起業家は『生き方』よりも『死に方』を大切にしている。

こんにちは。

3月末からタイのプーケットに半月以上滞在するということで、

日本にいる間にメルマガの下書きを書けるだけ書いておこうとシコシコと働いているokamotoです。

Twitterでタイやプーケットのおすすめを聞いてみると、

知らない食べ物や場所を教えてもらうことができ、延泊しようかと本気で考え出しております。

ということで、話は前回の続きからですね!

前回何を話したかと言うと、

映画『最高の人生の見つけ方』の棺桶リストが意外と奥深い!

ということから、初回であった前回は、

・人は『死』を意識すると『経験』にお金と時間を使うようになる

というお話をしました。

▷ 前回の記事『人間は棺桶リストを消化するために生きているに過ぎない』

結論としては、

「人間は棺桶リストを実行するために生きている」

ということになるので、

情報発信ビジネスでコンセプトメイクする僕らは、

人生から下ろしたコンセプトを考えた時に、

「棺桶リストが消化できないようなコンセプトを持つな!」

と言うことができるわけです。

 

もし、棺桶リストを実行できないようなコンセプトを持ってしまっているなら、

それは他人の目を気にした「よそ行きの用のコンセプト」になっているんです。

 

そして、逆もまた然りです。

生きている間に本気で達成するつもりのない『棺桶リスト(死ぬまでにやることリスト)』を作ってはいけないんです。

本気でやることを書き出すから機能するんですから。

 

映画では、余命を宣告されたことで自分の「死」を意識しました。

だから、残りの時間を使って本気でやることをリストに書いています。

本気度が違うから2人は達成することができたということです。

 

棺桶リストという名前の由来通り、

死を意識するからこそ機能するもの、ということです。

人生の残り時間の使い方をリストとして書き出しているという点が映画内の棺桶リストの味噌です。

 

このことから分かることは、

人生には『生き方』から『死に方』に変わる瞬間がある

ということです。

 

レオナルド・ダ・ビンチも、

自分は生き方を学んでいるつもりだったが、最期、死に方を学んでいた。

と言っています。

 

前回もちょろっと話しましたが、

僕の親も70歳という年齢となり、残りの人生でやりたいことを言っていました。

 

「自分があとどれくらい生きれるのか?」

を考えると承認欲求や自意識、他人の目を無視することができ、

本当にやっておきたいこと(=経験・思い出づくり)ができるようになります。

 

それっていうのは親の中で、

『生き方』から『死に方』に変わったわけです。

 

人生の中で『死に方』を採用すると、

承認欲求も、自意識も、他人の目も、関係なくなります。

純粋に自分の価値観を採用できるようになります。

 

映画の中でも、

ジャック・ニコルソンはタトゥーを入れていましたが、

モーガン・フリーマンはタトゥーを入れていませんでしたよね?

モーガンがジャックに振り回されながらも、それでもちゃんと「他人の価値観」と「自分の価値観」が分離できている証拠です。

 

他人がやりたいことをやるのではなく、自分がやりたいことをやる。

それが棺桶リストである、と。

 

話を戻すと、

僕らは人生の中で『生き方』から『死に方』に変わったタイミングから、

本当にやりたいことが見えるようになるし、

それを実行するエネルギーが生まれてくるようになっています。

 

たしかに、有名な起業家や偉人の中には、

死に直面する経験をしたことがある人がたくさんいます。

・松下幸之助
・孫正義
・中村天風

彼らは「自分はいつ死んでもおかしくない存在である」という臨場感を得たはずです。

 

ホリエモンも「死ぬのが怖い」と著書の中で話していました。

ある意味、彼らは『死に方』を採用して生きていると言うことができます。

人生は『生き方』よりも『死に方』の方が大事やんけ!と。

だから、人生の転機のことを「ターニングポイント」

(生き方→死に方にターンするポイント)

と呼ぶんですよね!

 

. . . 。

はい. . . 。嘘ですw

 

言葉の由来は嘘ですが、

でも、死に直面することで「生き方」から「死に方」を意識するようになります。

 

もちろん、これって言葉遊びみたい一面もあります。

生き方も死に方もやってることは同じです。

生きてるだけですからw

今の10年も、人生最後の10年も同じ10年ですから。

 

でも感覚が違いますよね?

 

「あなたの人生はあと10年です」

と言われると、

本当にやるたいことをやろうと嫌でも思えてきます。

後悔ないようにしないと、という臨場感が湧いてきます。

 

それはふつうに面白い現象だし、うまく活用してやる方が良さげですよね。

 

「死」をエネルギーに「生」に活かす

そう考えると、

「死」は僕らにエネルギーを与えてくれるもの、ということができますよね?

というのも、

人間は不老不死になると人間ではなくなると言われています。

むしろ、不老不死は生き地獄やと。

 

僕が子供の頃に読んでいた『烈火の炎』という漫画の中に不老不死のキャラが出てきますが、“死ねない苦しみ” と表現されていました。

 

僕はタナトフォビア(死恐怖症)なんで「不老不死とか最高やん!」と思っていましたが、

パーキンソンの法則的にも最悪だということが分かります。

パーキンソンの法則は以前も出てきましたが、

「人間は与えられた時間をすべて使ってタスクを終わらせようとする」

というものです。

 

「この仕事を1週間以内でやって。」

と言われると1週間をフルに使って仕事を終わらせるし、

同じ仕事でも、

「この仕事を2週間以内にやって。」

と言われると、2週間で終わるように帳尻を合わせるという法則です。

 

“タスクを終わらせる自分の能力は与えられた時間によって定義される”

ということですね。

 

だから、僕らのように個人で仕事をする人らは「自分で締め切りを作ること」がめっちゃ大事になってくるわけですが、

これを人生レベルで考えると、

人間が不老不死になると、
自分の能力は限りなくゼロに近づく

ということができますよね?

(自分の能力)=1/∞

になるからですねw

 

つまり、僕らは死があるから人生を充実させることができ、死がなくなると人生の充実感はゼロになる。

だから不老不死は生き地獄やということなんです。

 

「人生一度きりなんだから好きなことをやろう!」

と言えるのも、人生が有限だから。

だから僕らは心の底から人生を楽しむことができるわけです。

 

もし、

「何があっても死にませーん!」

という状態になってしまうと、

旅行や旅に行っても感動しないし、

すべてにおいて

「また、いつかもう一回やればええか。」

と今を楽しまなくなります。

友達や仲間との時間もなあなあになります。

 

でも、意識しておきたいのは、

不老不死じゃないのに、不老不死かのように考えている人がいるということ。

というか、死とか人生とかに、

何も考えていないということができるかもしれませんが、

「またいつかやればいいか。」

と、不老不死かのように「必ず次にやるチャンスがある」と思っている人がいます。

が、そんなことは決してありません。

 

次はない可能性の方が高い。

実際に、今を生きずに次やればいいか、という思考の人は何も為せていません。

 

受験勉強で問題集の問題を解いて、

間違えたけどまたいつか復習すればええか。

という姿勢の生徒は必ず成績が悪いのと同じです。

次はないと思って真剣に目の前の問題に解くことが大事です。

 

だからというわけでもありませんが、

今月末に行くタイも、最期かもしれないという気持ちで全力で行ってきます。

「タイくらいいつでも行けるやろ!」

と思っていることが旅を面白くなくします。

人生でも同じということです。

 

締め切りがあるから能力が発揮される。

人生は一度きりだから人生を充実させることができる。

だから死は僕らにエネルギーを与えてくれる存在である、ということです。

 

僕はタナトフォビア(死恐怖症)なので、今でも死ぬのは怖いです。

でも、その恐怖があるから誰よりも人生が楽しめるんだと解釈することでエネルギーに変えることができています。

だから、人生でやりたいことを実行するために本気になれるし、エネルギーも出ます。

 

上司に辞表を出すのも抵抗なんてありませんでしたし、

薬学という修士号を持っていますが、その過去に縛られることもなく好きな働き方を選んできます。

 

それは「死」という締切が「生」にエネルギーを与えてくれるから。

 

起業家の多くは人生には終わりがあるということを意識して人生の時間密度を濃くする動き方をしています。

人生の満足感は今の充実感からしか生まれません。

 

思い返してみて、

「非リア充だった人生を自分らしいな」

と思って美化してやればいいや、と考えるのは今を生きない予防線です。

 

今を充実させるためにも、

「死」という締切からエネルギーを蓄えて、

そのエネルギーを今にぶつけ続けてやる。

『生き方』という先延ばしよりも、

『死に方』という今を生きることを選択する。

そうすることで、僕らは死を見方につけることができますし、より一層、ライフスタイルとビジネスを一体化させることができるようになります。

 

ということで、今回はこのへんで!

今回はシリアスな内容でしたが、

次回は「生きているうちに『棺桶リスト』を実践していくためのコツ」的な話をしますので、お楽しみに!

それでは、また!

 

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しかし、それは全くの間違いでした。

 

人生は単なる『選択』でしかなく、

思ってたよりも5,000倍は自由でした。

それでも会社員のままじゃ自由を享受できないし、理想のライフスタイルも実現できない。

だって、経済的に自立するだけでなく、

時間を生み出し、生きる場所を自由化するためには、

 “自分自身のビジネスシステム” を持つ必要があるからです。

 

そう気づけたおかげで、

今ではこうしてノマドライフが送ることができています。

もちろん、特に才能があったわけではありません。

むしろ文才は悲しいほどありませんでしたw

(ここだけの話、国語の成績は高校でブービー)

それでもノマドになれたのは目的に合った手段を常に選択してきたからです。

 

だからどんな人でも “適切な選択” と “正しい努力” さえ実践すれば、

経済的自立・場所の自由・時間の余裕を獲得できると確信しています。

僕がノマドになるまでの軌跡と行動理念は、下の記事に書きました。

5分で読めるのでぜひ読んでください↓

→ ただの大学生だった僕が、全くのゼロから経済的に自立し、場所も時間も自由なノマドになった軌跡