国語が苦手シリーズ | ノマドブログ https://okamoto712.com PC1台、好きな場所で生きる。 Mon, 06 Dec 2021 07:01:33 +0000 ja hourly 1 https://okamoto712.com/wp-content/uploads/2018/04/cropped-2018-07-07-12.01.27-32x32.png 国語が苦手シリーズ | ノマドブログ https://okamoto712.com 32 32 【リスニング編】国語が苦手な人のための英語の勉強法 https://okamoto712.com/listening_kokugonigate-2457.html Tue, 19 Jun 2018 09:34:48 +0000 http://okamoto712.com/?p=2457 こんにちは。okamotoです。 記事の更新が久しぶり過ぎて、オープニングトークが全く浮かばないので 早速本題に入っていきたいと思いますw 今回の内容は、好評シリーズ『国語が苦手なやつのための英語の勉強法』です。 それの...

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こんにちは。okamotoです。

記事の更新が久しぶり過ぎて、オープニングトークが全く浮かばないので
早速本題に入っていきたいと思いますw

今回の内容は、好評シリーズ『国語が苦手なやつのための英語の勉強法』です。
それの『リスニング編』です。

繰り返しになってしまいますが、
僕は国語が大の苦手です。
いわゆる言語センスがない人です。

英語の先生や講師、英語界隈の重鎮の方々の中には、

言語習得はセンスが必要なものだから、
言語センスがない人は、いくら努力をしたところで英語ができるようにはならない。

と言う人もいますね。

しかしながら、
「余計なお世話やわ!」って思うわけでw

そこで、
『国語が苦手なやつ、特に僕のように言語能力が皆無のやつが
 どう踏ん張ったら英語で人並みになれるのか?
 あわよくば、人並み以上になるにはどうすれば良いのか?

について、自分を実験台にしていろいろ思考錯誤してきたことをここにまとめていきます。
今回は、その「リスニング編」ということです。

ちなみに、「リーディング編」はこちら⬇

【リーディング編】国語が苦手な人のための英語の勉強法

2017年12月16日

国語の苦手な人のリスニングの特徴

国語が苦手な人がリスニングが苦手になる原因として

処理能力が遅い

ということが挙げられます。

「処理能力」は、音声を聞いてその音の表す意味をが理解する能力です。
音を聞いてその音の為す意味を理解する能力が遅く、理解に達するまでの時間が長いということです。

国語が苦手な人って、別に音が聞こえないわけではないんですね。
音を識別することはできます。
しかしながら、その音が表す意味を認識するのに時間がかかるというパターンがあるのです。

そこで、もしあなたがリスニングが苦手なら、

  • 音自体が聞き取れないのか?
  • 音は聞こえるが、音の表す意味を理解するのが遅いのか?

この2つのどちらに自分が当てはまるか、考えてみます。

おそらくですが、
言語センスがある人でも前者で引っかかることはあると思います。
でも、後者で躓くことは少ないのかなと思いますね。
(言語センスがある人の気持ちはわかりませんがw)

一方で、言語センスのない人(国語が苦手な人)は
この両者に躓く可能性があります。
そのため、今の自分がどちらの属性に入っているか考えてみてください。

音自体が聞こえない場合は、
一般的なリスニングの学習法をすれば音が聞こえるようになるはずです。
(ブログではまだリスニングの学習法をまとめていませんが、
「無料メルマガ」登録時に配布している英語学習特別講義のPDF内では、
リスニングについて触れているので、登録がまだな人はそちらを確認してください。
その他、いろんな方がブログでリスニングの学習方法を紹介していると思うので、
ググってみてください、と他人に投げてみますw)

ここでは、後者の「音の表す意味を理解が遅い」場合に焦点を当てて考えていきます。

音の表す意味を理解するのが遅いとどうなるか?

では、音の表す意味を理解するのが遅いとどのような不都合な自体が起こるかというと
続くセリフを聞きぞびれてしまうんですよね。

まぁ予測通りの答えですねw

例えば、

 ”When Tom gets drunk, he gets crude and offensive. Stay away from him.”

と言う文を聞く時に、
When Tom gets drunk, he gets crude and offensive…
くらいのところまで言われて、
「トムってやつがいて、あー、酒を飲んだ時の話なんやなー」
ってくらいのところまで理解が進みます。
そして、次の文を理解しようとした時にはもうその先の文が言い出われ出してしまいます。

そのため、
次に続く文は聞きそびれるし、
音として聞こえていたはずの ”gets crude and offensive” のところも分からんくなるしで、
結局、「トムが酒を飲んで酔っ払った」ってことしか頭に残らない、ということが起こるわけです。

だから、TOEICとかだと、
パート1やパート2の問題までならあまりストレスなく問題を解くとこができるんですが、
パート3やパート4になってくると、パニックになってくるわけです。

こういうことを伏せぐためにも、
音の表す意味を理解する速度をあげる必要があります。

音の表す意味を理解する速度をあげる英語リスニング練習法

このような特徴を持つ人は『理解する瞬発力』を鍛える必要があります。

そのために

徹底的に瞬時に1文を理解する練習

を繰り返します。

ガンマンの早打ちみたいな気持ちで
1文を瞬時に理解する練習を繰り返します。

少し余談ではありますが、学習する時は
『何にフォーカスするか』
『この練習によりどのような能力を伸ばしたいか』
目的意識をしっかり持つ必要があります。
行為の目的を明確にすることで、学習により得られる成果物が大きく変わってきます。

今回の場合でいうと、
ただ英語を聞くのではなく、「瞬時に理解してやるぞ!」という意識を持つことです。

「自分の理解」と「英語の発話」に時差がなくなるまで
短文の1文を瞬時に理解する練習を繰り返します。

そして、注意点としては、
『日本語訳に訳さずに理解できるようになる』ということです。

日本語に訳すと理解は深まります。
しかしながら、日本語に訳すという過程を挟んでいるため、
そもそもの瞬時に理解するという目的から外れています。

 

例えば、

「Go to bed」

と言われて、「寝る」と日本語に訳さなくても理解できますよね。

『あーはいはい、Go to bedしますよー』って感じですよね。

この感覚で短文を瞬時に理解できるよう、繰り返し繰り返しトレーニングします。
短文の1文を瞬時に理解できるようになれば、次にある程度の文量の1文、
それができたら2文を、とどんどん文量を増やしながら瞬時に理解する練習をしていきます。

【トレーニング方法】

①短文の1文を瞬時に理解する練習
②ある程度の文量の1文、もしくは2文を瞬時に理解する練習をする
③どんどん長くしていき、簡単な長文を理解する練習をする
④難しい英語の長文を瞬時に理解する練習をする。

リスニングにおすすめな参考書

では、トレーニング方法について書いたので、
最後にこのトレーニングにおすすめの参考書を紹介して終わろうかと思います。

僕は、短文を一瞬で理解する特訓に、短文を次々読んでくれる音源をおすすめします。

そこで、紹介するのが『瞬時にわかる英語リスニング大特訓』です。

この参考書は短文を読み上げてくれるだけでなく、学びもあるような音源となっています。

『瞬時にわかる英語リスニング大特訓』

中身は、リスニングの注意点ごとにまとめられており、例文が読み上げられます。
そして、その短文がとにかく短文です。短文がたくさん乗っている優良な参考書です。

例えば、
『t音、d音、l音、n音で終わる単語の次の語が母音で始まる場合、前の音と繋がって聞こえる』
というパターンを学ぶために以下のように、そのような音のつながりとそれを使った例文を音声で読み上げてくれます。

まぁ理想としては、例文だけを読みあげてくれるだけで十分なんですが、
左側部分も読み上げられてしまうのですが、それを差し引いても良いものかと思います。

その他にも、似た音の聞き分けの短文日常的に使うであろう口語表現の音声も入っており、
内容が充実しており、内容のある音声となっています。

DUO 3.0 / CD復習用

説明不要なほど有名な単語帳ですね。
受験生だけでなく、大人になって英語を勉強している人にも愛されているDUO3.0の音声です。
このDUO 3.0の英文が、リスニングの内容としても最適なんですよね。

その理由が

  • 1文にある程度の文量がある。
  • 文に内容がある。
  • 文や単語がある程度の難易度ある。

が挙げられます。

先に紹介した『英語リスニング大特訓』は、とにかく短文であることが選出理由でした。
また、文の難易度というよりも、音の特徴が優先されて収録されています。

しかし、DUO 3.0はもともとが単語帳であるということもあり、
出てくる単語もある程度の難易度のものです。

そして何より、DUOという単語帳が絶大な人気を誇っている理由でもある『使われている文の自然さ』がリスニング教材としても利用できる理由です。

かつて、単語帳の紹介記事の中でも、
DUOの汎用性が高さから英語の軸作りに適した単語帳であるとおすすめしましたので、
このリスニングでも出てきたかと思った人もいるかもしれませんが、
それくらいこのDUOという単語帳は英語学習者にとって、使える仕様になっているということです。
どんな形であれ、誰しもが通る道と化していますね。

この最強である単語帳、DUOの音声は別売りされていますが、
DUOを持っている人ならみんな持っているかとは思います。
それを単語を覚えるためではなく、「リスニングを強化する」という意識の元で聞いて見てください。

クドイようですが、意識はかなり大事です。
同じ行為をしても、どこに意識をおいて学習するかによって、得られる成果物が異なります。
今まで単語を覚えることにだけ意識を置いてDUOを使用していたのであれば、
今度は、『瞬時に英文を理解すること』に意識を置いて、DUOの音声を聞いてみてください。

はい、以上が、1文や短い内容での理解能力強化におすすめな参考書になります。
この2つで短文を聞くトレーニングをすれば、もう次は長文でリスニングの練習に移ります。

長文でのリスニングの練習の教材は、ある程度なんでも大丈夫ですが、
1つ注意点をあげるとすれば、簡単なレベルの長文からリスニングをするのが良いと考えます。

『メルマガの英語特別講義』のPDF内で「読み返し対策」としておすすめしている方法なのですが、
自分の最大の7割レベルの長文リスニングを完璧に聞けるようになることから始めることをおすすめします。

「英文を聞いて理解するまでの時間を短くすること」を目的としています。
そもそも内容の難しいものでリスニングすると理解が遅くなってしまうので、まずは簡単なものから慣らしていくという作戦です。

日本語でも、難しい聞きなれない内容の者は理解が遅れますよね。
ですので、まずは簡単な長文から始めようということです。

簡単な長文が瞬時に理解することができるようになったら、
自分が聞き取りたいと思っているもの、
TOEICであるならTOEICの音声であったり、
youtube動画ならその動画であったりと、好きなもので練習していけば良いと思います。

そこで、簡単な長文として何を使えば良いか?

自分のレベルの7割ということで
人によって適した教材は変わってきますが、
どの教材がいいのかなかなか分かりにくいところでもありますので、
自分にぴったりのがわからないという人には次の2つを参考にしてみてください。

奇跡の音(ミラクルリスニング) 8000ヘルツ英語聴覚セラピー

簡単なストーリーとなったリスニングの参考書です。
コンセプトとしては、日本人の苦手な8000Hzの音を聞けるようになるようにトレーニングするというものです。
8000Hzの効力は謎ではありますが、ストーリーの難易度として簡単であり、
内容が旅行をする主人公の人の会話であるため、ある程度は実用性のある英語の内容となっています。

速読英単語1必修編CD

大学受験の英単語帳として有名な一冊となっていますね。
物語ではないですが、内容のある文章を提供してくれます。
音声のCD付きの方があるんもで、そちらを購入いただければ、リスニング教材として利用できます。
難易度としては先ほどの8000Hzよりも難しいものとなっていますが、
大学受験を経験している人であれば、そんなに難しいと感じるものではないのかなという印象ですね。

アプリ紹介

はい、最後にぜひスマホに入れておいて欲しいアプリの紹介です。

それが『語学プレーヤー』です。

「語学プレーヤー」はNHK語学教材を購入して再生できるプレーヤーです。
もちろん一般の音声ファイルの再生もできます。

僕は瞬時に理解するトレーニングをする際、
音声の速度を早めて、より負荷をかけるようにしています。
負荷のないトレーニングに成長はありません。

といことで、再生速度を1.2〜1.5倍速にして、このトレーニングを行っています。
再生速度を早くすることで、
「おおー、俺は今、瞬時に英文を理解するトレーニングをしているんだー!」
と、意識を向けることもでき、さらに自己陶酔も浸ることもできます。

それに、このトレーニングに限らず、音声の速度調節は語学学習に必須ですので、
ぜひこのアプリは入れておいてください。
※内部課金はありますが、自分で用意した音声を再生するだけならば無料です。
僕は無料でしかこのアプリを使ったことがありません。

はい、以上が今回の内容になります。

 

今回は、『国語が苦手な人が英語のリスニングをどのように勉強すればいいのか』
に焦点を当てて記事を書きました。

一般的に国語能力がない人は英語は諦めようという風潮にあります。
僕も諦めようと思ったことは何度もあります。
全然、成長しないのに勉強し続けること程ストレスが溜まることはありませんよね。
でも、人よりも時間がかかっとしても諦めたくないんですよね。

受験英語程度では、挽回することは可能でした。
そして、次に一般的な英語においても、僕は諦めたくないんですね。
これから先もどんどん追求していき、学習して、得られたものを日々更新していきたいと思っています。

もし、この記事を読んでいる人の中に国語が苦手で英語を諦めかけていたという人がいましたら、
僕の記事を読んでもう一度だけ挑戦してみませんか?

そのような人のモチベーションを上げるためにも、学びがあり、面白い記事を書いていきたいところです。

はい、ということで以上です。

それでは!

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【リーディング編】国語が苦手な人のための英語の勉強法 https://okamoto712.com/bad_at_japanese-1840.html https://okamoto712.com/bad_at_japanese-1840.html#comments Sat, 16 Dec 2017 14:59:57 +0000 http://okamoto712.com/?p=1840 『国語ができない・・・』 理系にありがちな絶望的に国語が苦手。 それに付随して英語の成績も低く、大学受験死亡フラグ立ってるやん。。。 というのはよくあることだと思います。   はい、、、 「国語が苦手過ぎて、英...

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『国語ができない・・・』 『国語ができない』

理系にありがちな絶望的に国語が苦手

それに付随して英語の成績も低く、大学受験死亡フラグ立ってるやん。。。

というのはよくあることだと思います。

 

はい、、、

「国語が苦手過ぎて、英語の成績も鬼低い」という罠にハマっていたokamotoです。

もうずっぽりとハマっていましたw

国語が苦手という分野に関しては、常に学校代表のポジションを維持していました。

 

ちなみに、具体的にどれくらい苦手だったのかというと、

小学校の塾で国語のテストの点数は、クラスでビリは当たり前で、

塾全体で下から2番目(いわゆるブービー)が定位置でした。

(注意書きとして、塾全体のビリは毎回違う人が取っていたので、実質僕がビリという噂w)

まぁこれくらいには、国語が苦手でしたね。

 

国語に関しては、小学生の頃から苦手だったので「もう無理だ」と思い、正直自分の中で諦めていました。

でも英語は、中学校で同時に勉強し始めるのに、周りと比べて成績が低いというのが当時の僕は受け入れられませんでした。

そして何より

国語ができる(流れで意味を推測する文脈判断やそれっぽい日本語訳を完成させる文章構成力)人は、単語力や文法力がなくても、模試などでそれなりに良い成績をとってくることが癪でした。

「国語力が無いことでめっちゃ苦労してきたのに…。算数や理科でカバーするのどんだけ苦労したと思ってんねん。ここにきて、また国語力のせいで英語までできへんのかよ」

 

そのストレスがピークに達した時、

『絶望的な国語力でも英語の成績を伸ばしたるわ!』

そう決心して、国語が苦手なやつがどのようにしたら英語ができるようになるのか?

このことにフォーカスして、英語を勉強を開始した中学2年生の夏でした。

 

国語が苦手な人の英語の勉強方法

国語が苦手な人の英語の勉強方法

こんにちは。okamotoです。

というわけで、今回は国語が苦手でそのせいで英語の成績も伸び悩んでいるという人に向けて、

国語が苦手なヤツがどのように英語の点数をもぎ取っていくか、について書きたいと思います。

 

前置きはもう十分そうなので、早速本題に入っていきますが、

国語力がないために英語の成績も伸び悩んでいるという人に僕がオススメしている勉強方法を紹介します。

それは、英文解釈を徹底的にするということです。

英文解釈は、その英文がどのような構造になっているか理解することです。

例えば、

Many people seem to have built their lives around the notion that they are in some way indispensable to children, and to question this is to attack the very center of their being. 

京都大

といった英文がある場合、

  • どれが主語で、どれが述語か。
  • どの単語がどれを修飾しているのか。
  • 目的語はどれか。

など、ちゃんと文法的に説明できるか?というのが英文解釈です。

 

では、なぜ国語力が無い人が英文解釈を徹底的にすべきなのか?

国語力無い人にとって武器になりえるのか?

これらについて考えてみます。

 

英文解釈を学び、英文の透明性をあげる

英文解釈を学び、英文の透明性をあげる

僕が思う、国語力のある人の一番の強みは、

理解できない不明瞭なところを、理解できる点から結びつけ、理解できるようにする力が優れていること

だと思います。

 

例えば、先程の京大の文章ですが、

上の文章で使われている単語というのは、結構簡単です。

単語があまり難しいというわけではありませんが、英文の構造としては特徴があります。

しかし、国語ができる人というのは、

この構造が説明できなくても意味が読み取れたり、日本語に訳す際になんか正解の綺麗な日本語に辿り着いたりします。

 

しかし、日本語が苦手な人にほそれができません。少なくとも僕はできませんでした。

そのわからないところを補う能力が国語が苦手な人は低いのです。

では、どうすればいいのか?

それは構文としてわからないところを失くせば良いのです。

 

上の文でいうと、

to不定詞の中に現在完了形があるから、時制が一個前だな、

in some way は、SVCのVとCの間に挿入されているな、

などなど、英文の構造をしっかり理解することで、英文のクリアさが格段に上がります

 

英文をクリアにして、極力文章を理解しやすいように噛み砕いてあげればいいんもです。

まさに、不透明な部分を補う国語力が無いのであれば、その不透明な部分を失くすという方法です。

そして、国語力のない人のもう1つの特徴は、うまく日本語訳ができないということです。

もしかしたら、僕のブログを読んでいる人の中には、こいつの文読みにくいなって感じている人がいるかもしれませんw

まさにそれです。

その日本語を構築する能力の低さもまた、解釈を徹底的にクリアにすることで、拙い日本語でも減点されにくい解答にすることができます。

 

このように英文解釈を鍛えることによって、国語力の無い人の弱点である

  • 不明瞭な点を補うこと
  • 綺麗な日本語訳にすること

をカバーすることができるのです。

 

英文解釈は総合力である

英文解釈は総合力である。

さて、英文解釈が、日本語が苦手な人の救いの手となる、ということがわかってもらえたところで、

英文解釈ってどうやって勉強してけばいいのか?ということについて説明に移ります。

 

英文解釈の参考書を読んでいるとわかることですが、英文解釈って英語の総合力演習なんですね。

初めに、英文解釈とは文法的に説明できることと述べましたが、

文法的に説明するためには、文法を知っていなければいけません。

また、単語の用法を知っていなければ、文がどのようにつながっているのかはわかりません。

take it for grantedという用法を知っていれば、このitは何を指しているのだろう、ということで悩む必要も無く、逆に内容を解釈するヒントになります。

単語や熟語の使い方の理解度の向上にもつながります。

中学校から英語の勉強を開始し、英文法を学び、単語を覚え、用法を理解し…と学んできた英語の総合演習が英文解釈なのです。

それを聞くと、英文解釈をすれば英語の成績が伸びるのも理解してもらえるとは思いますが、
英文解釈に力を入れて授業をしている学校もなかなか少ないのかな、という印象を受けガチです。

 

話が少し逸れてしまいましたので、戻しますと、

この英文解釈の演習って国語力がある人がなかなかしないというのも、国語力が無い人の武器になり得る理由でもあります。

国語力がある人って、ある程度できてしまうので、他の部分に力を入れがちなんですね。

しかも、テストで英文解釈を間違えた時でも、なんとなく

「あー、読み違えてしまったなぁ。でも次はできそうだな」

で終わってしまうという傾向があります。

 

でも、この英文解釈ってある程度パターンがあるんですね。

なので、やっておくだけで英語の癖みたいなもの自体がわかるんです。

そこを強化することで、英語の成績を安定化させる、むしろ差をつけるっていうのが作戦です。

 

英文解釈を学ぶことは未来の自分に繋がる

英文解釈を学ぶことは未来の自分に繋がる

最近の受験英語において、英文解釈の難易度は下がってきています。

東大のように英文の情報処理能力・速度を重視する内容のテストを取り入れる学校が増えてきているんですね。

さらに、「受験英語を4技能に」という流れもあることから、さらに英文解釈の存在感は薄くなるかもしれません。

(重要性や成績に繋がることは変わらないのですが)

でも、英文解釈は受験英語で武器になり得るだけでなく、大学に入った後にも生きるということ、学生のみなさんに理解してもらいたいんですね。

受験英語をやっても英語は話せるようにならないという話はよく聞きます。

それはまぁ当たり前ですw

というのも、そもそも大学受験の英語の目的は、大学で教授の下で論文を読み書きできるようになるためにあるからです。

最近、職業訓練所と化してしまいがちな大学ですが、そもそもは学業をする場です。

そして、その学業を形にする方法が論文なので、

大学に入るテストが、その論文を読み書きする能力があるのかを図る内容であるのは当たり前のことです。

旅行に行った時に英語で買い物ができるか?のテストではありませんw

そういった類の英語は自分で身につければ良いというわけです。

僕は大学で活躍するにおいては、受験時に英文解釈をきちっと学んだ学生であると思っています。

センター試験の問題を反復練習することで、問題傾向を掴み、高得点を取った学生ではなくて、です。

そういう大学受験の本質を考えた上でも、英文解釈は重要であると考えています。

 

ファッション留学にならないために

ファッション留学にならないために

また、最近、語学留学が珍しくない世の中にはなりました。

留学経験者は、ある程度は英語を話せるようになり、帰ってきますが、ファッション留学になりがちなのも事実です。

「文法が間違ってても伝わるからとりあえず話すべきだよ!」

その主張は僕も賛成ですが、

間違った英文のまま成長欲も失って、話すメンタルだけ強くなるメンタリストになってしまってもいいという訳でもありません。

もったいないですよね。

 

日本で英語を意識していなかったけど、大学でなんとなくかっこよく見えるから留学に行ってみる。

留学にいけば英語はできるものやろ、という認識で留学する。

就活に有利そうだからとりあえずいく。

その流れが強い気がします。

その行動力は大好きですが、やはりもったいない気がします

日本にいる間に下地を作って留学にいく、という方法も視野に入れてみては?

と思ってしまうんですね。

 

回りくどい言い方になってしまいましたが、

英文解釈が英語の総合演習であることを考えると、中学・高校という期間にしっかり英文解釈を学ぶことは、
将来、大学で留学という選択肢が視野に入った時に海外での高い成長率につながる、ということを僕は知っておいて欲しいのです。

 

英文解釈のオススメ参考書

ここまで英文解釈について、珍しく熱く語ってしまいましたが、

では、どのような英文解釈の参考書がオススメなのか?

最後に英文解釈のオススメ参考書を紹介して終わりにしようかと思います。

 

先の文で書いたように、大学受験として英文解釈の問題の難易度は易化しています。

情報処理能力に重きを置かれている流れを汲み取ると、

今までのようなめっちゃくちゃ難しい参考書が必要なのは、一部の大学だけであるとは思います。

そんな現在の傾向では、基本的な所をカバーしつつ、応用も効く汎用性の高いものをやるべきだと思います。

ということで、僕がオススメしているのは、

大学受験のための英文熟考 上・下 (熟考シリーズ)

 

 

オススメの理由は、汎用性の高さ、これを基盤に英語そのものの底力が押し上げられる点、そしておもろい、といった所でしょうか。

ほとんどん大学受験生はこの一冊で十分だと思っています。

CDがついていて、あの有名な竹岡先生を聞きながら復習が簡単にできるというのも、良い点でしょう。

まぁこの一冊で、だいたいの受験問題の英文構造が理解できるようには思います。

もし、京大や慶應(文)のような英文解釈が難しい大学を受けるという人は、

英文読解の透視図

がオススメですね。

内容を見てみると、英文塾考の難しい版で、内容的にもかぶっている部分が多いので演習って感じで英文熟考の次にやることをオススメしています。

また、見ている人にいるのかわからないですが、

もし大学生で家庭教師になって、高校生に英語を教えることになり、英文解釈について深く語りたいという方がいましたら、

 

思考訓練の場としての英文解釈(1)(2)(3)

を読んでみると良いと思います。

この界隈で一番難しいと言われており、且つ良書です。全3巻からなっています。

受験生は必要ありません。ここまでやるのは、もう志望校合格が決定しているほど成績がよく、他にやるものが無いという方だけです。

 

はい、以上が僕がオススメしている参考書です。

他にも良書はもちろんたくさんあるのですが、あまり多く紹介しても混乱だけですし、そして、現在の受験の傾向を汲み取るとこんな感じかなって感じです。

 

今回はあくまで、大学受験という点から英文解釈のオススメ参考書を紹介しました。

少し触れてように、家庭教師とかやり始めたらもっとたくさん参考書があるので、その場合は、もっとやるべきだと僕は思いますね。

はい、では、今回は以上になります。

最後になりますが、

国語力がなくて英語ができないと落ち込んでいる人へ。

僕も絶望的に国語力がコンプレックス、何度も何度も足を引っ張られました。

でも、言い方は悪いですが、たとえ国語力がなかろうが受験英語ごときはなんとかなるものです。

僕の場合は、学生の頃、日本一英語が難しいと言われている京都大学(農学部志望)の京大模試で英語の偏差値はだいたい70はありました。

だから、国語力はなかろうが、英語はできる。

自分の世界を狭めないで、もがき苦しみながらでも、英語の成績を伸ばしてやりましょう!

では!!!

 

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