最近、僕の周りで「英語の勉強始めました!」と言ってくれる人が増えてきており、本当に嬉しい限りなんですよね!!
めちゃくちゃ嬉しいんですが大人から英語を学ぶ人って、
学生の頃から英語が嫌いで、その理由のほとんどが「英文法がおもろくない!」からなんですよね。
そんな英文法嫌いの人に言いたいこととしては、
「少なくとも英文法は勉強すべきやで!!」
ということです。
英文法を学ぶ理由

英文法を学ぶことに対しては賛否あると思います。
英文法を学ぶだけで英語は話せるようになるとは僕も思いません。
でも、英文法を学ばないで経験則的に英語を学んでいる人の中には
自分が間違った英語を使っていたとしても、それを正される経験がなければ、いつまでもそのミスに気づかないということが結構あるんですね!
例をあげると、
「レポートを出すのを忘れた」と言うのに
I forgot handing in my report.
と言ってる留学帰りの人がいました。
“forgot”という単語と”doing”という動名詞の組み合わせはよく耳にするので、そのまま覚えたんだと思います。
でも、これって“I forgot to hand in my report.”って言わないといけないですよね。
意味は察してくれるから、間違っていると気づかずに使ってきたのかな…
英語を経験則で学ぶと間違ったままになりガチです。
もちろん、経験ってめちゃくちゃ大事なんですね。
でも、英文法をきちっと学ぶことは、自分の英語をブラッシュアップさせることができるのだと僕は思っているんですね。
英文法マニアがおすすめ英文法書を1冊選ぶとしたら?

しかしながら、結局英文法書って一長一短があるんですよね。
だから今回は、
英文法嫌いな人に、英文法書を1冊だけおすすめするとしたらどれを選ぶのか?
考えてみたいと思います。
決して、たくさん紹介記事を書くのが面倒だから1冊というわけではありませんw
では、さっそく紹介しますが、
僕が英語が苦手な人にオススメしたい英文法書は…
関先生が教える世界一わかりやすい英文法の授業
スタディサプリで有名な関先生の本ですね。
正直にいえば、この本の内容自体はかなり少ないです。
この一冊だけでは全然足りないです。網羅力激弱です。
それでもオススメしたいのは、この本が英文法を高い抽象度で捉えているからです。
■「抽象度」という概念についてはこちらの記事がおすすめ↓
英文法って、すごい量の知識が必要になりますよね!だから嫌いになる人が多いんだと思います。
その膨大な英文法の知識を低い抽象度で1つ1つ丸暗記していくってなかなか骨が折れます。
しかし、この本は文法を高い視点で捉えることで、暗記する量を減らすということを体現している1冊です。
例えば、“will”という助動詞はたくさん用法がありますが、
この本では、
「”will”は100%ってことだよ。」と説明されています。
一方で「”may”は50%なんだ」って感じで書かれています。
この抽象度で英文法を学んでおくと、暗記量が減るだけでなく、英語をイメージで捉えることができ、学習効率がぐーんと上がります。
よくありがちな内容が少ないだけの薄っぺらい英文法の入門書とは違うということです。
しかも、高い抽象度で知識を捉えると知識が繋がる感覚があるんですよね。
僕のブログでお馴染みの「ゲシュタルトの構築」というやつですね。
腑に落ちた感覚で学べるんです。
■「ゲシュタルトって何?」という人にはこちらの記事がおすすめですし、LINE@「英語ノマドの集落」ではさらに詳しく人生が変わるレベルで解説しています↓
「世界一わかりやすい英文法の授業」という名前の参考書になりますが、その実体は「世界一抽象度の高い英文法の授業」ということなんです。
例えば、英文法を1ミリも知らない中学生がこの本を最初に読むと間違いなく難しく感じると思います。
でも、この本を読んで、英文法を高い抽象度で捉える感覚を身につける、
というか「英文法ってこうやって学ぶんや!」ということが分かった上でいわゆる英文法書を読むとこれまでとは見える世界が違うはずです。
自分の学習に勢いをつけさせるという意味で、1度は通って欲しい本だと僕は思っています。
■ また、目的別におすすめな英文法書はこちらで紹介してますので、併せてお読みください↓