おすすめ文法書を目的別に紹介します。そんな何冊も英文法書をやる必要があるのか?という疑問もあるかと思いますが、英文法を学ぶ意義についての記事をお読み頂ければと思います。
今回紹介する英文法書は「受験用」「やり直し英語用」「スピーキング用」「ライティング用」「読解用」の5つです。
✓これから英語を勉強する人
✓自分に合った英文法書を見つけたい人
というわけで、さっそく紹介していきたいと思います。
Contents
受験用:「総合英語FOREST」
僕が受験生の時は「総合英語FOREST」という英文法書が有名で優秀だったんですが、まさかの販売中止ということで、今は代わりに「総合英語Evergreen」というものが出ているみたいですね。
実際「総合英語FOREST」と「総合英語Evergreen」は内容に大差がないようですので、今の学生は「総合英語Evergreen」で大丈夫そうですね。とりあえずこの1冊があれば、英文法の土台は出来上がるってやつですね。ちなみに、僕は中学・高校とこのFORESTの例文を全て英作するという勉強をしていたくらいFORESTが好きでしたねw
そこまでやり込む必要はないですが、一通り読んでおいても損はないでしょう。また、受験生としてはこの1冊で十分だとは思いますが、志望大学に合わせて演習で詳細な所は補充して行けばと思います。
まぁ学生に必要な1冊ってポジションの参考書です。
やり直し英語用:「世界一わかりやすい英文法の授業」
かなり内容の薄い参考書になりますが、高校で習った内容をかなりわかりやすく説明してくれています。「こんな視点で英文法を見るのは初めて」という人も多いかと思います。
かつて学生の頃に英語を勉強して大人になってやり直し英語をする時の「取っ掛かり」としておすすめしている一冊です。関先生の説明は抽象度が高いので、高い視点で英文法を捉えることができるため、読んでおいて損はないです。
「英語のやり直しをしたいけど、いきない分厚い英文法書を読むのは心が折れそう」という人にぴったりというわけですね。
読解用:「英文法解説」
激名著です。受験が終わり、大学でも英語を学んで行く予定の人におすすめしているのが「英文法解説」
英語で情報を取得するには高い読解力が必要です。FORESTの上位互換の英文法書と位置づけていますが、タイプは全然違いますwただ大人の英語学習者には持っていて欲しいと思っている英文法書です。
たとえば、洋書や英字新聞を読んでみたけど、太刀打ちできなかったという経験をした人もいるかと思います。根性論で感覚で読めるようになるのが良いという人もいますが、自分の文脈判断は結局合っているのか確認できないので、きっちり勉強したいという人は「英文法解説」を読んでみてはいかがでしょうか。もちろん、英文解釈という方面の学習も必要だとは思いますが、まずは受験から一歩進んだ学習を!ということで。
大学生であれば、下級生のうちにこの本の知識を身に着けておくと、今後の人生でかなり英語を楽しめるようになるはずです。
スピーキング用:「一億人の英文法」
超有名な英文法書ですね。英語を自分から発するには理屈だけでなく、英語の感覚を身に着ける必要があり、その感覚に特化した英文法書です。
学生時代に英語をちゃんと勉強したという人はとりあえずこの1冊をやってみるのがよいかと思います。頭でっかちだった人も、英文法が柔軟なものに感じるようになるんじゃないかと思います。
ライティング用:「即戦力がつく英文ライティング」
日本語でも書くためには「書くルール」を学ぶ必要がありますよね。4技能の中で最も難しいと言われるライティングですが、その所以はライティングが必要になる場面が正式なものであったり、フォーマルなものが多いからですね。
4技能全て難しいはずですが、文字として残るため、その「プレッシャー」と「正確性」という観点からライティングはやはり最も難しい技能と思います。
そこで英語を書くルールがちゃんと学べる英文法書が「即戦力がつく英文ライティング」というわけです。英文法書といってしまって良いかは謎ですがw「書く用」ということで、ここで紹介しました。
以上になります。
面白いのは、英文法書って相性があるんですよね。
たとえば、最も有名なのは「一億人の英文法」かと思いますが、この本はあんまりしっくりこなかったけど、英文法解説にはドハマリしてます!みたいな人もいます。
人それぞれ英語に求めているものが違うので、こーゆーことも起こり得るんですね。いろんな切り口から自分が楽しめる英語を進めて、1つ突出したものがあれば、その他の学習にも役立つというやつですね!
はい、というわけで、本記事の内容は以上になりますが、
気になった英文法書は書店で確認してみてはいかがでしょうか?