フォロワーが少なくても稼げてる人がやっていること

昨日は、「自分の価値観に則った情報収集の必要性」と「情報発信への落とし込みの導入部分」について話しました。

(前回の内容『ノウハウコレクターから脱してビジネス構築する方法』

自分のブランドは人生の軸や価値観を中心に積み上がっていくものであって、

「じゃぁ、ブランドが構築できるよう、どのように積み上げていけばいいのか?」

ということでしたね。

伊藤氏との対談音声からも分かるように、

ブランドを構築していくためには、

  • 等身大であなたの価値を感じてもらう
  • 目の前のお客さん1人と徹底的に向き合っていく
  • 成長したお客さんが次にどこに行きたいのかを把握する

などが挙げられるわけです。

 

まだ、伊藤氏との対談を聞いていないという方は、まずは音声をお聞きください↓

■伊藤氏とのスペシャル対談『中長期的に稼ぎ続けるビジネスを構築する方法』

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もちろんブランド形成にはビジネスの知識も必要になるわけですが、

その本質的な部分は「目の前の一人ひとりに価値提供していくこと」に他ならないわけです。

ただ、ここまでの話を聞いて、
「でも、おれに情報発信ビジネスができるんやろか?」
と不安に感じた人もいるかと思います。

ということで、
今回はビジネスの基本となる価値提供について、

『ビジネス初心者は価値提供できるのか?』

そして、

『提供できるのであれば、それはどんな価値提供になるのか?』

というこれからビジネスを始めるという人に必ず話している内容を書いていきたいと思います。

今回の内容を理解すると、

個人ビジネスの戦い方が分かるだけでなく、

『フォロワーが少なくても稼げている人がどのようなビジネス構築をしているのか?』

が理解できるようになっていますので、ぜひとも最後までお読みください。

 

「僕にもできますか?」

「僕にもできますか?」
「僕って成功しますかね?」

という質問をよく貰います。

この質問を受けた時、僕は、
「無理です」と答えるようにしています。

 

「いや、タイトル記事と矛盾しているやんけ!」
と思うかもですが、

実は、質問者が「僕にもできる」という “確信” が欲しい場合、僕はあえて「無理ですよ」と答えるようにしているという意味です。

 

例えば、
「すべての子供に、東大に合格する可能性がある」
と、僕は本気で思っています。

ですが、
すべての子供が全東大に合格できるとは思っていません。

そういうことです。

 

全員、東大を目指して勉強すれば、
東大に受かる可能性があるはずです。

だから、もし子供が東大を受験したいと言い出したら、本気で応援します。

まぁ、子供がいないどころか、結婚する兆しすらありませんがw

 

ですが、
「僕って東大に合格できる?」
と聞かれても、

「知らんがな!」ですよね。

 

情報発信ビジネスも同じで、全員が始めることはできるし、成功する可能性があります。

『どんな凡人だって、誰にだって、提供できる価値があるから』です。

(あ、これ↑が今日のメインテーマです)

でも、それはあなたが成功する理由にはならないし、実際にビジネスが構築できる理由にもならないということです。

 

『ばからもん』という漫画で、

自信はあるが成功する確信が持てない青年に対して書道家の主人公が、

「必要なのは確信じゃなくて覚悟だろ。最近の若者は夢を叶えるのに他人の太鼓判をほしがるのか?お前が自信があるならそれでいいだろ。」

というセリフを言います。

 

1人でビジネスをするときも同じです。1発で成功する確信を持っている人なんて殆どいません。

成功する人が持っているのは覚悟です。

そして何もかも中途半端で、成功しない人が持っていないのも、確信ではなく覚悟です。

 

覚悟のない人がビジネスで確信を追い求めると、他人を出し抜けるという甘い話や流行りの仮想通貨、短期的な小遣い稼ぎにしか踏み出せません。

確実に稼げるという儲け話を探し、ビジネスを構築するという視点で情報収集できなくなります。

 

それでも、ビジネスを成功した人の中には、

「根拠がなくても自分の中で成功するという確信を持ってました!」

と言う人もいるとは思います。

それで本人が頑張れるのならそれでいいですが、その確信の本質は覚悟でしかありませんよね?

そもそも覚悟なく、

「いつか稼げるようになったら脱サラしよう!」

という考えでは、一生脱サラできません。

それは今までの人生を振り返ると直感的に理解できると思います。

 

今回の内容は、

「誰でも成功できますよ!」

と誤解される可能性があったので、あえて冒頭で書かせて頂きました。

確かに「誰でも成功できる」という言葉で勇気づけられる人もいるとは思います。

ですが、逆に自分のやる気やエネルギーを下げる言葉にもなり得ます。

むしろ、そう解釈するくらいの方が丁度ええと個人的に思っています。

 

それが脱サラするくらい腹が括れる人の思考や行動だと思いますし、中長期的に稼ぎ続ける、経済的に自立したビジネスを構築する人の視座です。

「まぁ、片手間でいっか!」では副業でも危ういですよっていうことですね。

ということで、

このような前提を書かせていただいた上で、確信とか関係なく理屈として、

「情報発信ビジネスでは、初心者でも全然価値提供ができますよ!」

という話をしていきたいと思います。

 

前置きが長くなりましたが、今回の本題に入っていきます。

 

「自分にも価値提供できるんでしょうか?」

このような疑問を持っているなら、まずは、

『全員に価値提供できる人間なんていない』

という大前提を理解しておく必要があります。

 

たとえば、YouTubeやSNSで発信している起業家やビジネス系インフルエンサーの人たちも、

「ジェフ・ベゾスやイーロン・マスク、ビル・ゲイツやマーク・ザッカーバーグにビジネスを教えることができるのか?」と言うと、

できませんよね?

インフルエンサーたちがアドバイスできると思っていたとしても、本人たちが価値を感じないので価値はないということです。

せいぜい彼らの動向を評論するだけで、ビジネスを教えることはできません。

そういうことです。

 

それはホリエモンや孫正義さんレベルでも同じですし、もちろん僕もそうです。

年収3億円の情報発信者に価値提供はできません。部分的に可能だとしても、僕の価値は圧倒的に薄いですし、求められていません。

 

どんなにすごい人でも、

  • 全く価値提供できない相手がいること
  • その人の価値を引き出せない相手がいること

という前提があるということです。

 

その一方で、地元の有名でもない大学に通学している大学生が、塾講のアルバイトで小学生や中学生に勉強を教えています。

この事実に注目すべきです。

つまり、

全員に価値提供することはできないけど、どんな人でも自分が価値提供できる相手は存在する。

ということです。

 

価値というのは “相対的” なものなので、お金という指標で絶対的に測ることはできません。

同じサービスでも、ある人には0円の価値でも、ある人には100万円の価値があるということは普通にあります。

 

お腹がペコペコの体育会系の大学生には、チミチミ出てくるフレンチ料理よりもキングサイズの牛丼の方が価値があるのです。

彼らにとってフレンチ料理は無価値になるわけです。

 

価値は相対的なものであるから、だから同じ塾講のアルバイトでも東大の学生よりも高い時給をもらっているFラン大学生だって存在する、ということです。

「別にそれって、詐欺でも、ボッタクリでもないですよね?」

勉強ができない生徒に1対1に親身になって教える家庭教師の授業の方が、東大生が1対多数で効率的に教える授業よりも大きな価値を感じる生徒はたくさんいるわけです。

価値の受け取り手がサービスに満足していたらそれでいいわけです。

だから別にカリスマ講師にならなくても、小学生や中学生、高校生が満足していたら、それはお客さんの目的に合った価値を十分に提供できているということになります。

 

ちゃんと価値提供できていて、その対価としてお金をもらっていて、ビジネスとして成立している。

ですがもちろん、Fラン大学生のアルバイトは東大を目指している高校生に勉強を教えることはできません。

それは本人らも自覚していることですし、ビジネスシステムとしてそんな形にはなっていないはずです。

ちゃんと大学生らもビジネスオーナーも、「大学生の提供できる価値」と「大学生が価値提供できる相手」を理解しているからです。

 

ということで、

「自分にも価値提供できるんでしょうか?」

という疑問を抱いてしまうのは、

① 価値提供できる相手が分かっていないこと
(→Fラン大学生は小学生に勉強を教えられる)

② その相手に提供できる価値や方法論が分かっていないこと
(→「小学生の勉強内容」を「塾講」というビジネスシステムで教える)

ということが挙げられるわけです。

 

そして、認識しておかないといけないのは、この①と②の両者ともに『ビジネス力』の1つであるということです。

つまり、知識の問題であって、ビジネスを勉強すれば、情報発信であなたが提供できる価値を理解することはできるし、自分が伸ばしていくべき価値も把握できるということです。

 

「自分には価値提供できない気がする」というのは “ビジネス力不足” でしかなく、知らないなら勉強しましょう!

でしかないのです。

 

もちろん、繰り返しになりますが、全員に対して価値提供できるわけではありませんし、今、自分が価値提供したい相手とは一致しない可能性はありますし、自分が提供したい価値とは異なる場合もあります。

ですが、たとえば、今すぐ、Fラン大学生が東大を目指す高校生に勉強を教えることはできませんが、それでも東大を目指す塾というシステムを作るということはできますよね?

講師を呼んできて、自分は塾の運営に回ればいいだけです。

それもまた、ビジネス力の問題ですよね?

 

(Fラン大学生が東大を目指す塾を作るというのはやや極端な例であって、現実味が低く感じたかもしれません。ですが、ここで言いたかったことは、コンテンツ力(=提供できる価値)も大事ですが、ビジネスを構築するという視点ではそれ以上にビジネス力の問題ということです。)

 

全員から100点を貰おうとしない

だから基本的に全員から100点を貰おうと思わないことです。

全員に価値提供できないということを考えると、

“全員から100点をもらうコンテンツには意味がない”

ことが理解できると思います。

 

全員から100点をもらおうとすると “誰からも相手にされない” ということが起こります。

当たり障りのない発信となって、その結果、全員から0点の判定を受けます。

 

「どういうことか?」と言うと、

例えば、女の子にプレゼントを送る時にハンカチを選んだって、誰の記憶にも残りませんよね?そのプレゼントで喜ぶということはありません。

 

つまり、「誰に?」を考えていないプレゼントを選んでしまっているのです。

でも、もしあなたがA子ちゃんに気に入られたいと思っているなら、A子ちゃんの趣味に合わせたプレゼントを用意するはずです。

何日もかけて悩んで、A子ちゃんが喜ぶプレゼントを考え抜きます。

 

それと同じで、全員から100点をもらおうとするコンテンツは、ハンカチをプレゼントするのと同じようなものです。

当たり障りのない、誰からも価値を感じてもらえない、全員からの0点のコンテンツ。

 

だから、全員から100点がもらえるコンテンツを作ろうとすべきではないし、そもそも全員に価値提供できないことを考えると、全員から100点がもらえるコンテンツなんて存在しないということが理解できるはずです。

 

全員から100が貰えるコンテンツは作れないし、存在しない。

じゃぁ、どうすればいいのか?

特に個人で情報発信ビジネスを構築するときにすべきことは何なのか?

それは、

『1万人に1人だけに、100点がもらえるコンテンツをつくる!』

ということです。

僕たちはそういう情報発信をしていかないといけないのです。

 

1万人に1人にとって、あなたがNo. 1になればそれでいいんです。

伊藤氏との対談中で、ビジネスを立ち上げたときの話で同じことを言っていましたよね?

『燻り人生をオモロい人生にしようぜ!』と言って、9999人に「はぁ?」と言われてもいい。でも、1人だけが「うわ!その通りやわ!」と強烈に共感を起こすような発信をすべき。

 

仮に、あなたの見込み客や、あなたの発信に共感を起こす人が、1万人に1人だけだったとしても、日本には1万人いることになります。

個人ビジネスの規模感なんてそれで十分なんです。伊藤氏もそれで年3,000万円と言っていたと思います。

 

1万人に1人にとってNo. 1になれればそれでよくて、そのためには、自分が価値提供できる人にその人が苦しんでいる悩みや困難、問題を解決できるのは俺やで!と見つけてもらえるような発信をしなければいけません。

それなのに、全員から100点がもらえるような発信をしていても、「あなたがNo.1です」なんて状況は作れませんよね?

 

だから、そのような状況を作るために僕たちがしなければいけないことは、

①「自分がどのような人の問題を解決できるのか?」「自分は誰に価値提供できるのか?」「自分が共感を起こすことができるのは誰なのか?」である『1万人に1人の誰に?』という部分を理解すること

②自分が価値提供できる人に、自分がそいつだと認識してもらうためのアプローチをすること

になるわけです。

 

情報発信ビジネスを構築する過程には、この2つが必要で、繰り返しになりますが、これらもビジネス力になるということです。

 

特に前者がビジネス力であると知っておかないと、

「自分に価値提供できるのかなぁ」

「自分なんかが役に立つことができるんやろか」

のような不安を覚えがちです。

でもそこは、ビジネスを勉強したかどうかの問題でしかなく、勉強すればいいだけの話でしたよね?

 

もちろん、価値が提供できる相手は決まっているので、

「僕はホリエモンにビジネスを教えたいんです!」

と言っても、ホリエモンが価値を感じないと意味がありませんし、価値を感じるはずもありません。

だから、あなたが価値を提供できる相手の候補というのは潜在的にある程度は既に決まっていて、それを考え抜くという作業をするということです。

 

僕なんかに人を集めることはできるんでしょうか?

価値と価値提供についてここまで分かると、自分にも価値提供はできること自体は理解できたはずです。

もちろん、価値には機能的価値と意味的価値(感情的価値)が存在するなど、もっと奥が深いものなのですが、まずは「自分は価値提供できる」という臨場感を持ってもらえればと思います。

 

ただ、価値提供できると理解したとしても、

「僕なんかに人を集めることができるんでしょうか?」

という新たな疑問が生まれます。

 

自分にも提供できる価値が存在したとしても、肝心のその相手が目の前にいなければ、自分に人が集まらなければ、情報発信ビジネスとして成立しないからですね。

 

ということで、この問題について考えるのに、

まずは「神ブランディングはしなくていい」ということを確認しておきたいと思います。

 

神ブランディングは、簡単に言うと、
「自分は最強です!自分みたいになりましょう!」
という立場から情報発信することです。

情報発信と聞くと、専門家や先生のような立場じゃないと発信してはいけない、ビジネスとしては成立しない、と考えられがちです。

だから自分には無理なんじゃないかなと考えてしまうということです。

 

ですが、神ブランディングなんて全くする必要はないのです。つまり、専門家、師匠、先生、神、にならなくていいんです。

(というか、むしろ中長期的なビジネスを構築するなら、そうなってはいけないのですが、その話はまた別の機会に。)

 

自分が神ポジションになる必要は全くなくて、対談中でも触れていますが、

“ちょっと先を行く先輩” のポジションでいいんです。

なぜかと言うと、情報発信のポイントは『人を集めることができますか?』だからです。

 

「いや、だから、その人を集められるかどうかが不安やから言ってんねん!w」

と思うかもしれませんが、

情報発信における「人を集めることができますか?」という意味は『人と共感を起こすことができますか?』って意味なんです。

 

つまり、ここまでの流れを加味すると、

『1万人に1人だけでいいので、共感を起こすことができますか?』

それが、情報発信における「人を集める」ということになるというわけです。

 

そう考えると、専門家や先生、師匠、神になる必要は全く無くて、むしろ等身大の発信をしている、あなたの方が余裕で人を集めることができますよね?

だって、共感を起こすことができるから。

それって言うのは、お偉い大学の教授の授業がつまらないが、そこの研究室やゼミの先輩が教えてくれる専門分野の話は楽しく聞くことができるのと似ていますね。

むしろ、偉すぎる人は共感を起こすことができません。天才には凡人の苦労が理解できないからです。

 

だから、情報発信において、

「あなたはちょっと先を行く先輩でいい」

 

その代わり、あなたがすべきことは、

あなたの発信をあなたのターゲットのド真ん中となる人が見た時に、

「うわ!この人、自分に向けて言ってますやん!!!」

と、電撃が走るような、局所的に刺しに行く情報発信をしなければいけないということです。

 

「この人は自分が進みたいと思っている道を進んでいる人なんや!」
「この人が経験した困難や苦しみは自分と同じや!」
「だからこの人についていきたいと思える」

という方向性を指し示すってことです。

 

立場のイメージとしては、

・部活の部長
・サークルのサークル長
・同好会の発起人

みたいな感じですね。

その人が中心になって人が集まっているだけで、別にその道の専門家でもなければ、1番上手い人でもありません。

人を集める力、人をまとめる能力がある人で、実力もちょっと先に始めたというだけでいいんです。

 

だから、自分が部長をやっても、監督やコーチのように教える人が別にいる、で良いんです。

情報発信ビジネスでも、コンテンツホルダーと手を組んで時分はマーケティングをやればいいし、自分のコミュニティだけど、商品は別の人のをアフィリエイトする。

そういう構図もありますし、振り返ると、僕も、伊藤氏も、最初はその形です。

 

ただ、集まってきた人はあなたに共感を起こしている、あなたのコミュニティに属しているという点では、単なるアフィリエイターとは全く違うんです。

自分で教えるという行為、自分がコンテンツホルダーになる必要はないけど、でもこのような構図を作るために、

『あなたが1万人のうちの1人にとってナンバー1の土俵』を構えていくわけです。

 

「じゃぁ、その土俵ってどうやって作ればええねん!?」

という話ですが、

  • その土俵ってどこから作ればいいのか?
  • 自分のどこから土俵が決まるのか?

と言うと、

『あなたの発信を誰に向けてするのか』で決まります。

結局、『誰に?(=ターゲットのど真ん中)』というところに戻ってきて、

「どんな土俵を構えるか?」は「誰の共感を得ようとしているのか?」、その1万人の1人に依存しているということです。

 

対談でも出てきた、自分の現状を把握する(自分の中に答えを探す)のと同時に「まずは誰の役に立ちたいのか?」を考えたというのは、自分が誰かにとってのNo.1にならないといけない状況で、その『誰』の部分を自分で明確化する必要があったということですね。

 

逆に言うと、『誰』が決まってしまうと、その人にとってNO1にならないといけないから、自然と自分の土俵は決まるということなのです。

 

「フォロワーが多くても稼げない人」と「フォロワーが少なくても稼げる人」

今はありとあらゆるジャンルで、いろんなタイプの情報発信者が存在するようになりました。

そんな中で、自分が発信しようとしているジャンル、もしくは自分が情報をキャッチしてきたジャンルを見てみると、その多くの人の発信って、

面白くないですよね?

 

「情報発信者の考え方や価値観、目指しているもの、ゴール、信念や理念が自分と合わない、だから面白くない」という場合もあるとは思いますが、ここで言う「面白くない」というのは、

“誰にとっても” 面白くない発信をしてしまっている

という意味です。

 

考え方や価値観が合わないから面白くないと感じるときは、その考え方や価値観に合致した人は面白いと感じているはずなのでむしろ正解な発信をしています。誰かにとっての面白い発信ができているということですから。

 

ですが、そのような発信ができている人も少なく、悪い言い方をすれば有象無象感のある発信をしてしまっているのです。

「Twitterで呟く直前に、本でも読んでたのかな?」

と思えるような、全員の100点を狙いにいったために、誰にも響かない。

全員から0点の発信になってしまっている。当たり前のことを当たり前に書いている。そういうことです。

 

ビジネス的には “マス” に向けて発信してしまっていると言えます。

『誰に』向けて発信してるの?というところが決まっていないから、むしろ全員に向かって発信してます!という意識では、誰にとっても面白くない。当たり障りのない。本で読んだことをそのまま書いている感じの発信になる。

 

もちろん、ノウハウっていうのは客観的に機能する、再現性のある役立つ情報なので、そういったものなんですが、ですが少なくとも発信者が発信するときには、明確な『誰』が決まっていないと、誰の目にも止まることのない情報発信になってしまうんです。

まぁハンカチをプレゼントした男子は、女の子の記憶に残らないということですね。

 

でも、本人はその失敗に気づかないのは、ある程度マスマーケティングが上手にできた人は徐々にフォロワーが増えてくるからです。

ですが、集まってきた人というのは、ターゲットは絞れていないし、あなたに共感もしていないから、あなたの見込み客の候補ではありませんし、将来的にお客さんになることは絶対にないんです。

ハンカチを配り続ければ、女子とLINE交換できるいい人にはなれるが恋愛対象ではない。ってことですねw

 

なぜ、あなたにお金を使わなければいけないのか?

その理由がないということですね。

だからフォロワーが多くでも、稼ぐことができない人が多くいるのは、全く見込み客が集まっておらず、ただのフォロワーを集めてしまっているからなんです。

つまり、それっていうのは、最初からターゲットのド真ん中(=誰に)が決まっていないから、自分が誰にとっての1番になればいいのか分かっていないということが原因なんです。

 

逆に言うと、ターゲットのド真ん中が決まっていて、その人に向かってだけ発信する人は、少ないフォロワーでもしっかりと稼げています。

例えば、友人は大学受験というジャンルで、YouTubeチャンネルの登録者が300人ぐらいの段階で、月70万円(月額課金で)を出ていましたし、

僕もTwitterのフォロワーが500人ちょっとでも月7万円を出していました。

 

それっていうのは、

『フォロワーを集めていないから』
『ターゲットのド真ん中(1万人に1人)を集めているから』

ということです。

 

自分には何もないと考えてしまう人

ここまで読むと、

「あれ?情報発信って普通に今からでも始めることできるやん?」

と思えると思います。

ジャンルとターゲットのド真ん中を決めればいいからです。

 

ですが、

「情報発信するにしても、自分には何もないしなぁ. . . 」

と感じる人もいるかと思います。

 

そんな人におすすめ解決策は

①プラス・マイナスの才能を理解する
②第三者の目を入れる

です。

 

ます『①プラス・マイナスの才能を理解する』ということですが、人生の中で自分が獲得している才能や能力には2種類あります。

それが、

  • 「マイナス」を「プラス」に克服した才能
  • 「プラス」を「飛び抜けたプラス」に伸ばした才能

です。

「マイナス」を「プラス」に克服した才能とは、

『悩み苦しんだこと、トラウマのような経験、理不尽で死にたくなったこと、シンプルな嫌なこと、人生で追い込まれたこと、などを克服した経験やその過程で身につけたノウハウ』のことを指します。

一方で、「プラス」を「飛び抜けたプラス」に伸ばした才能とは、

『好きなこと、楽しいこと、熱中没頭したこと、思わずやってしまうこと、寝食を忘れて取り組んだこと、わくわくしながらお金を払えること』を指します。

 

一般的に、「才能」と聞くと後者を思い浮かべがちです。

社会的に目立つスポーツ選手や学者などの人は、自分の得意を伸ばして他者よりも優れた状態になった人だからですね。

ですが、市場にニーズとしては、後者の「マイナス」から「プラス」になりたいと思っている人がほとんどです。

・太っているから痩せたい
・勉強ができないから伸ばしたい
・モテないからモテたい
・英語を話せるようになりたい
・人前で上手に話せるようになりたい
・営業トークができるようになりたい

みんなマイナスな状態を改善したいと思っているわけです。

ということを考えると、多くの人が経験して、乗り越えたことの方が需要があって、価値があるということですよね。

 

じゃぁ、飛び抜けた能力だけでなく、自分には欠けていた部分、凹んでいたステータスを平均に持ってきた経験やノウハウにも価値があるし、さらにそこから得意になったことやこれからも情熱を持って接することができるジャンルや分野が自分にあれば、それはこれからのコンテンツ力の伸びしろを含めて、十分に価値のあることになるわけです。

もし現状でマイナスをプラスにすることができていなくても、一緒にマイナスからプラスにしていこう!という発信も可能ですし、何度も言いますが、マイナスの部分を持った人に共感できるのは同じようにマイナスの部分を持った人なんです。

 

だから、プラスに秀でた部分だけが才能というわけではなく、マイナスも実は才能となりうるということです。

この事実を理解するだけでも、

「自分には何もないしなぁ. . . 」

と感じてしまう問題については解決できます。

 

そして、解決策の2つ目として『②第三者の目を入れる』についてですが、

自分を1番理解できるのは自分である一方で、自分の強みは自分では気づきにくい、という盲点もあります。

というのも、他人にはできないことでも「自分にとっては当たり前・些細なこと」ってよくある話で、しかも実は他人にとっては価値のあることだったというのが多々あるからです。

だって、得意なことはすんなりこなせます。

他人を見て、
「なんでこんなに遅いんやろ?」
「ん?なんか鈍くさいなぁ」
と感じたことって、自分が得意なだけだったというケースがよくあります。

それくらい自分を客観視するのは難しいのです。

 

苦手を克服したことも同じです。

苦手を克服したことを過小評価している人がたくさんいます。

「実はその話、めっちゃ為になるやん!」ってやつです。

 

自分の無自覚な部分を発見するには第三者の目を取り入れるのが1番です。

対談企画のスペシャル特典である『伊藤氏とのオウンドビジネス相談会』では、まさにそういった第三者であり、なおかつビジネスのプロ中のプロの視点、情報発信に必要な経験や強み、自分の無自覚な才能についても相談できます。

というか、情報発信ビジネスの特徴を考えるとメインとなる相談内容の1つですね。

合目的的に上手にご活用ください。

 

今日は話した内容は、ほぼ全ての人はビジネス構築すること自体は可能である!

でも、現状でビジネスできていないのであれば、それは足りない部分というのが存在するということで、その足りない部分っていうのは、覚悟であるのか。知識であるのか。自己分析なのか。もしくはこれら全てなのか。

まずは自分がどれに当てはまるか?

自分が理解することが大事であるという内容でした。

 

P. S.

最後にも話に出てきた対談特典の『伊藤による無料相談会』の申込みは【明日23時59分】までです。

また、応募が10名を超えると終了とさせて頂きます。

※定員に達すると応募フォームリンクを無効化します。

「情報発信ビジネスを始めたい。」
「自分に合ったビジネスが分からない。」
「ビジネスで相談したいことがある。」

のようなビジネスや人生に関して相談したいことが1つでもあるなら、定員人数もありますので、なる早でお申し込みください。

→ スペシャル特典『伊藤によるオウンドビジネス相談会』のお申し込みはこちら

スピード感が大事な業界なので、抽選ではなくシンプルに早いもの勝ちにしています。

 

P. P. S.

今回の内容は、

「自分にも情報発信ビジネスができるのか?」

という疑問に論理立ててお答えさせて頂きましたが、

実は普通に “情報発信ビジネスを構築する” 上で大切なことをたくさん話しました。

 

世の中には、チップスでしかない情報やノウハウにもなっていない知識が大々的に打ち出されがちです。

確かにそこで語られている知識も必要なときはあります。多分。

ですが、ビジネスの目的が小遣い稼ぎではなく、脱サラや独立ということを考えると、もっと本質的な部分から具体に下ろして考える癖が必要になってきます。

あまり多くの人が言いませんが、ネットの流れは早いので、全く同じ方法でずっと稼ぐことはできません。

時流に合わせて、ビジネスも自分のバージョンアップさせていく必要があります。

まぁそこが自分のビジネスをもつ楽しいところでもありますが。

なので、この先の変動に対応できる自分になるために、ある種の思考訓練のような形でビジネス構築していくことが必要だと僕は考えています。

 

つまり、

「なぜ、今、それで稼げているのか?」

そこを理解しておかないと、1つの形に固執して、結果的にズルズルと人生を浪費してしまう可能性もあります。

もっと言うと「そういうビジネスを本当にしたかったの?」というところにも関わってきます。

 

伊藤氏が情報発信ビジネス以外にも会社を経営できているのは、ノウハウやチップスだけを追っていなかったから、と言えます。

中長期的な目線を持って、自分が構築したいビジネス、自分が身につけたいスキルを身につけられる方法論を選択すること。

僕がずっとお伝えしている通り、

“合目的的に動く”

ということ忘れてはいけないということですね。

他人の価値観ではなく自分の価値観に則った生き方を選択するためにビジネスを学んでいるはずです。

稼ぐ手段を持つことは大切ですが、自分が実践する手段の性質や特徴を十分に理解して、その先のビジネスにも応用していっていただければと思います。

そんな視点でビジネスを学び、実践していきましょう!

 

いよいよ明日は新年企画の『最終日』になります。

内容としては “稼ぐ人が稼ぎ続けられる理由” について話します。

個人でビジネスしていくには必須の知識なので、絶対に明日もお読みいだだければと思います。