本ページでは
コンテンツマーケティングってなんやねん?
という方に向けて「コンテンツマーケティングの超基礎」を紹介したいと思います。
Contents
そもそもマーケティングとは何か?

そもそもマーケティングという言葉はよく聞きますが、実際に何なのか?分からない人もいるかと思います。
マーケティング(英: marketing)とは
企業などの組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」ための概念である。また顧客のニーズを解明し、顧客価値を生み出すための経営哲学、戦略、仕組み、プロセスを指す。
めっちゃ雑にまとめると、
自分のサービスや商品を買ってもらうための作戦みたいなもんですね。
コンテンツマーケティングとは何か?

マーケティングの手法として、従来は『広告型』が主流でした。
広告型はテレビCMもそうですし、新聞のチラシもそうですし、単なるSEOも今回はここに入れておきます(正確には違いますが)
もちろん、広告型は今でも実施されており、一定の効力を示してはいるものの、モノが溢れる今日では他との差異を生み出すことができず、広告型のマーケティングは限界を迎えました。
また、この手法では個人が企業に太刀打ちすることが難しく、「フリーランス」や「ノマドワーカー」に不向きなマーケティング手法とも言えます。
そこで、次世代のマーケティング手法が考案されたわけですが、それが『コンテンツマーケティング』です。
コンテンツマーケティングとは
価値のある、商品に関係する、一貫したコンテンツを作成し、発信することで、明確に定義されたターゲットを引きつけ、関係性を持続し、最終的には見込み客に行動を促すマーケティング手法です。
自分の商品やサービスを宣伝する代わりに、問題解決に繋がる本当に役に立つ関連コンテンツを見込み客に提供し続け、信頼関係を築いていく手法です。
企業も採用しているコンテンツマーケティング

現在、多くのマーケターがこの手法を利用していますが、それは中小企業だけでなく、主要企業や大企業にも当てはまります。(例えば、P&G、Microsoft、NEC、コカ・コーラ等)
もちろん、ノマドワーカーやフリーランス、個人起業家といういわゆるスモールビジネスや個人店においても利用されています。
では、なぜここまで流行っているのか?
それは『効果抜群』だからです!
* コンテンツマーケティングの例「Coca Cola」 *

コカ・コーラは2011年に「Content 2020」を発表。マーケティングにおいて「クリエイティブエクセレンス」から「コンテンツエクセレンス」に方針変更しています。そこから商品情報だけでなくコカ・コーラに関するストーリーや音楽、スポーツのようなカルチャー情報、さらには環境問題などの時事ネタまでを取り扱ったオウンドメディア「Coca Cola Journey」が生まれました。(Coca Cola Journey: https://www.cocacola.co.jp/)
Coca-Cola Content 2020 PartⅠ
Coca-Cola Content 2020 PartⅡ
コンテンツマーケティングは企業にも消費者にも有益である

コンテンツマーケティングのメリットは大きく3つあります。
・売上が上がる
・コスト削減
・顧客ロイヤルティが得られる
顧客ロイヤリティとは
顧客ロイヤルティとは、顧客があるブランドや商品、またはサービスに対して感じる「信頼」や「愛着」のことを指す。ロイヤルティとはもともと忠誠心を表す「Loyalty」から派生しており、企業に対する信頼や愛着の大きさを、ロイヤルティが高い(低い)と表現する。顧客満足度と比べ、感情的に企業やサービスへ持つ強い結びつきを表す概念で、顧客ロイヤルティと表記されることもある。
秀逸なコンテンツ無しにマーケティングはできない

コンテンツマーケティング以外も、殆どの場合は何かしらの情報を発信しています。
それではコンテンツマーケティングと単なる情報発信との違いはどこにあるのか?
それは『見込み客にとって価値のある情報』であるかということです。
それが情報過多の時代でもコンテンツマーケティングが見込み客の関心を得ることができる要因でもあります。
しかしながら、ほぼ全てのマーケティングにおいてコンテンツマーケティングが関連していると言えます。
質の高いコンテンツはあらゆるマーケティングの一部分となっているからです。
・ソーシャルメディアマーケティング:コンテンツマーケティングはソーシャルメディアマーケティングに先立つものです。
・SEO:コンテンツを重視する傾向にあります。
・PR:顧客が抱えている問題に訴えなければいけません。
・PPC:背景には秀逸なコンテンツが必要です。
・インバウンドマーケティング:コンテンツが流入アクセスや見込み客を促す鍵となります。
逆に言うとあらゆるマーケティングを実施する上で、コンテンツマーケティングの視点を取り入れるのが非常に有効であって、
もっと言うと、
個人が情報発信で戦うためには、コンテンツマーケティングをベースにマーケティングを実施する必要があるということですね。
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本記事は「What Is Content Marketing?」をもとにokamotoの考察や経験を踏まえた内容となっています。