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『ノマドの集落』メンバー専用記事です。
こんにちは!okamotoです。
前回お伝えした通り、今回から2回に分けて
あなたがノマドワーカーとして
情報発信ビジネスで成果を出すために
どのように戦っていけば良いのか?
について説明したいと思います。
情報過多の時代に「自分」を選んでもらうために
近年、爆発的に情報発信者が増加しました。
YouTubeが盛り上がっているということもあり、それに伴い、表立った情報発信者が急増し、タイプや形態も多様化しています。
「もはや情報も発信者も飽和している」と言われますが、
いつの時代も、オワコンやら、手遅れやら言われ出しても、新規に参入して稼ぐ人はいるわけで、ふつうに勝ち筋が残っているのものです。
たとえば、僕が学生の頃、はじめしゃちょーがYouTube登録者数100万人を達成し「今からYouTubeを始めても遅い!」と言う人がたくさんいました。
しかし、その後にヒカルやラファエルが台頭してきて、その後も若手がどんどん参入し(←もはや分からんw)、そして「カジサック」や「中田敦彦」のような大物芸能人がチャンネル開設、猛威を振るうというところまで発展しています。
また、ブログも同じで「ブログはオワコンする」なんてYouTubeよりも昔から言われていることですが、今もなお、ブログで稼いでいる人はたくさんいます。
確かに小手先のテクニックだけで稼いでいた人たちは淘汰されていきますが、
本質を見抜いている人は残るということはどの業界でも言えることで、それは情報発信ビジネスでももちろん当てはまります。
逆に言うと『常に本質さえおさえておけば淘汰されない』ということです。
だからこそ、情報発信ビジネスの本質を押さえることがノマドワーカーとして最初に考えるべき事なんですね。
では、
「ノマドワーカーの情報発信の本質は何なのか?」
「稼ぎ続ける人と稼げない人との違いは何なのか?」
それは
あなたでなければいけない情報発信によって
価値提供ができているか?
です。
人が “コンテンツ” に集まる時代が終了
僕が情報発信を始めた5年前は「英語」という王道ジャンルでさえ、有名な情報発信者はごく少数で、それこそYouTuberのバイリンガールChikaさんくらいでした。
もちろん、ネットビジネスをしている人はたくさんいましたが、今ほど激戦ではなく、全体的にレベルも低い状況でした。
そんな中では質の高いコンテンツを作成していれば、ある程度の結果を出すことができていました。
というのも、質の高いコンテンツというだけで目立つことができ、簡単に人を集められたからですね。
いわゆる「コンテンツ重視の時代」だったのです。
しかし、情報発信者が増えるとともに、質の高いコンテンツが当たり前になりました。
どんな疑問やニーズにも答えられる情報が、必ずと言って良いほどネットに存在するようになり、
多くの人がコンテンツ自体に有り難みや価値を感じなくなったのです。
つまり、情報過多の時代により人は単なるコンテンツに集まらなくなったということです。
では、今の時代、人は何に集まっているのか?
それが『世界観・コンセプト・ストーリー』です。
世界観・コンセプト・ストーリーとは?
世界観に人が集まると言われてもしっくりこない人は「ディズニーランド」を考えてみてください。
テーマパークとして圧倒的人気を誇っているディズニーランドですが、アトラクション自体はそんなに面白くないですよね?
あ、ジェットコースターや垂直落下といった特別珍しいわけでもないアトラクションが多い、という意味ですw
では、ディズニーランドが他のテーマパークと圧倒的に違う点は何か?
それが『世界観』です。
世界観を徹底的に突き詰めった結果、ディズニーはテーマパークとしてあの地位を築き上げたのです。
ちなみに「世界観」だけに関して言うと「ディズニー」や「ワンピース」が最強クラスで、今後の説明の中でも例としてよく出てくるかと思います。
その他にも「STARBUCKS」や「Apple」の世界観も非常に勉強になります。
ただ、「どれも大手企業やけど個人の情報発信者にできるん?」と不安に思うかもしれませんね。
しかし、コンテンツの鬼であるメンタリストDaiGoさんも「メンタリスト」という世界観を生み出しています。
そもそも「メンタリスト」という言葉を日本で広めたのは彼ですし、もろに「世界観・コンセプト」を活用しているということです。
つまり『あなた独自の世界観・コンセプト・ストーリーを構築することにより、あなたでなければいけない情報発信が可能になる』ということです。
基盤なくしてテクニック論に走るな!
ビジネス系YouTuberや情報発信者、インフルエンサーの方々が発信している情報におそらく嘘はありません。
しかし、彼らが語っているのは、ほとんどが「方法論」や「テクニック論」であって『なぜ彼らに人が集まるのか』は語られていません。
なかには無自覚な人もいるかもしれません。自分ができていることは気づきにくいものですから。
ただ、彼らの後に続いて成功している人の少なさを考えると「テクニックが本質ではない」ということに気づくと思います。
繰り返しになりますが、情報発信なんて
「ブログを設立し、SNSで拡散し、コンテンツを提供し、メルマガやLINEに登録してもらい、そこで更に価値提供をすることで共感・信頼を獲得することで、自分の商品や企画、サービスを購入してもらう」
だけです。
ホリエモンもキングコング西野さん、メンタリストDaiGoさんも、エグザイルだって、使っているメディアやフォーマット・コンテンツは違えど基本構造が同じのビジネスをしています。
ブログの代わりにYouTubeを使うとか、フロントエンドやバックエンドに何を置くか、とかそのくらいの差です。
しかし、こんなシンプルなビジネス構造にもかかわらず、ビジネス系インフルエンサーの周りは、直近の人しか成功していないのが現実ですよね?
成果を出した人も、インフルエンサーの影響力に乗っかったというパターンもあります。
もちろん、影響力に乗っかるのも1つの手であり、否定はしませんが、乗っかりぱなしではそれこそただの「依存」ですね。
そのインフルエンサーが不慮の事故でなくなっった場合、一緒に死んでしまう可能性があります。
極論ですがw
薬の業界では『儲かる薬は治らない薬』という言葉があります。
これは「効果がない薬」とか「詐欺である」とかそういう話ではなく
『根本治療ではなく対症療法しかできない病気の薬は、飲み続けなければいけないから結果的に儲かる』
という意味です。
糖尿病や花粉症の薬が分かりやすいですね。
花粉症の薬は飲んでも花粉症が治るわけではありません。飲んだ時にくしゃみや鼻水という症状を抑えてくれるだけです。
他にも睡眠薬だって飲めば寝ることができますが、そもそもの睡眠障害が治るわけではないので、飲み続けなければいけません。
そういう類の薬は、飲み続けられるので儲かるという話です。
ここで考えてみて欲しいのが、近年大流行しているオンラインサロンです。
オンラインサロンの良いところは『体験』に重きを置くところです。
ホリエモンサロンとか西野エンタメ研究所とか箕輪編集室は入って参加するだけで楽しそうで、本当に充実した時間を過ごせていることが分かります。
「自分が楽しめる場所を持つ」というのは非常に大切ですし、人生の本質だと思います。
しかしながら、なかには「ビジネス」や「起業」を謳い文句にしていながら、結局自分1人では何もできない、自立できない状態が続くという集まりがあるのも事実です。
まさしく「スイミー」であって「治らない薬」であるということです。
だから、もしあなたが起業やノマド、フリーランスを目標にしているのであれば、まずすべきことは「自力」や「基盤」を作ることに注力することです。
その上でインフルエンサーから「学ぶ」だけでなく「盗む」という姿勢を持たなければいけません。
ちなみに
「学ぶ」は発信内容を理解することで、
「盗む」は “なぜこの人は結果が出ているのだろう?” と観察することです。
話を戻しまして、
情報を整理すると、現在の情報発信ビジネスの基盤となるのが、
人を集めるために必要な『世界観やコンセプト・ストーリー』であり、
それらを理解する必要があるということです。
(もちろん、これは実店舗や個人販売なども同じです。)
小手先のテクニック論や具体的なノウハウを身につけるのはその後ということですね。
まぁそれでも、人を黙らせられる程の、何を言われてもマウントが取れる圧倒的実力・実績がある人は、何も考えずにある程度の結果を出せるのも事実です。
しかし、ほとんどの人はそうじゃないのに、彼らを参考にするのはズレていますよね?
だからこそ、個人の戦い方として世界観やコンセプト・ストーリーを確立し、情報過多の時代でも自分が選んでもらえるようにならないといけないのです。
はい!
というわけで今回の内容はここまでとなりますが、いかがだったでしょうか。
ここで一旦区切る理由としては、一度以下のことを考えてみて欲しいからです。
あなたが既に発信しているコンテンツ、もしくはこれから発信しようとしているコンテンツには
- 自身の世界観があるでしょうか?
- コンセプトが伝わっているしょうか?
- 自分だけのストーリーが描けているでしょうか?
もし、これらの質問に「はい」と答えることができた人も、できなかった人も、明日の配信を楽しみにしていてください。
おそらく99.99%の人が、
「あ、おれ全然、世界観とかストーリー理解してなかったわ…」
となるはずです。
それでは明日でいよいよ「ノマドビジネス構築の本質」は最終回になります。
いつも以上にお楽しみにしていてください!