成功者の情報だから価値がある、は勘違い。

今回は、いただいたご質問にお答えしたいと思います。

ありがとうございます
とても興味を惹かれました

情報発信ビジネスという事は、発信者に情報としての価値がある事が前提では無いかなと、勝手に思っています。
ビジネスならばビジネスの成功者、恋愛ならモテる人。

(中略)

しかしながら、私を客観的に判断するのであれば、0ではなくマイナスです。
本気で客観的に判断してです。

そんな私にも(講座は)役立つものなのでしょうか?

まず最初に、

「役に立つかどうか?」

についてですが、

情報発信ビジネスを始める方には必ず役立つ内容です。

そりゃそうだって答えですがw

問題は、

「全くのゼロからでも?
「むしろ、マイナスからでも?

という部分だと思います。

ご理解いただけているとは思いますが、

この講座は稼ぎを確約するものではないです。

ただし、もちろんながら、

全くのゼロから始める人、むしろマイナスからのスタートの人にも役立つ内容となっています。

もちろん、

「なぜ、役に立つと言えるのか」

っていうところが1番重要になってくるので、

1つずつ説明していきたいと思います。

 “成功者の情報だから価値がある” は勘違い。

まず、情報発信ビジネスは、

必ずしも発信者に情報としての価値があることが前提、というわけではありません。

と言うか、

発信者の情報としての価値はコンテンツ力だけではありません。

 

というのも、

情報発信ビジネスにおいて、

最も重要なことは、

「人を集めることができますか?」

というところ。

 

そして、集まった人が満足してくれるかどうかです。

『ノマドビジネス基本動画〜実践編〜』でも話していますが、

「人」というのは「見込み客」という意味で、

その規模感は「1万人に1人」でいいんです。

 

そして見込み客を集められるかどうかは、

「共感を起こせますか?」ということです。

(『自立自走ノマド養成講座』内では、100分の1の共感って呼んでいますが、99人に価値を感じてもらえなくても1人が価値を感じればOKという意味です。)

 

コンテンツ力の高い人が、共感を必ずしも共感を起こせるわけではありません。

 

もっと言うと、

共感を起こして人を集めることができれば、

必ずしも自分がコンテンツホルダーとして商品を準備する必要もありません。

他の人の商品でOKです。

 

というのも、

先生や講師としてではなく、

プレイヤーとして情報発信することもできるからです。

「自分はこういう考えのもと、◯◯を学んでます!」

(めっちゃ簡単に書いていますがw)

という発信で、1万人に1人に対して共感を起こし、

人を集めることができれば、

例えばあとは、

他人の商品を紹介すればアフィリエイト報酬を得ることができます。

(もちろん、そのアフィリエイト報酬はアマゾンとか楽天みたいな低利益率のものではありませんし、自分が本当に良いと思ったものでなければいけません。)

 

講師の方を呼んで、勉強会を開く、ということもできます。

自分で勉強会を開いて、そのときに他人の教材を参考書代わりに購入してもらう形も取れます。

 

その他にも、

自分は完全に教えるということはせずに、

いろんな講師の方の商品やサービスを扱うことで、

校長先生ポジションになることもできます。

 

校長先生と言うと仰々しいですが、

コミュニティーのリーダーって感じです。

部活でいうと、

自分は部長だけど、教える監督やコーチは別にいるという状況。

 

例えば、この話で校長先生や部長には価値がない、とはならないですよね?

 

逆の立場になって考えてみると、

自分に最適な手段を提示してくれたり、アドバイスしてくれるってかなり価値のあることです。

しかも、同じような経験をしている人がサポートまでしてくれるってなると更に有り難い。

あなたに共感を起こしてくれた人に対して、それが一番上手にできるのはあなたなのですから。

それってあなたにしかできない価値の1つです。

コンテンツの高い、教授みたいな人ではありません。

 

何もないところからのスタートに関して言うと、

1番最初の価値提供はこんな所からでOKです。

というか、みんな何もないところからのスタートです。

 

何もない状態からスタートした話

実際に、僕も最初は自分の商品がありませんでした。

自分の過去の経験や学んできたこと、活動理念や信念を発信しながら活動し、

本当に役に立つと思う商品を紹介していました。

 

客観的に見れば「集客代行」みたいなこともしてましたし、

学びながら徐々に自分の立ち位置が変わってきたって感じです。

 

他の人の商品をアフィリエイトするところからスタートして、コツコツ積み上げてきただけです。

本当にコツコツと積み上げてきただけですが、

積み上げるためには、自分に蓄積されるような形を取らなければいけません。

 

だから、僕たちが情報発信でまずやることって、

『自分の成長軸を設定して、その軸を進む “船” を構えること』

なんですよね。

それは誰でもできます。

あなたの船だから、今すぐあなたが船長になれます。

その船に蓄積していくイメージです。

自分の船に、共感してくれた人に乗ってもらいながら進んでいく。

 

そして、1回、自分の船を構えてしまえば、

その先は集まってきた人を見ながら進む方向を決めていけばいいだけです。

というか、最初の段階からすべてを見通すことはわりと不可能です。

 

それでも、

最初の船を構えるところ、

つまりゼロイチ(コンセプトメイク)の部分だけは、

どんな状況でも、どんな人にとっても、

めちゃくちゃ重要だから、

「まずはしっかりとそこをやろう!」

そして、

「まずは自分の船を構えよう!」

というのが『自立自走ノマド養成講座』の趣旨ということです。

 

ちょっと話が脱線してしまったので、

「ゼロからのスタート」に話を戻すと、

全てにおいてそうですが、

みんな、最初はゼロからのスタートなので、いつ始めるかの問題でしかありません。

「今、成功している人は他人よりもちょっと早く始めたに過ぎない」

のです。

そう思っているくらいが丁度いいし、気持ち的に楽に、自分のペースで積み上げていくことができます。

(自分より早く始めた人がいるからと言って、自分はやめておいた方がいい、という論理にはなりませんので。)

 

ビジネスでは金脈を探してはいけない。

ですが、「他人を出し抜いてやろう」という思考の人は、

先に始めている人や先に成果を出している人を見ると、

「自分はもう遅いんじゃないか?」と考えてしまいがちです。

そして、知らず識らずのうちに、僕たちはそういう風に思うような影響を受けています。

その典型が、

「◯◯はオワコン。」
「次は△△で稼げる!」

のように、ビジネス的な思考ではなく “儲け話” に走らされてしまうんです。

「YouTuberを見て、自分も始めておけばよかった。」

「ビットコインで億り人になった人を羨み、自分の買っておけばよかった。」

このような短期思考(宝くじを当てたい!みたいな欲望)を持たされてしまいがちということです。

(少なくともそういう発信から、自分に積み上がる形を築くのは厳しいです。「一発当てにいこう」という提案をしているわけですから。)

だから、クラブハウスが流行った時に、

「乗り遅れてたまるか!」

と、みんな挙って、金脈がないかを探していましたよね?

今は、NFTが同じような状況かなと。

 

もちろん、流行に敏感になっておくのは良いことですが、

流行やトレンドを基盤にするのはありえません。

自分のビジネスの基盤があってこそのトレンドです。

惑わされず、盤石なビジネスを構築していってください。

 

ゼロから実践ベースで積み上げていく

いろいろ書きましたが、

みんな初心者からのスタートなのだから、できることは「始めること」だけということですね。

つまり、自分の船を構えてコツコツと積み上げ始めるということ。

そうして、

他人の商品を紹介しながらも、

「こんな商品なら自分でも作れるわ!」

「ここは俺の方がうまくできる!」

「こういう人なら対応できる!」

と思えるようになれば、

自分もどんどんコンテンツホルダーとして行動していけばいいです。

 

自分のできることを徐々に増やしていく。

すべてを座学で学ぶことは不可能なので、

実際に自分で商品を販売してみると、

そこで学ぶこと、得るものがかなり多く、

そうやってトライアル・アンド・エラーを繰り返しながら進んでいくのが基本的な動き方です。

もちろん、その成長過程にも価値があるんです。

 

マイナスだからこそ提供できるものがある

自分は「ゼロ」ではなく「マイナス」からのスタートだと感じる人もいると思います。

ですがぶっちゃけ、ゼロよりもマイナスの方がチャンスです。

エネルギーが高い状態なので、発信しやすかったり、価値提供しやすかったりします。

それっていうのは、

例えば、

1万人に1人に対して共感を起こす材料(ストーリーや理念)になるという意味でもそうですし、

シンプルに逆境の人ほど人を共感させることができるという意味でもそうですし、

成長したときの振れ幅(=コンテンツ力)が大きくなるという意味でもそうです。

例えば、受験勉強で、

偏差値55から偏差値60に上げた人よりも、

偏差値30から偏差値55に上げた人の方が教えられることが多い、って話と同じ原理ですね。

 

僕は「人生の経験値は人生の積分値」だと考えています。

人生曲線を書いた時に、積分することで合計の面積が正の数値が求められます。それが経験値です。

人生を積分するとき、

ゼロは積分してもゼロです。

でもマイナスは積分すればプラスになります。

飽くまでイメージですが。

ですが、人生のマイナスをプラスとして活用できるのが情報発信であって、価値提供です。

 

人は、人が逆境を乗り越える過程に魅了されます。

平々凡々と暮らしてきた人よりも、修羅場を乗り越えてきた人の方が、

話している内容に重みがでますよね?説得力があります。

それは言語外に、でもです。

色気のようなものが出ますw

 

もちろん、各々に状況があると思います。

ですが、それがプラスに働くマイナスもあると思って下さい。

そして、それを活用することができるのが情報発信であるということです。

 

小さく始めて複利的に大きくしていく

ちなみに、

コツコツと積み上げるってどういう感覚なのかと言うと、

小さな成果を複利的に大きくしていくってことです。

そのやり方もいろいろありますが、

典型的な例でいくと、

今でこそ有名となったインフルエンサーも、

最初は「◯◯な僕がnoteで月10万円を売り上げた方法」

みたいなことからスタートしています。

『最初に小さな実績を出す、その実績をスノーボールとして次の実績を上げる。』

みたいなことを繰り返しているだけです。

そこに必要なことって、

他人よりも高いコンテンツ力や突出した実績ではなく、

「人を集めることができますか?」

でしかないってことですね。

つまり、共感とか、コンセプトとか、世界観とか、ストーリーとか、意味的価値とか、マーケティング思考とか、そういったところです。

 

もちろん、コンテンツ力があるに越したことはありませんし、

もう既に高いコンテンツ力がある人の方が平均的には早く結果を出すのも事実です。

なので、自分のコンテンツ力や実力を上げる視点を持って行動していくという前提は必要ですが、

結局、ここまでの話で1番大事なってくることって『熱量』なんです。

 

「熱量があるかどうか」が最重要な理由

要するに、

「あなたに熱量がありますか?」

ってところであって、

というのも、

人を集めるにも、
他人の商品を紹介できる状態にするにも、
積み上げるにも、
雪だるまを転がすにも、

そこに熱量や情熱がなければ無理なんですよね。

続けられません。

自分の行動量の問題であって、

その根底にあるのは、

「自分のゴールと一致しているか?」とか、

「自分の成長軸を進むことができているか?」とか、

「今やっていることにやり甲斐を感じることができているか?」とか、

そんな抽象的な部分になります。

 

だから今の段階で、

これから情報発信ビジネスを始めるとして、

あなたが自分を客観的に判断しなければいけないことがあるとしたら、

それは、

「自分には行動し続ける熱量があるか?」

もしくは、

「死ぬまで情熱が持てるジャンルがあるか?」

ということになります。

 

もちろん、そのジャンルには需要がなければいけないのですが、

そういった話も講座内で充分過ぎるくらい話しています。

 

だから、

自分を俯瞰して見たときに、もし、

「片手間で稼ぎたいな」

みたいに考えている自分がいるのでしたら、

やめておいた方がいいと僕は思います。

 

実際のところ、

すべてのことに関して、

“やる” から “モチベーション” が出るものであって、

コンテンツ内の自己分析とかブレインダンプをして、

自分と向き合うことで、意識が変わる人も多いです。

 

一概に今の熱量で「やめておくべき」と言うことはできないのですが、

ただ、無責任なことも言えませんので、

ここでは、現段階の情熱についてだけの言及にしておきます。

 

つまり、

コミットする覚悟が持てるか?

現状で、

1年、2年くらい余裕でフルコミットする情熱があったり、

僕みたいに、

「このまま人生を終えるのだけは絶対に嫌だ!」

みたいな、負けん気を出すことができる性格なら、

熱量的なところは問題ありません。

 

そこがクリアならば、

次にやることは “あなたの船” を構えることです。

あとはここで話したような動き方をしていくだけです。

 

頂いたご質問に関しては、以上となります。

 

長文となりましたが、

しっかりと理解してもらった上で、

ご参加していただきたいと考えているので、

詳細に書かせていただきました。

それでは。

 

■ okamotoの情報発信講座
『自立自走ノマド養成講座』

本講座では、最後まで読んでくれたあなたのご参加を心よりお待ちしております。