コラム的なやつ

英文解釈を学ぶ理由とその勉強法〜英語で情報を入手する〜

英語読むには、英文解釈を学ぼう

今回は、僕の大好きな『英文解釈』のお話です。

楽しみですね!w

僕は以前の記事で
『国語が苦手なやつは英文解釈を鍛えることで
英語の成績を伸ばすことができる』
という記事を書かせて頂きました。[kanren postid=”1840″]

これはリーディングの話ではあり、
特に大学受験にフォカースした内容でした。

しかしながら、ここでもう一度、英文解釈についてお伝えしたいことがあります。
それが

英語で情報を得たいのであれば、
英文解釈を勉強しよう!

ということです。

英文解釈を学ぶ理由

僕が
「英文解釈って大事やでー」
ってしつこいくらいお伝えしている理由ですが、
1番の理由に、単語だけ分かっても読めない英文がある
ということを理解して欲しいんです。

英文解釈なんて所詮英文法の延長です。
それは間違いありません。
しかし、読むのに特化した英文法、それが英文解釈なわけで、
普通に学ぶ英文法ではフォーカスされにくい所が、英文解釈では重点が置かれているということです。

というわけで
英文解釈の大切さを理解してもらうためにいつも使う例文があります。
(以前も出したことがありますが)

(例文)
When we look at something, the brain deals with many things. This our brain does so quickly that we are unaware that it is doing something important. 

大学受験のための英文熟考(下)より

この英文を読んで
そこまで難しい単語はなかったかと思います。

しかし、誤解するポイントがあるんですね。

それが2文目の『This our brain does so quickly…』の部分です。

始めの「This our brain」を『この私達の脳』と思いませんでしたか?

上記のように思った人は英文解釈をもう一度勉強し直す方が良いかもしれません。

この後半の文ですが、
よく見てみると「does」の目的語がありません。

実は「does」の目的語は文頭の「This」なんです。

SVOの倒置が起こり、OSVになっているんです。

SVO→OSV(第3文型の倒置)

なぜこのようなことが起こるかというと、
この文に限っては『新旧情報の流れ』ですね。

英文は基本的には『旧情報から新情報に流れる』という性質があります。
その流れを汲んだ倒置ということです。

なんか第3文型の倒置がしっくりこないなぁという人は
「目的格の関係代名詞」を思い返して見て下さい。

I’m reading a book which I borrowed from the library. 

関係代名詞によって繋げられた文を見てみると

which I borrowed from the library
・  which:O
・      I:S
・borrowed :V
とOSVの形になっていると思います。

SVOの倒置って普段から使っていたということですね。
whichも言ってみれば旧情報ですしね。
(もちろん種類は違いますが、感覚はつかめると思います)

著者の親切心

『なんでわざわざ倒置なんてさせて、分かりにくくするんや?』
と怒り混じりの人もいるかもしれません。

でも、旧情報→新情報の流れを知っている(英語の感覚がある)人にとっては
これは自然です。

著者はかっこつけている場合もあるのかもしれませんが、
(真相はわかりませんがw)
意地悪でこのような書き方をしているのではありません。
著者は親切心で書いてくれている味方であって、
僕たちにちゃんと伝えたいだけなんですね。

英文解釈を学んが方が読むのが楽

上の章での例文では
「この私達の脳」と読む進めても、
そこまで支障がないのかもしれません。

しかし、場合によっては違った意味に捉えることもありますし、
まぁそんな人が受信する情報に信用性があるのか?疑問になります。

何より、1番の不利益は自分に及ぶかと思います。

だから英語を読んで情報を得たいという人は英文解釈を学ぶことを僕がおすすめしているわけです。
なにより文脈判断よりも読むのが楽ですしね。

英文解釈の勉強法

今まで英文解釈というものを意識したことがなかった人は
なぜ僕がしつこく「英文解釈や!」って言っていたか分かってもらえたかと思います。

大切なのは分かったが、
「ほんで何をすればええねん?」
っていうところではありますが、

例文の引用元でもある『大学受験のための英文熟考』
薄くてぎゅっとまとまっている良書でオススメしています。

僕がずっとオススメしている参考書ですね。

英語を読むことがある人はとりあえず、
この参考書は経ておいた方がええかなって思っています。

はい、今回の内容は以上になります。

久しぶりに英文解釈の話ができた、ということで
かなり楽しく記事を書くことができました!

また時々、僕得の英文解釈の話をしていきたいと思っていますので
ぜひ楽しみにしておいてくださいね!

では!

今回も最後までお読み頂きまして有難うございました!

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→連絡先:okamoto0712s@gmail.com