業者は生活補助もらえばいいやろ!」「自ら命を絶つ人より生きようとする人の命」など、そこに素人の意見も混じって収集がつかない状態に。医療面と経済面の両面から命を救う方法を模索しなければいけないと思われますが、それができるのは現状では政府だけな気もしますね。

 

これまでの日本

前提として、絶対的に医療をパンクさせてはいけないというのがあります。そして、医療人こそ守らなければいけないということです。

現状で一番危険にさらされているのは、医療人であって、なおかつ医療が崩壊したらパンクとか関係なくなります。持久戦で一番辛く、そして守らなければいけないのは医療人であるというのが前提だと思います。

その上で日本がどのような対策を取ってきたのかはあまり明確に報道されていない気がするので、報道を見ていて「結果的にこうだったのかな?」という妄想を書くと『日本はPCRを行わない』という対策を取ってきたのかなと思えます。

コ口ナは軽症者は風邪程度で終わります。それなのに、PCRを行い、陽性になったら隔離やら感染やら大騒ぎになります。治療薬がない状態ではどうせ隔離・安静しかないわけですし。そこで、『風邪っぽいなら家でじっとしていろ!』とすることで軽症者に関して医療のソースを割かずに、本当に治療を必要としている人に医療を届けることができた。だから、日本の死亡者数は少なかったのかもしれませんね。(肺炎でなくなった人の中にコ口ナがいたかもしれませんが、それならもっと蔓延していたかなとも思う)

またこれにより人の動き自体を封じ込めることができる。「疑わしきはじっとしておけ!」というのがかなり有効な対策だと思います。繰り返しになりますが、結局症状が出てからも動き回ってた人が他の人に移しているケースが多く感じられました。そう考えると、何かしらの症状があるなら家にいろ!というのはかなり有効な手だと思われます。(というか、風邪だとしても家にいなきゃいけないのに、風邪なら移してもいいだろ?外出してもいいだろ?という前提が間違っているわけでwそうしてしまっている社会にも問題はあるとは思います。)

ただ、この対策は感染経路・クラスターを追えている段階、感染初期だから有効だったのかなと思われます。感染経路がわからなくなっている今、全体としての外出自粛という対策に入ったのかなと思います。

 

これからどうなる?

  • これから先どうなるのか?
  • いつ終息するのか?
  • 終息するとしたらどのような形なのか?

 

これについてはひろゆきさんが言っていることがわかりやすいので参考にしていますが、うろ覚えなので、僕の考えが反映されていると思います。

薬が開発されるパターン

薬ができても、重篤化の人の致死率が下がらない可能性もあります。マシにはなると思いますが。治療薬で今の現状が完全に打破されるというのは考えにくいですね。

ひろゆきさんは、中国が既存の薬に関しては試しているであろうから、現存する薬は期待は少ない。3剤併用などの組み合わせなら効くパターンがあるかもしれないと言っていましたが、納得ですね。

適用拡大により特効薬が見つかりにくいとなると、全くの新薬となると7年〜20年というのが一般的な開発期間。

ワクチンができるパターン

ワクチンができると、「集団免疫」としてコ口ナに対する抗体を持つことができる。目安として人口6割の人が抗体を持つのが良いとされているようです。ゆくゆくのイメージとしてはツベルクリン、ハンコ注射みたいな存在になるのかなと思います。みんながワクチンを摂取する世の中になりそうですが、ワクチンが開発されるのは早くて1年2年だとか。そこから大量生産して、日本の人口の6割が抗体を持つまでにどれくらいかかるのか?そこまで自粛を続けるのか?気が遠くなりそうです。

若者で経済を回していくパターン

先述の通り、若者(40歳以下かな?)の重篤化・致死率は低いとされています。(ゼロではないし、上がってきているという報道もある)そこで、ご年配の人は隔離して安全な状態とし、感染してもリスクの低い若者だけで経済を回すという対策が取られる可能性がある。日本もこうなる可能性はありますが、これは自分1人の判断で開始するものではありません。一人で実施するとウイルスをばら撒き、医療のパンクに繋がるので絶対に自己判断で行動してはいけません。

 

結局、今は時間稼ぎしかできません。

 

それは

  • 医療をパンクさせないよう感染者を急増させない
  • 治療法の確立やワクチンの開発
  • マスクやアルコール消毒などの普及

など、たくさんのことを待っている段階であって、先が見えないのも事実です。

ただ、先が見えないことさえ分かっていない方がストレスが貯まります。

だから「現状は先が見えないんだ!」と決め込んだ方が気持ちが楽になる、と僕は思っています。

 

医療崩壊・経済破綻パターン

これだけは絶対に避けないといけませんね。

 

治験の進み具合

といいつつも、コ口ナの終息には薬が必要不可欠と思われます。

そこで「治療薬とワクチン」に分けて治験の状況を確認していきたいと思います。

※漏れや誤記がある場合は優しくご指摘下さい。随時修正します。

治療薬

現在、候補に上がっている薬物は以下のようなものです。

  • 抗ウイルス薬レムデシビル(米ギリアド・サイエンシズ)
  • 抗インフルエンザウイルス薬ファビピラビル(富士フイルム富山化学の「アビガン」)
  • 抗HIV薬ロピナビル/リトナビル配合剤(米アッヴィの「カレトラ」)
  • 喘息治療薬シクレソニド(帝人ファーマの「オルベスコ」)
  • 皮膚エリテマトーデス/全身性エリテマトーデス治療薬ヒドロキシクロロキン(仏サノフィの「プラニケル」)
  • 抗IL-6受容体抗体サリルマブ(ケブザラ)(米リジェネロン・ファーマシューティカルズと仏サノフィ)
  • 膵炎治療薬ナファモスタット(日医工の「フサン」など)

これに加え、中外製薬(ロシュ)は関節リウマチ薬アクテムラについて国内で新型コ口ナウイルスで肺炎となった患者を対象に治験を開始すると発表したようですね。海外では既に第Ⅲ相が行われているようです。

米リジェネロン・ファーマシューティカルズと仏サノフィが共同開発した抗IL-6受容体抗体サリルマブ(ケブザラ)は第Ⅱ/Ⅲ相試験を欧米で実施中。

 

現時点で注目されているのは上2つのレムデシビルとアビガンではないでしょうか。治験に関しても両者は第Ⅲ相試験です。結果が出ればシェアしたいと思います。

ただし、アビガンは動物実験で催奇形性が見られていることがやはり不安点ですね。なのでこれから子供を産む可能性のある女性には注意が必要であるだけでなく男性でも精子への移行が数日間はあるようなので、僕個人的にはあまり使いたくない薬ですね。まだ将来、子供ができる可能性がありますのでw(アビガンの催奇形性について

 

他にも、抗マラリア薬リン酸クロロキンがコ口ナに一定の効果を示しており、日本でも類薬のヒドロキシクロロキンにて症状が改善した症例が報告されているようです。

などなど、武田薬品などの動向などもあり、全てを書ききれていませんが、他にもたくさんの候補薬物の開発がおこなれています。

しかし、各臨床試験の結果も早くて4月下旬ということで、現段階では第一選択薬や特効薬となるようなものは判明していません。重要なデータが出次第、共有したいと思っています。

(この章は随時更新予定)

 

ワクチン

  • mRNAワクチン「mRNA-1273」第Ⅰ相(国立アレルギー・感染症研究所と米モデルナ)
  • DNAワクチン「INO-4800」米第Ⅰ相(米イノビオ・ファーマシューティカルズ)

ノババックスは自社開発したナノ粒子ワクチンのP1試験を今年の晩春に始めるとしています。

米ファイザーと独ビオンテックはCOVID-19に対するmRNAワクチン「BNT162」を共同で開発しており、4月末までに欧米で臨床試験を始める予定。

米ジョンソン・エンド・ジョンソンも9月までにP1試験を始める予定で、「規制当局への承認申請後、2021年初頭に緊急用に利用可能になると見込んでいる」としています。

日本では、アンジェスが阪大と共同開発中で、半年以内に臨床試験の開発を目指し中。田辺三菱製薬はカナダの子会社メディカドが作成に成功と発表し、順調にいけば今年8月までにヒトで臨床試験を開始を計画。

 

個人にできること・自分にできること

個人にできることは「足並みを揃える」だと思います。

繰り返しになりますが、疫病はチームプレーで、99人が強力しても1人が自分勝手なことをすると収まることがありません。対策としてはいろんな方法がありますが、今の所正解はありません。現状では医療をパンクさせずに経済を潰さない状態を維持したまま、ワクチンの開発を待っている状態です。かなり難しいことが求められていますし、ほぼ不可能だとも思います。しかしできる限り、自分は協力するしかないのかなと思っています。ここで暴動を起こして政府に抗うことは、余計な被害を生むことになります。

 

あと、もし社会が協力的でないにしても、『自分の親だけは絶対に守る』と決めています。何も気にせず卒業旅行や、コンパ、飲み会やキャバクラ・風俗などに行く人がいてもいいです。僕は自分の親を守るだけです。やることに変わりはありません。みなさんも目の前の大切な人だけは守って生きましょ!

 

心構え

「変化する覚悟をもつ」ことが大切になるかと。基本的に変化は嫌なものです。

現状を維持する力として、

物理的には「慣性の法則」がありますし、

生物学的には「恒常性(ホメオスタシス)」を持っていますし、

メンタル的には「コンフォートゾーン」があるわけですから。

 

基本的に「モノは変化しないようにできている」みたいですね。

昨日した事を同じように今日もして、そして明日もできると思うことにより「安心感」を感じているのかもしれません。

だから、強制的に変化させられることに対して恐怖を感じるのは、遺伝子レベルで刷り込まれている可能性もあります。

しかし、実際は簡単に変化しているものです。

たとえば、10年とちょっと前に、スマホができて、人々の暮らしは一変しました。

変わってしまえば、決して変化自体に怖さがあるわけではないことが分かります。

変わる前が怖いだけです。

長い歴史の中で進化とは「最適化」「最適化の超越」の繰り返しだと言われています。

僕たちは快適な日本の暮らしに最適化しすぎたのかもしれません。だからこそ、今回の最適化の超越により大きな不安を感じてしまうのだと思います。

だからこそ、今必要な心構えとしては「変化する覚悟を持つこと」なのかもしれません。

変化することを受け入れる。そして、変化に備えて行動する。これが個人個人が自分に対してできることなのかもしれません。

その上で、課題を分離する。

「嘆くこと」と「次の準備をすること」は同時にできます。

政府に求めることも大事なことです。

しかし、それだけをするのはリスク過ぎます。

現実問題、自分の収入が0、それなのに政府の保障はまだやとヤバイので。

求めることは求めた上で、自分ができるリスクを減らす方法、収入を上げる方法を模索する姿勢が大切になります。

『思考を止めず、変わる勇気をもつこと』が求められているんだなと思います。

 

以上のように自分の中で考えをまとめておき、情報をアップデートすることがあっても必要以上に悩むことがないようにしておくのが良いと思います。

 

SNSなどのポジショントークに一喜一憂し、精神を消耗するのはもったいないので。時間とエネルギーの無駄です。

 

ということで、この記事により、

前に進むメンタリティを掴むきっかけになった人が1人でもいれば幸いです。

 

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