今回は、就職活動をしてことがある人なら一度は考えたことのある自分の「強み」についてです。
就活って、本当に「強み」について聞かれますよね。
まぁこう見えて一応会社員だった期間はあるので、就職活動はまぁまぁやってました。
就活では、強みをエントリーシートに書きますし、エントリーシートの内容で面接するわけですので、当然面接でも強みの話は出てくるわけで。
「そんなこと聞かれても知らんわ!」
っていう経験がある人もいるんじゃないかと思います。
というわけで、
今回はそんな就職活動では全く役に立たない「自分の強みの見つけ方」について書いていこうかと思います。
就職活動における強み
就活での強みって、その会社の中で活かすことができるようなものが前提ですよね。
そして、エントリーシートでは、見出した自分の強みと学生の時にした活動を後から無理やりこじつけて、あたかも武勇伝かのように語る。
それが就活での強みの正直な印象なんです。
でもそもそも「強み」って人生におけるプラスの特徴や特技ですよね。
だから、「強み」ってもっとたくさんあるものだと思うんです。
だから、就職活動では書かないけど、生きていく上では強みっていっぱいあるやん!
だから、強みがなくて悩むんやめよう!
それでも、強みがよう分からんという人のために最後に強みの見つけ方を紹介しようかと思います。
先天的強みと後天的強み
直球で言いますと、「顔が良い」って強みです。
ほんまに強みですが、なんか学校・会社だと強み扱いしてくれませんよね。
強みって2つ別かれると思うんですね。
「先天的強み」と「後天的強み」です。
説明せずともどんなのかは分かりそうですが、
先天的強みは『生まれつき持っている強み』で、後天的強みは『自ら身につけた強み』です。
批判されるかもしれないですが、
「顔が良い」というのも「スタイルが良い」というのは先天的な強みだと思います。
たとえば、好きな俳優さんや女優さん、アイドルの方はいますか?
もちろん、キャラが好きという人もいるかもしれませんが、「顔がかっこいい」「顔がかわいい」「顔がタイプ」という理由がほとんどじゃないですか。
この時点で顔が良いって十分強みですよね。
実際、アイドルの書類審査は顔が良くないといけません。
就活でも顔が良い方が有利というのは就活したことある人は感じたことがあるのでは。
(顔だけでは受かりませんが)
明らかに持って生まれてきたものも人生では強みになります。
学校ではあたかも努力して身につけたものが強みとして優秀という扱いを受けますが、現実を見るとそれは綺麗事ですよね。
背が高いことがコンプレックスであった女性がそれを乗り越えモデルとして活躍と聞くと強みを活かした良い例のような話になります。
「美談にすれば良い」という風潮がありますが、めんどくさいのでもう先天的なのも強みで、後天的なのも強みということでええじゃないか!ということです。
先天的なものは運要素が強いじゃないか!
と言うかもしれないですが、人生は運要素がかなり高いので、それを嘆いているだけでは前に進めません。
先程のモデルの話ではありませんが、前に進むには現実を認めて客観視して進むしかない部分がありますよね。
強みは無限にある
そして、強みって自覚していないだけで無限にある可能性があると思います。
「派手」か「地味」かだけです。
例えば、僕は比較的お酒が弱いですのですが、お酒が強いというのはその人の強みであると思っています。
実際、僕は大学生の頃、飲み会の度に潰れていましたし、お酒が強い人たちが味わっているようなあの賑やかな世界を純粋に楽しめないのかと悩んだこともあります。
ただ、お酒が強くてもそんなに役立たないという人もいるかと思いますが、例えば夜のお仕事はお酒を飲むことで上手く回るものもあります。
現状の自分に使えるかどうかはそれは自分の人生の選択の部分なので難しいところはありますが、強みは意外なところに存在する、ということです。
その他にも、「乗り物酔いをしない」ということも強みだと思っています。
僕はすぐに酔ってしまうので、基本、移動中は作業ができません。
電車の中で勉強もできません。
これだけで人生の勉強時間、作業量に差が生まれますよね。
新幹線の中、2時間半の仕事の差が生まれます。
実はかなり実践的な強みなんです。
仕事に直結する強みがフォーカスされガチ
強みって就職活動のエントリーシートで書くので、なんとなく仕事に直結しなければ強みにならないと認識されがちですが、そんなこと全くないですよね。
人生がお金じゃないと言われがちの最近では人生を豊かにする強みがどこに潜んでいるか分かりません。
先述しました通り、人生のプラスになるものは強みなんです。
仕事に活かすかどうかは本人次第ですし、さらに実際は仕事に活きているのに、強みとして認識していないだけかもしれません。
例えば、車酔いしないというのは移動中も作業できるということで強みになりましたよね?
その他にも「車の中で寝れる」というのは出張の多い仕事では十分強みです。移動中寝れない僕は出張後に体調を崩すこともありましたし。
かなり実用的な強みですが、派手さがないゆえ強みとして認識されていないだけかもしれません。
強みの見つけ方
それでもなかなか強みが見つからないという人もいるかもしれません。
では、どのように強みを見つけていけばよいのか、1つの方法を考えてみたいと思います。
それが『嫌なヤツ目線』になるということです。
どういうことかと言うと
目につく相手の欠点を考える
ということです。
「なんでそんな嫌なやつにならなあかんねん!」って話ですが、
相手の気になる欠点って、自分がすんなりできていることであることが多いからですね。
「自分がすんなりできていること」=「自分の強み」
ということがありえるのです。
たとえば、「なんかこの人、効率悪いなぁ」と感じるときは『自分は効率が良い・要領の良い人間』である可能性があります。
また、「なぜこの人はミスが多いのだろう」と感じる時は自分に「正確さ」という強みがあるのかもしれないということです。
あまりに自然にできてしまっているため、自分ではその強みに気付いていないということがあるのです。
つまり、『何かこの人のこの欠点が目につくなあ』=『自分の気付いていない強み』となりえるということです。
『目につく相手の欠点』=『自分がすんなりできていること』=『自分の強み』
という構図です。
しかしながら、この視点を持ちすぎることはあまりよくないですよねw
人の欠点探すみたいなことのように思えるからです。
「元も子もないこと言うなよ」って感じですがw
だから発想を逆転させましょう。
欠点が気になってしまうのは、それは自分の強みの発見なのだと。
自分が貢献できる部分が見つかったのだと考えるのです。
そう思うと相手の欠点もプラスのイベントとして解釈することができます。
欠点を探してやろうマインドじゃなくて、自分が貢献できるポイントを探してやろうマインドということですね。
そうすると、もはや欠点という概念がなくなり、『強み』だけとなります。
自分の強みを出し合うことで、一緒によい社会にしていくという精神は、チームやコミュニティの中で生活する上でめっちゃ役立ちますのでぜひとも持っておきたいところですね。
ということで、今回は「強み」について普段持たないかもしれない視点を取り入れると見つかるかもしれへんで❗というお話でした。
今回も最後までお読み頂き、有難うございました。
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