#9. 【動画あり】インフルエンサーのポジショントークがうざい理由

こんにちは。okamotoです。

さて今回は、『オウンドビジネス大百科』の内容を使って話していこうかと思います!

 

コンテンツのネタの宝庫ですのでw

 

インターネットビジネスはすぐに「迷子」になる

さて、さっそく本題から入りますが、

情報発信者やインフルエンサーが増えたことで、

「逆に行動できない」
「すぐに稼げなくなった」

ということが起こっています。

 

その理由については『オウンドビジネス大百科』内の1. オウンドビジネスの歩き方〜インターネットビジネス編〜の冒頭にて説明されているので、

動画の一部を切り取って、ここで流したいと思います。

 

既知だとは思いますが、

講座は、起業家の玉井氏と伊藤氏による対談形式であり、

本編ではマインドマップによる説明もついているので、本編を見直して頂いても問題ありません。

 

最初に、簡単に両者の紹介をしておくと、

玉井健太郎 氏

30歳。東京大学卒。大学在学時に友だちと資本金2円の会社を設立。ゼロからWEBマーケティングを覚えて起業3ヶ月で2000万円売り上げる。 が、それ以降は燃え尽き症候群と稀代のニート気質を遺憾なく発揮し、3年間自宅警備員として勤務。なんやかんやあってWEBマーケティングを個人向けに教える情報発信を開始。メルマガ購読者数は累計1万6千人以上。 マーケッターとしての売上は累計1億円以上。生徒やコンサル生で月収7桁突破した人は数十人。現在は会社を2社経営し1社の役員を勤める。 「起業したい」「就活したくない」「会社辞めたい」人の強烈な味方。「起業」という選択肢を就職や転職と同じくらいイージーにしたい。趣味はゴルフと野球、アニメと漫画、投資と競馬、苫米地英人。

伊藤じゅん 氏

25歳。同志社大学中退。受験生の頃からビジネス塾に入会し、大学受験そっちのけでビジネスの勉強に勤しむ日々を送る。それ以来、中国輸入→ブログアフィリエイト→PPCアフィリエイト→FX→コンテンツビジネスと色々なスモールビジネスに取り組むも全て長続きせず挫折、3年間くすぶり人生を謳歌する。大学生の頃にはダイレクト出版株式会社で新規事業立ち上げを経験し、その後オフラインビジネスで起業。初年度で年商2,700万円を達成し、勢い余って大学を中退。個人では累計1億円以上を売り上げ、後に設立した営業代行会社は3年で年商1億円を突破。現在は「くすぶり人生をおもろい人生に」というスローガンを掲げ活動しながら、電子タバコの通販事業、ITスタートアップの創業にも力を入れている。趣味はビジネス。

まぁ、BizCampのプロフィールのコピペなんですけどねw

肩書きよりも実力と内容で判断してもらえればと思います。

それではまずはこちらを御覧ください↓

 

 

「ビジネス迷子」にならない方法

動画内で説明されている通り、

現在のネット業界では、ポジショントークが死ぬほど多いんです。

 

別にそれは悪気があってポジショントークまみれな状況を作り出しているわけではなく、

(中には悪意がある人もいるのも確かですが…)

自分の信念やコンセプトを伝える上で少なからずポジションを明確にすることが必要なんですね。

 

その人の主義・主張をちゃんと伝える方法として使われている一方で、

その弊害として、

ビジネスが初心者な人にとって、

『自分の立ち位置がわからなくなる』

という現象の原因になりえているわけです。

まぁ簡単に言うと「迷子」になるんですね。

 

ただ、初心者がポジショントークにより「ビジネス迷子」になる理由は簡単で、

全体像が把握できていないからなんです。

 

抽象度の低い具体的な視点ばかりを身に付け、

高いところから全体を見下ろすことができず、

結果的に、ビジネスのゲシュタルトができていないということです。

 

数学の公式に当てはめて問題を説いているだけで、問題や公式の本質が理解できていない状態ですね。

 

「では、実際にビジネスを学ぶ上でどうすればいいのか?」

 

それは最初にざっくりとゲシュタルトを作ってしまう事です。

一本の筋を通すって感じですね。

 

これだけやと意味不明かもしれませんがw

 

ゲシュタルトってよく『1本の木』に例えられることがあります。

「木が成長し枝葉を伸ばしていくこと」「頭の中でゲシュタルトを作っていくこと」が構造的に非常に似ているからです。

 

木の幹や葉、枝など、木そのものが「自分の理解できている範囲」、つまりゲシュタルトです。

そして、木以外の部分が「自分が知らない部分、理解できていない部分」になります。

さらに、木をその他の境界部分、つまり木の表面積が「自分がわからないと認識できる

部分」です。

 

木は成長すると表面積がどんどん増えます。

つまり、

ゲシュタルトを作れば作るほど
『自分の知らない/分からないと実感する領域』が増える

ということです。

 

だから、勉強ってすればするほど自分の無知に気づきますよね?

逆に、全く勉強しない人は、木の表面積も少ないので、自分の無知さに気づかないのです。

 

少し話がそれましたが、

では、ビジネスのゲシュタルトを作るにはどうすればいいのか?

 

まずは、木の幹を伸ばす、つまりざっくり全体像を把握するということをしてあげるのです。

枝葉は後でいいんです。

 

たとえば、岡田斗司夫さんは、ある分野の勉強をする時、とりあえず入門書を10冊くらい読んでみるということをするといいます。

入門書を10冊くらい読むと、すべての本に書かれている普遍的に大事な部分、つまり木の幹が何であるかを理解できるんです。

「全てのことに書かれていること」と「一部の本にしか書かれていないこと」を把握することで、

幹と枝葉を区別し、全体像を捉えることができるということです。

 

本当はインターネットビジネスでも同じことをすべきなのですが、

インターネットビジネスの場合、ここに強烈なポジショントークが介入していて、全体把握の邪魔をします。

発信者は自分の発信に共感して欲しいわけですし、自分のコミュニティに入って欲しいわけですから。

 

なかなか他のジャンルのように全体像を把握するのは難しくなっているということですね。

特に、有象無象が増えたことで、

そもそも本人がビジネスの本質的な部分を理解していないことから、

枝葉しか発信できない人も急増している、わりとカオス期でもありますw

 

また、古参の有名で、実力のある人はもはや表に立つ必要がないため、余計にビジネスの幹を学ぶ機会が減ったんじゃないかなと個人的には思っています。

 

だから、まずは全体像を把握する、一本の幹を通すような内容が、この1.オウンドビジネスの歩き方〜インターネットビジネス編〜では説明されており、

特にインターネットビジネスの全体像にあたるのが「オウンドビジネスの地図」のパートだったということです。

 

まさしく、ネットビジネスで迷子にならないための地図ですね!

 

巷では、すぐに具体論に入っていたり、聞き手が喜びそうな内容から入ることで離脱率を下げるコンテンツが蔓延しています。が、本内容は、根本的にそれらとは一線を画していたんですね。

 

はい、というわけで、

『オウンドビジネス大百科』ではなぜこんな話から入っていたのか?というところを補足しながら、

ビジネスのゲシュタルトを作るにおいて、まずは一歩の幹を作っていこう!というお話でした。

 

実際、今回の話はノマドビジネスを構築する上で直接関係があったわけではありません。

しかし、昨今の情報で溢れている環境では、すぐにインフルエンサーにインフルエンスされてしまいます。

それが悪いことだとは言いませんが、

自分の目的を見失うことだけは絶対にしてはいけません!

そのためにも、迷子にならずに合目的的に動いて行きましょう!