大学受験 | ノマドブログ https://okamoto712.com PC1台、好きな場所で生きる。 Mon, 06 Dec 2021 06:56:08 +0000 ja hourly 1 https://okamoto712.com/wp-content/uploads/2018/04/cropped-2018-07-07-12.01.27-32x32.png 大学受験 | ノマドブログ https://okamoto712.com 32 32 【大学受験】合格を勝ち取るために受験生が夏までにすべき英語対策 https://okamoto712.com/natsumadeni-4181.html Tue, 14 May 2019 07:04:37 +0000 https://okamoto712.com/?p=4181 5月も中旬となり、受験生は受験生としての自覚が芽生え始める頃ですが、 果たして 今の時期はどんな対策をすればよいのか? 今回は、受験生が合格を勝ち取るために夏までにすべき英語対策をまとめてみました。   夏は演...

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5月も中旬となり、受験生は受験生としての自覚が芽生え始める頃ですが、

果たして

今の時期はどんな対策をすればよいのか?

今回は、受験生が合格を勝ち取るために夏までにすべき英語対策をまとめてみました。

 

夏は演習する季節

夏は演習を大量にする季節です。

夏になると、新しいことを学ぶというよりは今まで培ってきた知識で問題を解けるようにする

また、取りこぼしてきた知識を確認し、細かな所を覚えていく、というのが夏という季節です。

そこで、夏までにすることの基本的な考え方は

夏に演習ができるようにその土台・基礎を作る

ということです。

この観点の元、本記事をお読み頂ければと思います。

 

苦手分野の克服

受験英語において、苦手分野があることは圧倒的不利になります。

例えば数学の二次試験では、

「苦手な確率問題は捨て、他の分野で完答を狙いにいく」という作戦はありえますが、

英語においてはそんな作戦は取りえません。

  • 比較は得意だけで、仮定法は苦手
  • 英文法は得意だけど、語彙力がない
  • 文法は覚えたけど、長文は読めない

これらすべてが致命的になり得るのです。

高校2年生まで勉強してきて、自分の苦手分野は把握できているはずです。

まずは、苦手を克服すること。これが受験英語において大切になります。

 

英文法は完璧にする

先の話と重なる部分はありますが、

受験において

英文法はできて当たり前。

と考えるようにしてください。

 

例えば、中高一貫の進学校では、高校英文法の範囲は中学のうちに終わることがほとんどです。

遅くとも高1には終わります。

受験における英文法の存在はそんなもんなんですね。

野球においてグローブとバット、ボールを買う。サッカーするのに、スパイクとシューズを揃える。

英文法を学ぶというのは、受験における ”道具を揃える行為” です。

英文法を一通り覚えたら、受験英語のスタート地点ってことですね。

 

まぁしかしながら、中高一貫の進学校におる人たちが全員が賢いわけではありません。

英文法ができない人も普通にいます。必要以上に焦る必要はありません。

今の時点でやるべきことは、「手遅れになる前に対策をする」ことだけです。

もちろん、英文法書の端から端まで覚えるというのは難しいことです。

しかし、もし「この単元はまるまるできない」というような文法事項があれば、すぐに潰しておきましょう!ということです。

 

おすすめ英文法書

英文法を学ぶ上でおすすめな英文法書はあるのか?

ということですが、正直な所、

『どれでもいい』

ですw

 

世の中には、アフィリ収入を狙って多くの英文法書を紹介しているブログがありますが、受験で必要な文法事項は、ほとんどの英文法書に載っています。

受験生に限っては、そのページは見なくていいということです。

細かな文法事項は演習で身につくところもありますし、
演習していて分からない事項を調べる時に、もし手持ちの文法書に載っていなければググれば済む話です。

もちろん、英文法の良書は存在しますが、それは余力がある状態や初期の頃に考えることであって、夏前の受験生はまず基礎を固めることに注力した方が良いです。

というわけで、それなりに分厚い英文法書が学校で指定されていると思いますので、その学校指定の英文法書で自分の苦手な英文法事項のところをとりあえず読んでください。

多少の良し悪しはあれど、どれがよいか吟味するのであれば、その時間を使って英文法の基礎を身につけることができますので。買い物する時間で済ましてしまいましょ!

といいつつ、受験生以外の方も読んでくれている可能性もあるので、3つほどおすすめ英文法書をめっちゃ簡単に紹介して英文法の話を終わりにしたいと思います。

総合英語Evergreen

王道中の王道ですね。多くの受験生が使っているということは、ほとんどの受験生はここに書いている知識を持っているということです。そのため、これをマスターすることはみんなと同じスタート地点に立てるということですね。そういう意味でおすすめです。(僕もこの前のシリーズの「総合英語FOREST」を使っていました)

Vision Quest 総合英語 Ultimate

こちらは学校指定で使っている「Quest Vision 総合英語」の最高位版って感じで、語法が多く載っており、また演習問題もそれなりにあることから、受験対策にもってこいです。しかし、なぜかアマゾンでは正規販売ではないらしく、値段が跳ね上がっていますので、アマゾンで買う必要はないかなと思います。

スタディサプリ


なかには英文法書を読むのが苦痛で苦痛で仕方がない!という人もいると思います。そんな人は『スタディサプリ』の動画で勉強できます。関先生の授業は飽きずに見ることができますし、1ヶ月980円で学習することができ、英文法を一通り学んだら解約すればいいですよねwまた、14日にお試し無料期間もあるので安心ですし。

 

熟語の意識

英文法の話は上で終わったわけですが、似たような話に『熟語』があります。

「英文法は覚えたが、熟語を覚えていない」という人が結構いるんですね。

しかしながら、熟語は英文法と同レベルで重要です。(問題を作りやすいから)

もちろん、志望校により多少の差はありますが、それでも文法書に書かれている熟語は最低限マスターしておき、以下のような問題集で強化するというのがよいかと思われます。

問題集は夏までに終了するのが理想ですが、終わらなくとも英文法ほど焦る必要はありません。

大学入試英語頻出問題総演習 (即戦ゼミ)

「Next Stage英文法・語法問題」とよく比較される問題集ですね。僕はネクステではなく、即ゼミ派だったので即ゼミを押させていただきます。ちなみに、即ゼミは解説が少ないと批判されますが、それは当たり前で、即ゼミの使い方は「これまで習ったきたことが覚えられているかの確認」と「自分が覚えられていない/忘れている知識を確認し、覚え直すためのもの」であって、例えば新しい文法事項を学ぶ本ではないからです。(量が多いので夏までには終わらないかもしれないです)

速読英熟語

もう一冊熟語系でおすすめなのが、速読英熟語ですね。これは速単の熟語版で、ただひたすら熟語を覚えるというのにおすすめです。即ゼミは熟語の他にも、英文法・発音・アクセント・語彙などがありますが、速読英熟語は熟語に特化した参考書になります。

 

受験英語対策 〜超基礎編〜

受験生の中には、英文法を学んできたけど、「英語の語順が受け付けられない」という人がいるかと思います。

そんな人におすすめな2冊を紹介します。

超基礎 〜英文法編〜

まずは英文法編として『英文法基礎10題ドリル』です。

Twitterでも話題になっている本ですが、僕の時代はこんな参考書はありませんでした。この本があれば、東大数学は解けるのに、英語はセンターレベルが理解できなかった友人も救われてたんじゃないかなと思うほど良い本です。

正直、英文構造の組み立てが苦手な方が、上記の即ゼミのような参考書をやったところで英語力はつきません。文章を「意味のない文字列」かのように暗記するだけになります。

そんな方はまずはこのドリルをすることで、文章の組み立て方が理解でき、英文の見え方も変わってくると思います。

超基礎 〜読解編〜

センター試験の英語を読むのに、文構造が難しく感じる人におすすめなのが『単語を覚えたのに読めない人のための 英文読解のオキテ55 』です。

主語や動詞、修飾など、あまりわからない、そもそもどう読み進めて良いのかが分からないという英文解釈のスーパー初心者用参考書です。(英文解釈については後述)

 

盲点となる英文解釈

勉強の計画を立てる時、案外盲点となるのが『英文解釈』という分野の学習です。

「英文解釈」の考え方は人により多少違いますが、僕は

英文解釈を学ぶことは「自分が読める英文を増やす」こと

と理解しています。

結局『1文が読めるか読めないか』で『問題が解けるか解けないか』を左右すること多々あります。

逆に、ライバルと最初に差をつけるチャンスとなりえるのが『英文解釈』の勉強ということです。

ですので、英文解釈を長文問題演習の前に学ぶことをおすすめしています。

ということで、ここでは英文解釈の初級・中級の英文解釈のおすすめ参考書を紹介しておきます。

大学受験のための英文熟考

僕のブログで度々出てくる参考書ですが、英文解釈のポイントが完結にまとめられており、薄いのに同じポイントの問題が複数載っていることから、本当に大事なエッセンスがギュッと詰まった良書となっています。関係代名詞の解説で少し議論はされていますが、それを引き合いに出しても、やっておくべき参考書だと思います。ちなみに、上下の2冊から構成されています。

英文熟考については、こちらの記事でも紹介しています。

 

英文解釈の技術100

こちらは英文解釈の王道の参考書です。基本的な文章は読めるレベルの人におすすめです。また、シリーズとなっていて、たくさんの種類がありますが、中級以上の人はノーマルの「英文解釈の技術100」で良いかと思います。

 

英文法→英文解釈→英作文と長文。単語・熟語は常に。

長文問題の演習の前に、英文解釈を学ぶということでしたが、

基本的な英語を学ぶ順番は、

英文法 → 英文解釈 → 英作文&長文
単語・熟語は常に同時並行

がよいと考えています。

初っ端が「英文法」で、「語彙」は常に同時並行って感じです。

また、英文解釈をすることで、文構造がクリアに理解でき、その後の英作文にも生きるので、英作文および長文演習の前にしておくことをオススメしています。

もちろん、人によって多少の順番の前後はあったとしても基本的な流れはこんな感じです。

この流れを参考に学習計画を立ててもらえればと思います。

 

単語帳は自作、もしくはカスタマイズ

最後に語彙についてですが、僕は市販の単語帳の他に、日頃の学習の中で自分がわからなかった単語をノートにまとめることをおすすめしています。

それは日頃の学習で出てきた知らない単語を素通りしないためですね。

日頃の勉強で出てきた英単語が自分の使っている単語帳に載っているか。

載っていないのであれば、素通りするのではなく、覚えていく必要があります。

 

そこで、自分の使っている単語帳に載っていなかった単語をまとめておくノートを作成します。

そんなにきれいに書く必要はなく、左半分は英語、右半分は日本語のようにわけ、意味や使い方をまとめていくだけでよい。そして、そのノートは単語帳と一緒に持ち歩き、随時復習していくって感じです。

また、これを作成する理由としては

たとえ単語帳に載っている単語だとしても自分の苦手な単語を把握するためです。

人によって覚えやすい単語と覚えにくい単語が存在します。自分と相性が悪い単語ですね。

そんな相性が悪い単語は、わざわざピックアップして、きちんと覚えてやる必要があります。

 

また苦手な単語でも自分でまとめてやることで、逆に得意になったりもします。

以上のような理由から、僕は自分で単語帳のようなものを作成することをオススメしているということです。

まぁそれに、単語帳に載っているいない単語は確かに出題率はひくいかもしれないですが、

せっかく出てきたのだから覚えておくに越したことがないですよね。

単語帳に載っていない単語を知っていることに有利には違いがないですし、

受験英語において『語彙力』は最大の武器となりえます。

 

最後にこれだけ。

はい、ここまで受験生が夏までにやっておきたい英語対策を書いてきましたが、

最後に1つだけ書いて終わりにしたいと思います。

それは、よく言われることでもあるのですが、

「受験の結果、どの大学にいくか」というのは実は、人生に大きな影響を与えない。
しかし、『この1年間をどう過ごすか」は人生に大きな影響を与える。

ということです。

この1年間で『頑張る時に頑張れる人間になる』ことは人生の財産になると思います。

ここから先、辛いことも、悩むことも、落ち込むことも、自暴自棄になることも、なにか理由を付けて辞めたくなることも、あるかと思います。しかしながら、過去の自分はきっと今の自分を支えてくれます。健康に気をつけて、後悔のない受験を送れることを願っています。応援しています。

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【リーディング編】国語が苦手な人のための英語の勉強法 https://okamoto712.com/bad_at_japanese-1840.html https://okamoto712.com/bad_at_japanese-1840.html#comments Sat, 16 Dec 2017 14:59:57 +0000 http://okamoto712.com/?p=1840 『国語ができない・・・』 理系にありがちな絶望的に国語が苦手。 それに付随して英語の成績も低く、大学受験死亡フラグ立ってるやん。。。 というのはよくあることだと思います。   はい、、、 「国語が苦手過ぎて、英...

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『国語ができない・・・』 『国語ができない』

理系にありがちな絶望的に国語が苦手

それに付随して英語の成績も低く、大学受験死亡フラグ立ってるやん。。。

というのはよくあることだと思います。

 

はい、、、

「国語が苦手過ぎて、英語の成績も鬼低い」という罠にハマっていたokamotoです。

もうずっぽりとハマっていましたw

国語が苦手という分野に関しては、常に学校代表のポジションを維持していました。

 

ちなみに、具体的にどれくらい苦手だったのかというと、

小学校の塾で国語のテストの点数は、クラスでビリは当たり前で、

塾全体で下から2番目(いわゆるブービー)が定位置でした。

(注意書きとして、塾全体のビリは毎回違う人が取っていたので、実質僕がビリという噂w)

まぁこれくらいには、国語が苦手でしたね。

 

国語に関しては、小学生の頃から苦手だったので「もう無理だ」と思い、正直自分の中で諦めていました。

でも英語は、中学校で同時に勉強し始めるのに、周りと比べて成績が低いというのが当時の僕は受け入れられませんでした。

そして何より

国語ができる(流れで意味を推測する文脈判断やそれっぽい日本語訳を完成させる文章構成力)人は、単語力や文法力がなくても、模試などでそれなりに良い成績をとってくることが癪でした。

「国語力が無いことでめっちゃ苦労してきたのに…。算数や理科でカバーするのどんだけ苦労したと思ってんねん。ここにきて、また国語力のせいで英語までできへんのかよ」

 

そのストレスがピークに達した時、

『絶望的な国語力でも英語の成績を伸ばしたるわ!』

そう決心して、国語が苦手なやつがどのようにしたら英語ができるようになるのか?

このことにフォーカスして、英語を勉強を開始した中学2年生の夏でした。

 

国語が苦手な人の英語の勉強方法

国語が苦手な人の英語の勉強方法

こんにちは。okamotoです。

というわけで、今回は国語が苦手でそのせいで英語の成績も伸び悩んでいるという人に向けて、

国語が苦手なヤツがどのように英語の点数をもぎ取っていくか、について書きたいと思います。

 

前置きはもう十分そうなので、早速本題に入っていきますが、

国語力がないために英語の成績も伸び悩んでいるという人に僕がオススメしている勉強方法を紹介します。

それは、英文解釈を徹底的にするということです。

英文解釈は、その英文がどのような構造になっているか理解することです。

例えば、

Many people seem to have built their lives around the notion that they are in some way indispensable to children, and to question this is to attack the very center of their being. 

京都大

といった英文がある場合、

  • どれが主語で、どれが述語か。
  • どの単語がどれを修飾しているのか。
  • 目的語はどれか。

など、ちゃんと文法的に説明できるか?というのが英文解釈です。

 

では、なぜ国語力が無い人が英文解釈を徹底的にすべきなのか?

国語力無い人にとって武器になりえるのか?

これらについて考えてみます。

 

英文解釈を学び、英文の透明性をあげる

英文解釈を学び、英文の透明性をあげる

僕が思う、国語力のある人の一番の強みは、

理解できない不明瞭なところを、理解できる点から結びつけ、理解できるようにする力が優れていること

だと思います。

 

例えば、先程の京大の文章ですが、

上の文章で使われている単語というのは、結構簡単です。

単語があまり難しいというわけではありませんが、英文の構造としては特徴があります。

しかし、国語ができる人というのは、

この構造が説明できなくても意味が読み取れたり、日本語に訳す際になんか正解の綺麗な日本語に辿り着いたりします。

 

しかし、日本語が苦手な人にほそれができません。少なくとも僕はできませんでした。

そのわからないところを補う能力が国語が苦手な人は低いのです。

では、どうすればいいのか?

それは構文としてわからないところを失くせば良いのです。

 

上の文でいうと、

to不定詞の中に現在完了形があるから、時制が一個前だな、

in some way は、SVCのVとCの間に挿入されているな、

などなど、英文の構造をしっかり理解することで、英文のクリアさが格段に上がります

 

英文をクリアにして、極力文章を理解しやすいように噛み砕いてあげればいいんもです。

まさに、不透明な部分を補う国語力が無いのであれば、その不透明な部分を失くすという方法です。

そして、国語力のない人のもう1つの特徴は、うまく日本語訳ができないということです。

もしかしたら、僕のブログを読んでいる人の中には、こいつの文読みにくいなって感じている人がいるかもしれませんw

まさにそれです。

その日本語を構築する能力の低さもまた、解釈を徹底的にクリアにすることで、拙い日本語でも減点されにくい解答にすることができます。

 

このように英文解釈を鍛えることによって、国語力の無い人の弱点である

  • 不明瞭な点を補うこと
  • 綺麗な日本語訳にすること

をカバーすることができるのです。

 

英文解釈は総合力である

英文解釈は総合力である。

さて、英文解釈が、日本語が苦手な人の救いの手となる、ということがわかってもらえたところで、

英文解釈ってどうやって勉強してけばいいのか?ということについて説明に移ります。

 

英文解釈の参考書を読んでいるとわかることですが、英文解釈って英語の総合力演習なんですね。

初めに、英文解釈とは文法的に説明できることと述べましたが、

文法的に説明するためには、文法を知っていなければいけません。

また、単語の用法を知っていなければ、文がどのようにつながっているのかはわかりません。

take it for grantedという用法を知っていれば、このitは何を指しているのだろう、ということで悩む必要も無く、逆に内容を解釈するヒントになります。

単語や熟語の使い方の理解度の向上にもつながります。

中学校から英語の勉強を開始し、英文法を学び、単語を覚え、用法を理解し…と学んできた英語の総合演習が英文解釈なのです。

それを聞くと、英文解釈をすれば英語の成績が伸びるのも理解してもらえるとは思いますが、
英文解釈に力を入れて授業をしている学校もなかなか少ないのかな、という印象を受けガチです。

 

話が少し逸れてしまいましたので、戻しますと、

この英文解釈の演習って国語力がある人がなかなかしないというのも、国語力が無い人の武器になり得る理由でもあります。

国語力がある人って、ある程度できてしまうので、他の部分に力を入れがちなんですね。

しかも、テストで英文解釈を間違えた時でも、なんとなく

「あー、読み違えてしまったなぁ。でも次はできそうだな」

で終わってしまうという傾向があります。

 

でも、この英文解釈ってある程度パターンがあるんですね。

なので、やっておくだけで英語の癖みたいなもの自体がわかるんです。

そこを強化することで、英語の成績を安定化させる、むしろ差をつけるっていうのが作戦です。

 

英文解釈を学ぶことは未来の自分に繋がる

英文解釈を学ぶことは未来の自分に繋がる

最近の受験英語において、英文解釈の難易度は下がってきています。

東大のように英文の情報処理能力・速度を重視する内容のテストを取り入れる学校が増えてきているんですね。

さらに、「受験英語を4技能に」という流れもあることから、さらに英文解釈の存在感は薄くなるかもしれません。

(重要性や成績に繋がることは変わらないのですが)

でも、英文解釈は受験英語で武器になり得るだけでなく、大学に入った後にも生きるということ、学生のみなさんに理解してもらいたいんですね。

受験英語をやっても英語は話せるようにならないという話はよく聞きます。

それはまぁ当たり前ですw

というのも、そもそも大学受験の英語の目的は、大学で教授の下で論文を読み書きできるようになるためにあるからです。

最近、職業訓練所と化してしまいがちな大学ですが、そもそもは学業をする場です。

そして、その学業を形にする方法が論文なので、

大学に入るテストが、その論文を読み書きする能力があるのかを図る内容であるのは当たり前のことです。

旅行に行った時に英語で買い物ができるか?のテストではありませんw

そういった類の英語は自分で身につければ良いというわけです。

僕は大学で活躍するにおいては、受験時に英文解釈をきちっと学んだ学生であると思っています。

センター試験の問題を反復練習することで、問題傾向を掴み、高得点を取った学生ではなくて、です。

そういう大学受験の本質を考えた上でも、英文解釈は重要であると考えています。

 

ファッション留学にならないために

ファッション留学にならないために

また、最近、語学留学が珍しくない世の中にはなりました。

留学経験者は、ある程度は英語を話せるようになり、帰ってきますが、ファッション留学になりがちなのも事実です。

「文法が間違ってても伝わるからとりあえず話すべきだよ!」

その主張は僕も賛成ですが、

間違った英文のまま成長欲も失って、話すメンタルだけ強くなるメンタリストになってしまってもいいという訳でもありません。

もったいないですよね。

 

日本で英語を意識していなかったけど、大学でなんとなくかっこよく見えるから留学に行ってみる。

留学にいけば英語はできるものやろ、という認識で留学する。

就活に有利そうだからとりあえずいく。

その流れが強い気がします。

その行動力は大好きですが、やはりもったいない気がします

日本にいる間に下地を作って留学にいく、という方法も視野に入れてみては?

と思ってしまうんですね。

 

回りくどい言い方になってしまいましたが、

英文解釈が英語の総合演習であることを考えると、中学・高校という期間にしっかり英文解釈を学ぶことは、
将来、大学で留学という選択肢が視野に入った時に海外での高い成長率につながる、ということを僕は知っておいて欲しいのです。

 

英文解釈のオススメ参考書

ここまで英文解釈について、珍しく熱く語ってしまいましたが、

では、どのような英文解釈の参考書がオススメなのか?

最後に英文解釈のオススメ参考書を紹介して終わりにしようかと思います。

 

先の文で書いたように、大学受験として英文解釈の問題の難易度は易化しています。

情報処理能力に重きを置かれている流れを汲み取ると、

今までのようなめっちゃくちゃ難しい参考書が必要なのは、一部の大学だけであるとは思います。

そんな現在の傾向では、基本的な所をカバーしつつ、応用も効く汎用性の高いものをやるべきだと思います。

ということで、僕がオススメしているのは、

大学受験のための英文熟考 上・下 (熟考シリーズ)

 

 

オススメの理由は、汎用性の高さ、これを基盤に英語そのものの底力が押し上げられる点、そしておもろい、といった所でしょうか。

ほとんどん大学受験生はこの一冊で十分だと思っています。

CDがついていて、あの有名な竹岡先生を聞きながら復習が簡単にできるというのも、良い点でしょう。

まぁこの一冊で、だいたいの受験問題の英文構造が理解できるようには思います。

もし、京大や慶應(文)のような英文解釈が難しい大学を受けるという人は、

英文読解の透視図

がオススメですね。

内容を見てみると、英文塾考の難しい版で、内容的にもかぶっている部分が多いので演習って感じで英文熟考の次にやることをオススメしています。

また、見ている人にいるのかわからないですが、

もし大学生で家庭教師になって、高校生に英語を教えることになり、英文解釈について深く語りたいという方がいましたら、

 

思考訓練の場としての英文解釈(1)(2)(3)

を読んでみると良いと思います。

この界隈で一番難しいと言われており、且つ良書です。全3巻からなっています。

受験生は必要ありません。ここまでやるのは、もう志望校合格が決定しているほど成績がよく、他にやるものが無いという方だけです。

 

はい、以上が僕がオススメしている参考書です。

他にも良書はもちろんたくさんあるのですが、あまり多く紹介しても混乱だけですし、そして、現在の受験の傾向を汲み取るとこんな感じかなって感じです。

 

今回はあくまで、大学受験という点から英文解釈のオススメ参考書を紹介しました。

少し触れてように、家庭教師とかやり始めたらもっとたくさん参考書があるので、その場合は、もっとやるべきだと僕は思いますね。

はい、では、今回は以上になります。

最後になりますが、

国語力がなくて英語ができないと落ち込んでいる人へ。

僕も絶望的に国語力がコンプレックス、何度も何度も足を引っ張られました。

でも、言い方は悪いですが、たとえ国語力がなかろうが受験英語ごときはなんとかなるものです。

僕の場合は、学生の頃、日本一英語が難しいと言われている京都大学(農学部志望)の京大模試で英語の偏差値はだいたい70はありました。

だから、国語力はなかろうが、英語はできる。

自分の世界を狭めないで、もがき苦しみながらでも、英語の成績を伸ばしてやりましょう!

では!!!

 

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