ノマドワーカーが送る『無拠点ライフ』のメリット【台風19号・脱農耕民族マインド・母の看病】

ノマドワーカーとして、

スターバックスやルノアールなどのカフェ・喫茶店、そしてコワーキングスペースやホテル、友達の家や、みんなでairbnbで別荘を借りて合宿など、

「不特定な場所で働く」

という生活を送りはじめて2年近くが経ちました。

 

「この働き方が最強や!」と言うつもりはありませんw

不安定や保証、孤独や出会いの少なさ、多少の運の必要性などのデメリットがたくさんありますので。

 

ただ、同じかそれ以上のメリットも感じていますし、

個人的に「この生活スタイルで本当に助かった」という出来事があったこともあり、

『無拠点ライフ』の良さを多くの人に知ってもらいたいと今回の記事を書きました。

 

世間としても「個人や少人数のチームで活躍できる時代」と言われており、

時流にも合っているんやろな、という感じがします。

 

というわけでノマドワーカーとして『無拠点』で働く生活スタイルが与えてくれるメリットについて、特に僕が実感したものを中心に紹介していきたいと思います。

 

1. 個人の幸せが重視される時代

個人の豊かさ重視の時代

よく言われることですが、戦後の日本は「モノが不足」していました。

生活を豊かにするため、モノを作り、モノを売り、モノを買い、モノを捨てる、そんな時代だったと聞いています。

 

国全体でモノが不足している状態では

「物質的豊かさ=幸せ」

という共通認識が存在したとのことです。

(僕は1989年生まれなので、戦後の価値観は聞いた話になります)

 

しかしながら、現在の日本はもはや一通り発展しきった感がありますよね?

 

かつて1家に1台あればよかった家電も、家族の各個人が所有するようになったし、

僕が小学生の頃は “家族でお父さんだけが携帯電話を持っている” というのがわりと一般的だったのが、

今日では小学生が自分のスマートフォンを持っている、ということが珍しくありません。

 

「モノがある」のが当たり前になった日本ではもはや「物質的豊かさ=個人の幸せ」という時代は終了しました。

 

2. 「○○」が大切な時代

「○○」が大切な時代

「物質的豊かさ=個人の幸せ」ではなくなり、

中には

「何が幸せかわからん!」

という人もいるかと思います。

 

というのも今は、

個人の豊かさ・幸せは『個人で見つける』時代になった

からです。

 

みんなが同じ方向を向いて共通の幸せを目指して生きる時代ではなく、個人が自分のちからで幸せを見つけ出し、それぞれベクトルの違う幸せを追い求める時代になったということです。

(これは「個人が活躍する時代」と呼ばれることにも繋がりますね)

 

3. 「時間」の大切さに気づく

「時間」の大切さに気づく

多くの人が「個人の幸せ」を追い求めるようになり

「物質的な豊かさ」ではなく『精神的な豊かさ』に注目するようになりました。

 

精神的な豊かさを求める中で

『どこで誰とどのような時間を過ごすのか?』

を大切にするようになったのです。

 

飲みたくもない上司との飲み会に参加せず、

家族や仲間とゆっくりとした時間を過ごしたり、

自分の趣味に集中したり、また自然の中や海外でストレスフリーな生活を送ったり、と。

 

かつて「みんなと同じことを同じようにするのが美徳である」という価値観を持っていた日本人も、すっかり多種多様な生き方がなされるようになりました。

 

中には、デュアルライフ(都会と田舎の両立)のような欧州のライフスタイルを取り入れたり、

趣味としてキャンプなどのレジャーが人気になっている、

というのも時間の使い方にフォーカスした結果の1つだと思います。

 

  • 多くの情報やモノから離れて自然の中で過ごす。
  • 多少不便で、ご飯の味も店ほどおいしくないにしても、わざわざキャンプでBBQ。

このような生活の方が「幸福度が高い」ということに気づいたんですね。

もちろん、僕が送っている『無拠点ライフ』も時間を大切にした生活スタイルの1つで、

精神的豊かさを求めた結果にはなるのですが。

 

4. 無拠点ライフの良いところ

無拠点ライフの良いところ

前置きはこの辺にして、

どこにも拠点をおかず、身軽に、ボーダーレスに無拠点ライフを送るメリット

をまとめていきたいと思います。

メリット① 時間が生まれる

メリット① 時間が生まれる

まずは王道のメリットですが、

基本的にパソコン1台あれば仕事ができる仕組みを作るため、どこでも仕事ができ、極論を言うと家から1歩も外に出なくントも仕事ができることから、一般的な「無駄な時間を減らす」ことができます。

 

無駄な時間というのは人によりそれぞれですが、

満員電車による通勤や誰もやる気のない会議、

さらには上司以外誰も楽しんでいない飲み会などですね。

 

もちろん、人と会ったり、運動やジムに通ったり、取材や旅行(旅)にはがっつり行ったりので、

外には出るのですが、

メンタルに悪いストレスフルな時間がなくなるため、

体感としてめちゃくちゃ時間は多くなります。

 

また、家族がいる人や子育てをしなければいけないという人にとっては、

家事としながら仕事をするということが可能になりので時間を有効活用することができます。

 

両親で子育てできる良い環境になって、子供も大喜びですね。

 

メリット② 無駄に気づく

メリット② 無駄に気づく

当たり前ですが拠点がないということは、無駄なものを持つことができません。

ただし、勘違いされがちなこととして僕はミニマニストではありません。

 

だから、マンガとかDVDとかガジェットとかめっちゃ好きやし、余裕で買います。

ただ、無拠点生活をしていると「なんとなく買う」ということをしなくなったということです。

 

「時間」も「スペース」も大切にするため両手に余るものを持たない暮らしになります。

 

ほんとうに大切なものを意識するんですね!

限られた資源の中で「本当に好きな仕事・好きな趣味に時間もお金も場所も費やそう」と、

自分の気持ちに素直な生き方になりました。

メリット③ 視野は広く、地球を狭く

視野は広く、地球を狭く

これは無拠点ライフのメリットというよりは、

これを実行するために無拠点ライフを選んだといった感じです。

 

詳しくは他の記事でも書いてきたので簡単に書きますが、

「せっかく地球に生まれたのだから死ぬまで地球を満喫したい」

ということですね。

 

日本に拠点を限定してしまうと無意識に視野が狭まくなりがちです。

 

だから、

あえて「拠点を持たない」という意識で生きるで、無意識に視野を狭めてしばうのを防ぐ作戦

ということですね。

メリット④ 脱「農耕民族マインド」

メリット③ 脱「農耕民族マインド」

ここからは個人的な意見となりますが、

(まぁここまでもモロそうでしたがw)

いろいろな考え方が存在するということを前提に書かせてもらいます。

 

というのも、2019年の台風19号で感じたことです。

 

台風19号は歴史的に見ても非常に大きな台風でした。

関東を中心にとても大きな被害が出てしまいました。

 

もちろん、今回の被害に会われた方々への支援や募金などできることは全てすべきであって、

少しでも早い復興を望んでいます。

ただ、この台風19号で思ったことは、

日本人は「どうして事前に逃げないのか?」という疑問です。

台風は事前にある程度の通り道が分かります。

多少ずれることはあっても危険な地域は限定されます。

 

そうした中で、このような記録的な大きさの台風が来ているにもかかわらず、その土地を離れようとしないのは自殺行為レベルです。

 

もちろん、移動できない理由がある人もいると思います。

それでもできる限り逃げる算段は立てるべきであって、

まして「家がここにあるから」という理由で残るというのは納得ができません。

 

田畑や家があるから守らなければいけないというのであれば、

できるだけの対策をして逃げましょう。

河川の近くに住んでいるのであれば、離れましょう。

だって、そこに残ってもできることはないのですから。

命が最も大切です。

 

今回の件で「農耕民族の名残」のようなものを僕は感じました。

(日本人が農耕民族なのかどうか知りませんがw)

 

少なくとも現代社会で農耕民族マインドを持って生活する必要はありませんよね。

 

脱「農耕民族マインド」で身軽に動くことに慣れておく

ことで、今回のような台風時に動けない状況は逃れられ、

一目散に避難できるようにしましょ。

結果的に、それが家族を救うことになるのだと思います。

 

ちなみに、アメリカでは大きなハリケーンの時に街ごと「避難命令」というものがあるようです。NYでもあったようで、その経済的被害は莫大だったようですが、やはり命が大切ですよね。もちろん、ハリケーンと台風で違うという意見もあるかと思いますが、死因の違いに意味はないと思っています。台風の中でも出社させる国が町ごと避難命令が出るようになることを願いますね。

メリット⑤ 母の看病

メリット④ 母の看病

最後に超個人的なことですが、

僕がこの生活になってから母が病気になることがありました。

 

幸い、命には別状はなかったですが、

入院が必要なくらいは重症でした。

 

また、もともと別に持病もあり、再発を繰り返してきた人生を歩んでいたこともあって、

この歳になっての大病は精神に辛かったようです。

 

そんな時にそばにいることができたというのが個人的に無拠点ライフの最大のメリットだと感じました。

誰かのツイートで読んだのですが、親が危篤状態になったとき、東京で働いていた兄はすぐに駆けつけることはできたが、仕事が忙しく死に目には合うことができなかった。しかしオーストラリアで働いていた弟は長期休暇が許され、最後一緒にいる時間を長く取ることができ、死に目にも会うことができた、とのことです。

 

「果たして、当時の仕事と親の死に目を比較すると、主観的にどちらが大切か?」

 

自分の社会的地位が高くなったとしても良い人生だったと思えるか疑問です。

 

人生なんて80年そこらです。

そんな限られた人生で得た地位になんの意味があるのか?

それよりも心の底から大切に思う人と一緒に過ごす時間の方が個人的に大切に感じます。

 

さいごに。

というわけで、

今回はノマドワーカーとして『無拠点ライフ』を送ることのメリットについてまとめていきました。

無拠点ライフのメリット①時間が生まれる
②無駄に気づく
③視野は広がり、地球は小さくなる
④すぐに逃げれる脱農耕民族
⑤大切な人と大切な時間を送れる

もちろん、個人的な意見ですので、万人に当てはまるはずがありません。

個人の幸せがそれぞれ違う時代になったのですから。

僕自身、会社員として働いたこともあり、会社は全く嫌いじゃありません。

だから、どこそのインフルエンサーみたく「スーツを来たサラリーマンがロボットにみえる」とか言っているのは、正直にキモッて思います。何をこじらせてしまったんでしょうねw

(まぁただのポジショントークでしょうが)

 

話を戻しまして、要するに

自分が思う人生を自分の価値観で送ればいいだけ

なんですよね。

 

その中で無拠点ライフが自分に向いていると思う人は、

僕の発信が役に立つはずですし、むしろそういう人に向けてだけ発信していますので!

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超保守的かつビビリの僕は、

 “他人の価値観” を上手く体現することが人生だと思っていました。

しかし、それは全くの間違いでした。

 

人生は単なる『選択』でしかなく、

思ってたよりも5,000倍は自由でした。

それでも会社員のままじゃ自由を享受できないし、理想のライフスタイルも実現できない。

だって、経済的に自立するだけでなく、

時間を生み出し、生きる場所を自由化するためには、

 “自分自身のビジネスシステム” を持つ必要があるからです。

 

そう気づけたおかげで、

今ではこうしてノマドライフが送ることができています。

もちろん、特に才能があったわけではありません。

むしろ文才は悲しいほどありませんでしたw

(ここだけの話、国語の成績は高校でブービー)

それでもノマドになれたのは目的に合った手段を常に選択してきたからです。

 

だからどんな人でも “適切な選択” と “正しい努力” さえ実践すれば、

経済的自立・場所の自由・時間の余裕を獲得できると確信しています。

僕がノマドになるまでの軌跡と行動理念は、下の記事に書きました。

5分で読めるのでぜひ読んでください↓

→ ただの大学生だった僕が、全くのゼロから経済的に自立し、場所も時間も自由なノマドになった軌跡