ホリエモン著「英語の多動力」からみた情報発信における『コンセプトの威力』

堀江貴文著『英語の多動力』がまぁまぁ売れている

まぁまぁ売れている堀江貴文著『英語の多動力』

先日、といっても結構前にはなりますが、堀江貴文氏、通称ホリエモンが『英語の多動力』なる本を出しましたね。

この記事を書いている時点で、英語 >> 学習方のジャンルで「6位」に入っており、また重版も決まっているというこで、結構売れている印象です。

ええ感じに売れている『英語の多動力』ですが、普通に考えて1つ疑問があると思います。

 

ホリエモンって英語学習に詳しいん?

 

ホリエモンは、海外によく行っており、英語には自信があるようですが、しかし実際にそれがどれ程のものかは謎です。

また、東大に現役合格していたり、AbemaTVで東大に合格させるという番組をしているくらいなので「学習」という点においては相当自信があるのでしょう。

しかし、世の中には言語学習の専門家や英語を教えている先生たちの本がたくさんあります。

 

さすがに彼らとに比べると、ホリエモンは英語学習の知識は少ないはずです。

少なくとも、英語学習者であればそのような印象を持つのが普通のはずですよね?

 

確かに本著の中では英語が堪能な方々の話も出ていますし、それは貴重なお話だと思いますが、1冊で複数人のお話になるわけですし、本来ならば、ホリエモンの著書よりも専門家の本の方が有益なはずです。

それに、ホリエモンだから全くの間違った内容ということではないでしょうが、最近流行りの「科学的根拠」という点も謎ですよね。

※科学的に間違っているとは言ってはいません。

「英語を学ぶ」という観点だけから考えた場合、英語学習者にとってホリエモンの本よりも有益な本はたくさんあります。

しかしながら、この本が売れています。

なぜお客さんは大事なお金を払ってまで、ホリエモンの本を買いたいと思うのでしょうか?

 

そして、

専門家ではなく、ホリエモンの本で満足する要因は何なのでしょうか?

 

今回はこれらの謎について書きたいと思います。

 

コンセプトからみた「英語の多動力が選ばれる理由」

コンセプトからみた「英語の多動力が選ばれる理由」

先述した通り、消費者が持つホリエモンが語る英語の学習法の印象には

「科学的に正しいのか?」
「ホリエモンのように頭がキレない普通の人間でも実践可能なのか?」

のようなものがあるかと思います。少なくとも本書を手に取る前は、そーゆー疑問がでるんじゃないかなと。

しかし、実際は「英語の多動力」の読み手にとって、そんなことはどうでもいいんですね。

これが、僕が兼ねてから言っている『情報発信におけるコンセプト(土俵)の威力』です。

「どういうことか?」
「なんで科学的根拠が重要でなくなるのか?」

それは読み手が知りたい内容は科学的に根拠のある英語の学習法ではなく、ホリエモン流の英語の学習法だから、です

 

情報発信における「コンセプトの威力」

情報発信における「コンセプトの威力」

この本のコンセプトは『ホリエモン流の英語学習法』なんですね。

もっというと

ホリエモンの著書『多動力』の英語バージョン

『多動力 ✖ 英語』です

つまり、

「ホリエモンがこれまで提唱してきた『多動力』を英語のフィールドに落とし込むとどうなるか?」

ということです。

 

だから、ここでもし、英語のお偉いさんや重鎮たちがこの本を読んで

「この本のやり方は科学的根拠がない!」
「もっと良いやり方がある!」

なんて言ったとしても

「は?」

だけで終わらすことができるんです!w

「おれは多動力を英語に活かす方法を書いたんであって、TOEICテストで満点を取る方法を書いたのでもなければ、英語脳の作り方を書いたのでもないわ!論点ずれているから、どっか行け!」

と言うことができるわけです。少し口が悪くなってしまいましたがw

コンセプト(土俵)がしっかり決まっていれば自分ならではの価値を与えることができる一方で、マウントを取られることもない状況が作れるということです。

「自分の土俵だから他人を寄せ付けない」ということですね。

もしコンセプトなく情報発信をしていると

  • 発信があなたである必要がない
  • 読み手はあなたから情報を得る理由がない
  • 得意分野のある英語発信者にマウントを取られる
  • 自分の授業や商品が思いつかない
  • 発信に自信がなくなる

 

こーゆー状況に陥る可能性が多いにあります。

だから情報発信ではコンセプトが死ぬほど大事ということなんですよね!

つまり、コンセプト(土俵)があれば

一般的な価値観とは違うポイントに価値を生み出し、他との差異を生むことができるということです。
(※価値がないものを価値があるように思わせるという意味ではない。)

これがコンセプト(土俵)の威力なんです。最強の矛と最強の盾が同時に存在している感覚ですね!

 

情報発信の明暗は「コンセプトの段階」で決まる!

報発信の明暗は「コンセプトの段階」で決まる!

今回、情報発信における『コンセプトの威力』『コンセプトの大切さ』を実感して頂くためにホリエモン著『英語の多動力』を例として取り上げました。

このお話をすると

「おれ、ホリエモンのように有名じゃないし、コンセプト作れへんやん…」

と言う方もいますが、

今回はあくまで分かりやすいように、堀江氏の本からコンセプトを考えてみただけです。

確かにホリエモンほど有名であって、キャラが確立されていればコンセプトとなりえますが、本来、独自のコンセプトを作るのに知名度は全く関係ありません。

そしてコンセプト(土俵)に関して言えば、

しっかりと考えれば、ほとんどの人が独自のものを構えることができる

と僕は思っています。

というわけで、英語というジャンルに限ったことではありませんが、

「情報発信ビジネスでノマドワークがしたい」
「学びを仕事にしたい」

と考えているのでしたら、まずやることはしっかりとしたコンセプトを確立することなんです。

【最後に】
『コンセプト(土俵)の作り方』に関しては、詳細に説明したものをかつてnoteにて販売していましたが、もう時間も立ちましたし、note購買特典の「コンセプトメイクプチコンサル」も十分の方にさせてもらいましたので、今は僕のLINE公式アカウントにて無料で配布しています。(okamoto運営のLINE公式アカウント)

 

また、『コンセプト(土俵)の作り方』の冒頭部分もブログにて公開していますので、気になる方はこちらをチェックください。

 

 

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「仕事は我慢」
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「お金は人生を切り売りして稼ぐもの」
「憧れのライフスタイルは諦めなければいけない」

超保守的かつビビリの僕は、

 “他人の価値観” を上手く体現することが人生だと思っていました。

しかし、それは全くの間違いでした。

 

人生は単なる『選択』でしかなく、

思ってたよりも5,000倍は自由でした。

それでも会社員のままじゃ自由を享受できないし、理想のライフスタイルも実現できない。

だって、経済的に自立するだけでなく、

時間を生み出し、生きる場所を自由化するためには、

 “自分自身のビジネスシステム” を持つ必要があるからです。

 

そう気づけたおかげで、

今ではこうしてノマドライフが送ることができています。

もちろん、特に才能があったわけではありません。

むしろ文才は悲しいほどありませんでしたw

(ここだけの話、国語の成績は高校でブービー)

それでもノマドになれたのは目的に合った手段を常に選択してきたからです。

 

だからどんな人でも “適切な選択” と “正しい努力” さえ実践すれば、

経済的自立・場所の自由・時間の余裕を獲得できると確信しています。

僕がノマドになるまでの軌跡と行動理念は、下の記事に書きました。

5分で読めるのでぜひ読んでください↓

→ ただの大学生だった僕が、全くのゼロから経済的に自立し、場所も時間も自由なノマドになった軌跡