※今回の内容はnoteにて作成した元有料コンテンツの冒頭部です。英語学習者を対象に情報発信の『コンセプト作成』について解説したコンテンツですが、英語というジャンル以外の情報発信にも当てはまる内容となっています。
Contents
【序章:はじめに】
「英語勉強アカウントを作りました!」
「この参考書はオススメです!」
英語学習者にとって「情報を発信をすること」というのはごく自然なことになりました。
「発信している」という自覚がない方がいるかもしれませんが、結果的に十分発信になっている、という場合も多くありますよね。
勉強アカウントから始まり、そのうち影響力を持ち始める。
「この流れってかつてのYouTubeと似ていると思いませんか?」
YouTube投稿だって、初めは「面白そう」とかそんな軽い気持ちで始めた人がほとんどだと思います。
それが今は『小学生がなりたい職業ランキング』の上位になるまで、大衆に認められています。
これまでは「組織」として働くのが当たり前でしたが最近は、その頃では考えられないくらいに「個人」が1人で影響力を持つことのできる時代となり、その波は英語界隈にも訪れています。
ちょっと前までは「フリーのTOEIC講師」というお仕事はメジャーではありませんでした。しかしながら、最近では全く珍しくありませんよね。
英語界隈でも確実に「個」が影響力を持つ時代になったと言えます。
そして、さらにその個の力も《強大である必要がなくなりました》。
個人の力の代表として「インフルエンサー」という職業がありますが、彼らが活躍するその一方で、
「そこまで強大な影響力がなくとも生きていけるやん!」
と気付いた人達がインフルエンサーの縮小版として活動を始め、すぐさま『マイクロインフルエンサー』という言葉が生まれました。
「どんだけ時代の流れ速いねん!」
と突っ込まざるを得ませんね。
マイクロインフルエンサーの出現に驚いていると(その出現による影響でもありますが)
ネットを使った働き方にも新しい波がやってきている、
と言われ始めました。
その特徴の1つがこの「note」です。
note自体はそんなに新しいサービスではありませんが、注目すべき変化は「一般的な受け入れ姿勢」が大きく変わったという点です。
まず挙げられるのが、個人が「発信すること」に対するハードルが明らかに下がったということです。
これは心理的な意味です。
そして、個人の発信するハードルが下がったのに伴い、受け手が購読することに対するハードルも大きく下がったんです。
気軽に情報を買うようになったということです。
有料であろうと、情報を「提供すること」と「受け取ること」が当たり前となり、 自販機でジュースを買うくらいの感覚でnoteが売買されるようになったんですね。
このネット文化の変化は、変化自体は小さいなものかもしれませんが、それが持つ意味という点では、かなり大きいなものなんです。
これまでネットにいた重鎮たちの考えでは「簡単に情報にはお金を払わないもの」というのが原則でした。
その原則が覆さえ、逆にこのままでは彼らが取り残されうる変化だ、とも言われている程です。
よく『安定するためには変化し続けること』と言われますが、
そのセリフを吐いていた方々が
変化に対応しきれないくらいの荒波がやってきているのです。
この荒波到来の中、
『今後の英語界隈ってどんな感じになっていくのだろう。』
『この荒波の中でも生き抜くにはどんな力がいるのだろう。』
そういう観点から、今回、僕はnoteを書き始めました。
【0章:英語と情報発信】
こんにちは。okamotoです。
初めてのnoteということで
少しカッコつけた内容から入ってみましたが、
キャラが全然違うということで、いつものキャラに戻させて頂きますw
めっちゃ簡単に自己紹介しますと、
僕は「英語ノマド」という肩抱きで活動しています。
(ちなみに、英語ノマドという名前が他にヒットしないので、提唱者となりました!)
では英語ノマドは何をしているのかと言いますと
『英語で身を立てる』ということをしている人、と定義しています。
そして、具体的な活動内容は「英語の情報発信」と「その方法の発信」です。
「なんや、英語講師かアフィリエイターみたいなもんか」
このように思った方もいるかと思います。
でも、少し違います。というか、結構違います。
何が違うのかと言うと、
まず英語講師の人とは、ネットの発信方法が圧倒的に違います。
そして、アフィリエイターの方とは根本も仕組みも違うんです。
今の段階では、
「あぁ何か違うんやな」と思って頂ければと思います。
ただ、上に書きました『ネットの発信方法』。
僕はここに英語の学習者や情報発信者の弱点があると考えており、
そして今後、この弱点は顕在化していくのだろうな、と感じています。
● 英語情報発信者の発信方法には弱点がある。
【0−1: 英語情報発信者の弱点】
発信方法に弱点がある理由はシンプルです。
英語学習者や英語の情報発信者の方のほとんどが、ネットを活用しているにもかかわらず、
『情報発信のやり方を学んでいないから』なんですね。
このやり方というのは、
ブログの設立方法とかSNSのフォロワーの増やし方という意味ではなく、
もっと根本的なところです。
発信するときに決めないといけないことですね。
まぁ情報発信について知らないのが普通であるとも思うので、仕方ないことだとは思いますが、
ただ、「英語」というビッグワードの中で情報発信の本質を理解していないというのは、今後さらに増えるであろう発信者の中に埋もれてしまう可能性しかありませんよね。
しかも、それは「高いコンテンツ力も持っているのにもかかわらず」です。
そこで、今後、英語の学習者や発信者にとって
情報発信者の『視点』と『情報発信力』は マストアイテムとなり、
さらには大きな武器になる、という確信から
それらを伝えるべく『英語ノマド』として活動させて頂いているというわけです。
● 高いコンテンツ力があったとしても、発信方法を知らないと埋もれる可能性がある。
【0−2: メディアへの露出】
『いや、おれはネットめっちゃうまく活用できているし!』
『ブログもあるし、情報発信くらいできてるわ!』
と思った方も多くいるかと思いますが、
それはただ媒体の作り方を知っているだけなんですね。
そして、そのような方にありがちなのは
■ アクセスを集めなければいけない!
■ 有名にならなければいけない!
という考えに固執する、ということです。
だから、
《メディアへの露出を増やす必要がある》
このように考える傾向にあります。
もちろん、これも1つ方法であり、間違いではありません。
アクセスが多いことは圧倒的に強い!
これは紛れもない事実です。
アクセスを集めるためにSEOを勉強したり、SNSを運用してフォロワーを増やしたりすることは大事です。
しかしながら、露出を増やし、
たとえば、バイリンガールのちかさんや、AtsueigoのAtsuさん、AK Englishのあかねさん、のように全員が全員スーパー有名人になることは不可能ですよね。
彼らのようになるのも1つの方法ですが、
方法として特に難しいものであり、
結構な運ゲーでもあると理解頂きたいのです。
芸能界やYouTubeで人気者になる難しさに近い、
と考えれば、分かりやすいかもしれませんね。
才能や顔、運、トレンドなど、
不確定要素が多すぎるということです。
再現性も低すぎます。
実際、YouTubeで英語の情報を投稿している方がたくさんいますが、
なかなか有名になれていない、というのが現実であり、 険しい道程なのです。
もちろん、その道を否定しているわけではありません。
全くしていません。
むしろ「すごいし、やってみたい!」とも思っています。
YouTubeに動画を上げること自体は楽しいことで、有意義な方法ですもんね。
何よりYouTubeが大好きですしw
ですので、ここで僕が言いたいことは、
メディアへの露出を増やすことは発信の手段にすぎず、
まずは、発信のもっと根本のところを決める方が大切である❗
ということなんですね。
発信は
やみくもにアクセスを集めることではない、
ということです。
実際、彼らよりも全然有名でないのに、
彼らより多くの価値を与えることができている人もたくさんいます。
「価値を与えている」というのは稼いでいるという意味でもそうですが、
どちらかというと
《困っている方にアプローチでき、その問題を解決することができている》
という意味です。
結局、この部分が本質ですもんね!
繰り返しになりますが、
僕が今回書く内容はYouTubeを使わない方法というわけではありません。
有名になる、ネディアへの露出を増やすことに反する内容ではありません。
そもそもの『発信の本質的な部分』なんです。
この部分をまず持たないと荒波やトレンドで簡単に溺れてしまう、
そういうお話です。
● アクセスを集めるのは発信の手段であって、もっと前に決めるべきことがある。
【0−3: ネットで価値を与える過程】
はい!
というわけで、情報発信の理解を深めてもらうべく、
『ネットで価値を提供する』とは
どのような仕組みになっているかについて考えていきたいと思います。
ネットで価値を与える過程は2つしかありません。
❐ ネットで価値を提供する2過程
① アクセスを集める
② アクセスした人に価値を提供する
この②の過程で場合によってお金が発生し、
それを職業にしている人がいるというわけです。
話を戻しますと、
情報発信で多くの人が重きを置きがちなのが、
①の「アクセスを集める」という過程です。
だから、
「有名にならなくちゃ!」
「メディアに露出しなければ!」という考えなります。
でも、①にばかり注目していると、
カリスマブロガーや有名YouTuberにならないと
誰にも価値を与えることができない、
そんな話になってしまいますよね?
そこで、①だけではなく、
②の「アクセスした人に価値を提供する」過程も
ちゃんと考えてみましょう。
というか、②をちゃんと考えないと①の効果が下がります。
では、なぜ、みんな②を大切にしないのか?
それは『よくわからないから』 だと思います。
①って結構方法論が決まっていて、
SEOであったり、SNSの運輸術みたいなところであったりするから、
割とやり方を見つけやすく、明快なところだからです。
先程の『情報発信のやり方を学んでいないから』という話と繋がりますね。
● ネットで価値を提供するには
① アクセスを集める
② アクセスした人に価値を提供する
の2つの過程があり、前者にばかり注力するのではなく、まず後者を考える必要がある。
はい!
ここまでが0章の部分だったわけですが、
やっと前置きが終わりましたね!
長かったです…
まぁ、気を取り直しまして、
以上のような背景を踏まえて、
● 今回のnoteでは
『なぜ今後、英語学習者にとって「情報発信力」が武器になってくるのかについての考察』
『英語の情報発信をする上でほとんどの人が間違える情報発信の土俵作り』について書きたいと思います。
後半のテーマがネットで価値を提供する2過程の②に繋がるというか、
後半ができれば②もできて、そして①に進めるよね?という話になっています。
そんな情報発信をする上で、根底にあたる『土俵』をしていきたいと思います。
ぶっちゃけますと、
本当にこの部分を伝えたかったという気持ちがあるんですね。
それくらい『土俵』というやつに悩まされてきた過去があります。
そして、これをしっかり考えれば、タイトルにある通り、
情報発信をしていて、自分の発信に自信がなくなることや、英語の達人たちにマウントを取られることはなくなります。
まぁ自分の土俵なんだから、どこその横綱力士がやってきたところで
ペイ!って倒すことができるということです。
「いや、土俵ってなんやねん?」
って思うかもしれませんが、自分の陣地を決めることです。
これは情報発信においては『コンセプト』と呼ばれるものと近い存在です。
でも、コンセプトって作るのがめちゃくちゃ難しいんですね。
めちゃくちゃ難しくて複雑なのに、
コンセプト作りが情報発信の明暗を分けるとも言われています。
そして、ただのインフルエンサー(Twitterであればツイッタラー)と情報発信者の違いもここにあると僕は考えています。
だから僕たち情報発信者は、純粋なフォロワーの数で彼らと勝負する必要がないということですね。
情報発信者とただのインフルエンサーを分けるのが「コンセプト」ですが
コンセプトをテーマに何日もセミナーが開かれたりするくらいややこしい話なわけです。
そーゆーややこしい話を簡潔にできないか?
コンセプトをなんとか作りやすくできないか?
そのマニュアル的なのは作れないか?
このような思いから、
コンセプト作りの複雑さを簡易にし、比較的誰でもしっかりとした情報発信ができるようになることを目的とした『土俵作りのマニュアル』を今回noteで書かせていただきました。
コンセプトが簡易化され、しかしその強みを消さず、しっかりとした情報発信ができるもの、それが『土俵』であると思って頂ければと。
というわけで、今回のnoteは《英語学習者》から《英語の情報発信を始めたいと思っている人》さらには《すでにもう発信をしているという人》という方々にとって、有益となるように書かせて頂いております。
【0−4: このnoteを書いたもう1つの理由】
僕は最近よくTwitterをやっているのですが、
Twitterだけを見ても英語の情報発信者は増えたなぁという印象です。
そして、みんなコンテンツ力がすごく高い。
コンテンツ力が高いのに、
ほとんどの人が自分独自の土俵を作っていない、
もしくは、土俵が土俵になっていないと感じました。
先日、お電話にてご相談してくれた方もそうでしたが、
この土俵がないと発信者にどのようなことが起こりうるのかと言うと
■ 商品(授業含め)を作ろうとした時、急に自信がなくなる。
■ ふとした時に弱気になる。
■ 自分より英語ができる人に対して堂々と発信できない。
■ 超絶英語力の高い人によるマウントを取られる。
■ そもそも自分の商品が作れない。
■ 発信が自分じゃなくても良いと感じる(虚無感)。
このようなことが起こってしまうんですね。
まぁこれらはかつて僕が経験したことなので、
全てが当てはまるわけではないかもしれませんし、
その他の現象が起こるかもしれません。
ただ、これらが起こる原因が
『自分の土俵作らずに発信してしまっているから』
ということなのです。
逆に、土俵を持っていると、
自分より英語力のある人に授業をすることも可能なのです。
それは誤魔化すことができるというのではなく、
純粋に価値を与えることができるようになるということです。
それが『土俵の威力』なのです。
これらの苦労を味わないため(今味わっている人は抜け出すためにも)、
というのが僕がこのnoteを書いたもう1つの理由なのです。
● 土俵を設けず発信を続けると、自信の喪失やマウントへの怯え、または「自分でなくてもいいのではないか?」という虚無感に襲われる可能性がある。
【0−5: 購入者特典の予告】
今回のnoteは有料ということですので、特典を付けさせて頂きます。
その特典は『1時間の相談・質問タイム』です。
おそらく今回の内容を読んで、書いてあることに納得は頂けると思います。
でも、納得できるのと自分に落とし込んで活用できるのは別問題かと思います。
「内容わかったけど、おれはどないすればえええん?」
「土俵っぽいものできたけど、どうなんやろ?」
こーゆー類のものを読んで、上記のような気持ちになったってあるかと思います。
そこで、1時間という短い時間ではありますが、
一緒に考えられるだけ考えてみよう!ということです。
というわけで、特典として、今回の土俵作りに関する相談・質問を僕が電話(ライン・スカイプ等)にてお聞きします。
その他にも、自分が掲げている土俵に関する相談でも、土俵に関する質問・相談がOKです。
応募方法についてはもちろんですが、
有料部分に記載させて頂きますので、ご確認ください。
【note目次】
序章:はじめに
0章:英語と情報発信
0−1 : 英語情報発信者の弱点
0−2 : メディアへの露出
0−3 : ネットで価値を与える過程
0−4 : このnoteを書いたもう1つの理由
0−5 : 購入者特典の予告
第1章:情報発信型英語学習社会の現状・予想について
1−1 : 情報発信社会の流れ
1−2 : 情報発信社会が及ぼした英語学習の変化
1−3 : これからの英語の情報発信
1−4 : 余暇の過ごし方から変化する英語学習
2章:発信の土俵作り
2−1 : コンセプト・土俵の基礎知識
2−2 : コンセプト作りをミスると
2−3 : 英語の多動力からみたコンセプトの威力
2−4 : コンセプトや土俵の基本形
2−5 : パターン① MSPから考える
2−6 : パターン② 自分のテーマを掲げる
2−7 : パターン③ なぜ?追求型
2−8 :パターン④ 根本原因から考える
2−9 : パターン⑤ 超ニッチ
2−10: 共通した考え
2−11: ターゲットを絞る必要はない
2−12: 発信後半に現れる土俵のありがたみ
2−13: 本当は土俵は攻め
2−14: 土俵から考えるSNSの運用
終章: さいごに
購入者特典について