こんにちは。
今回は、前回の英文法書に絡め、英文法を学ぶメリットについて書いていこうと思います。
確かに、英文法を学ぶことに対して批判的な態度の人がいますが、
そのような人は、2パターンいる気がします。
1、英語ができて、英文法も知っている人
2、英文法を知らなくて、話すメンタルは持ち合わせている人
1の人は自分が英語を伸びたという実感を持っており、英文法よりも大切なものに気づいている人だと思います。
2の人は留学にとりあえず行って、話すメンタルは持ち合わせているが、メールなどを書かせると結構むちゃくちゃなことがある傾向がありがちって感じですね。
という訳で、なんとなくですが、
英文法を否定する意見ってあまり意味をなしていないような気もしてくるわけです。
ということで、
巷ではあまりに「英文法を学ぶことが諸悪の根元だ」ぐらいの勢いではびこっているので、
僕が思う英文法のメリットを今日は書いていきたいと思います。
英文法を学ぶメリット
1、自分の間違いを正すことができ、ブラッシュアップを図れる。
こちらに関しては、前回のおすすめ英文法書の記事に記載していますので、
今回は省略しようかと。
まだ、読んでいない人はぜひこちらの記事も合わせて読んでみてください。
英文法マニアがおすすめ英文法書1冊選ぶとしたら
2、調べさえすれば自ら英文を作ることができる。
これは、会社での経験談ですが、
会社では英語でメールやレポートを書く機会があるんですね。
その際、英文法を知らない人は自分の書きたい日本語をグーグル翻訳に放り込み、
その英語が正しいかをみます。
ここで、問題が起きるのは、英文法を知らない人は、
その英語が正しいかどうかの判別ができないんですね。
なぜなら、英文法のできない人の多くは、英文を単語ベースにして読んでいるからです。
グーグル翻訳に放り込んだ英文は単語としてはそれなりに正しい単語をチョイスしてくれます。
ですので、単語で意味をつなぎ合わせて、意味が正しいように感じるわけです。
しかしながら、英文というのは、配置の言語と言われております。
例えば、
Tom likes Mary.
Mary likes Tom.
これら二つの英文をみればわかるように、
少し配置が違うだけで意味が大きく異なるのが英語の特徴なんですね。
英文法がわからないとグーグル翻訳すら使いこなせないのです。
せめて、英文法ができれば、自分では思いつかないにせよ、その英文が意味をなすのかなさないのか程度は判別できるようになります。
そして、もっといえば、英文法ができるひとほど、グーグル翻訳に放り込むという行為はしません。
単語とその単語の使い方を調べて自ら英文を構築することができます。
そして、英文のクオリティも言わずもがな自ら構築した法が高いということが圧倒的に多いです。
このように最低限英文法を知っているだけで、自分でできる範囲が一気に上がるんですね。
3、経験則で学ぶ効率をあげる
経験則で学ぶとは実際に英語が使われている状況から学ぶということです。
ネイティブ同士の会話を聞いている時もそうですし、
DVDをみている時などに使われている表現を吸収していく過程は英語を学習する上で
誰しもが通らなければいけない段階です。
その際に全てを経験則で学ぶと途方もない時間がかかってしまう上に、
一つのことから応用が効かなくて非常に効率が悪いです。
英文法を学ぶと、経験則から学ぶ時に、
この表現はこの場面ではこんな感じで使われいてるんだ、と
理解力、スピードが上がります。
以上が、僕が考える英文法を学ぶ理由です。
しかしながら、英文法を学んだからといって英語が話せるようにはなりません。
でも、上で述べたように自分で英語を作り上げる能力は身につきますし、
今後英語を学ぶ上での基礎固めとして、僕は英文法を学ぶことは必須だと考えています。
と言っても、英文法を学ぶことは非常に時間と労力がかかることだと思います。
そこで、キーとなるのが抽象度です。
おなじみですね。
高い抽象度で英文法を捉え、学ぶことで時間を最小限化を図るわけです。
「抽象度」という言葉に馴染みがない人はこちらの記事を読んでみてください。
すべての学習の基礎となる”抽象度”という概念
今回の記事は以上です。
英文法を高い抽象度で学ぶことは、英語学ぶ上で非常に大事であると実感しながら英語を学んでいます。
今回の記事は、僕が英語学習初心者の人に言いたかったことの1つでもありました。
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一緒に英語を学んでいきましょ!
では!!!