英語の勉強法 | ノマドブログ https://okamoto712.com PC1台、好きな場所で生きる。 Mon, 06 Dec 2021 07:09:18 +0000 ja hourly 1 https://okamoto712.com/wp-content/uploads/2018/04/cropped-2018-07-07-12.01.27-32x32.png 英語の勉強法 | ノマドブログ https://okamoto712.com 32 32 ゲシュタルトから考える英文法の勉強法【初級から中級】 https://okamoto712.com/gesutalt_grammar-3162.html Thu, 20 Dec 2018 06:00:11 +0000 http://okamoto712.com/?p=3162 いきなりですが 英文法は好きですか? 英語の好きな人の半分が好きと答え、英語の嫌いの人ほぼ100%が嫌い、と答えるのが「英文法」だと思います。 ちなみに、僕はわりと好きです。 「だろうな」と言われそうなくらい普通な解答で...

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いきなりですが

英文法は好きですか?

英語の好きな人の半分が好きと答え、英語の嫌いの人ほぼ100%が嫌い、と答えるのが「英文法」だと思います。

ちなみに、僕はわりと好きです。

「だろうな」と言われそうなくらい普通な解答ですが、僕も最初から好きだったわけではなく、

英文法ができるようになったから好きになったんですね。

勉強全般に言えることだと思いますが、楽しさが分かるのって、理解できることが増えてきて初めて分かるってところがありますよね。

逆に、わからないことだらけな状態で、好きになるのは難しいですよね。

だから、英文法を好きになるには、英文法に詳しくなることが有効なんだと思います。

というわけで、これから英文法を好きになろうという人のために、今回は英文法の学ぶコツを書いていきたいと思います。

英文法は柔軟

英文法ってなんかガチガチなイメージがありますよね?

このルールに従いなさいってことだからまぁ固いところはあるんですが、

でも、英文法に対する本当の考え方は間逆なんです。

フニャフニャなんです。『柔軟』なんですね。

 

格闘技の「型」ってありますよね?ちょうどそれと同じイメージです。

格闘技の型も英文法と同じでガチガチに固められたものというイメージがありますが、実はめっちゃ柔軟です。

基本構えはどこから攻撃されても対処しやすいようになっていますし、そこから攻撃に転じやすくなっているものなんです。柔軟に対応できるように考えられているのが「型」なんです。

『守破離』なんて言葉がありますが、これは「型」をマスターしたからここからは「型」とは全く違うことをしていくということではなく、その型を元に自分の形と統合していくという作業なんです。

この作業は「型」の抽象度を上げる作業です。だから、抽象度を上げることができるレベルに達することができた人だけが「守破離」できるということです。

さらっと抽象度という言葉が出てきましたが、「はじめましてだ!」という人はこちらの記事をお読み下さい。

 

このように型というものは抽象度が高いものだということでしたが、英文法も同じなんですね。

英文法も柔軟で、抽象度が高いもんなんです。

しかしながら、学校教育でガチガチにやっていくというイメージが持たれるため、なんとなく固いイメージがついてしまってるんですね。

英文法の本質はゲシュタルト

英文法の本質は「ゲシュタルト」なんですね。

僕のブログではすっかりおなじみとなった「ゲシュタルト」ですね。

ゲシュタルトは、抽象度の高いところで統合物となり、1つとして意味を成すものです。

例えば、「家族」は母、父、兄、妹…の集まりですよね?

では「家族」って存在しているでしょうか?

家族は確かに存在していますが、よくよく考えてみれば母や父、子のような個々が集まったものであり、これが家族だ!とさせるものではなく、集まりそのもののことです。

つまり、全体を部分の集まりとしてみるのではなく、全体として意味をなすことをゲシュタルトと言います。

ゲシュタルトに関してはこちらの記事に詳しく書いています。

鋼の錬金術師から読み解く『英語のゲシュタルト』の作り方

2016年12月18日

そして、英文法に話を戻しますが、そして、英文法は「英文のゲシュタルト」なんですね。

一文一文の共通を拾い、統合したものが英文法になるというわけです。

つまり、英文法を学ぶということは英文のゲシュタルトを作ることなんです。

そして、ゲシュタルトは抽象度の高い所で1つの意味をなすものでした。

つまり、英文法を学ぶヒントは「高い抽象度で捉える」ということになるかと思います。

高い抽象度で英文法を学ぶ

では、実際に何個か例をみてながら、高い抽象度で英文法を学ぶことについて考えてみたいと思います。

新旧情報による英文の流れ

まず英文には流れがあります。

それは

英文は「旧情報」から「新情報」に流れる

というものです。

旧情報とは、『話し手と聞き手にとって既知なもの。話の中で既に出てきており、受け手が「これのことか」と認識できるもの』になります。

そして、逆に

新情報は『話し手が聞き手に初めて伝えること。話の中で初めて話題に出るもの』となります。

このような旧情報と新情報ですが、基本的には、

聞き手が分かっている旧情報から入り、知らない新情報で終わる、という流れが自然なものになります。

旧情報→新情報

「SVOO」と「SVO to O」の違い

では、先程の新旧情報の考えを踏まえ、SVOOの第4文系とその書き換えについて考えてみたいと思います。

中学校の英文法では

① give + 人 + 物

② give + 物 + to 人

が同じ内容のもの、として習いますよね。「書き換えなさい」なんて問題は死ぬほど解いてきたのかと思います。

しかし、先程の新旧情報の話を考えると、この2文の「ニュアンスの違い」は分かるかと思います。

新情報は文の後半に出てくる、ということでしたよね?

つまり、①の文では、新情報が「物」として扱われているものに対し、②の文では新情報は「人」となっているのです。

だから、目的語の人が代名詞である場合、「give」を使うときは基本的に①の文を使うって習いませんでしたか?

これは代名詞が基本的には「旧情報」だからです。

たとえば、him(彼)という言葉を使うからには、him(彼)が誰なのかお互いが既に認識できているはずですよね?

『I gave him a watch.』と言われたのに、

聞き手が『himって誰だろう?』と思っているのであれば、話し手は会話が下手すぎますw

代名詞は基本的には「旧情報」なんです。ということで、代名詞は新情報が来る文末ではなく、できるだけ先にくるようgiveの直後に配置することになります。

そして、giveした「物」がこの場合の「新情報」として相手に伝えることとなるわけです。

There is/are構文

もう1つ新旧情報の観点から「〜があります」という表現をみてみますね。

There is/are + 物 (物があります。)

という表現です。

この文って主語のような扱いを受ける「物」が文の後半に来ますよね?

つまり、there is/areの文って、新情報としてものが「ものが存在する」ということを伝えたい時に使う表現なんです。

だから、基本的には不定冠詞の名詞がきますよね?不定冠詞の名詞はほとんどが新情報だからです。

そして、there is/areの文の『物』の部分に入らないとされている「固有名詞」だって文脈によっては入ることがあります。

例えば、ある人が急に病欠で来れなくなり、代役を探さないといけなくなりました。

「あー、誰かおらへんかなー」と考えていいると、その場の1人が『あ!メアリーがおるやん!』と言いました。

この時、『There is Mary!』となり得るわけです。

これは、メアリーがこの場における『新情報』だから、と考える事ができますね!

このように、There is/are構文を新情報を提示する文と考えるとそれまで単独で持っていた知識が繋がり、ゲシュタルトが作られていきませんか?

高い抽象度で英文法を学び、ゲシュタルトを作っていく

学校で習う英文法ってそれぞれの単元をバラバラの知識かのように学ぶことがあります。

ひどい場合ですと、1文1文を暗記することに重きを置いている先生もいます。

もちろん、暗記は必要です。

めちゃくちゃ必要ですが、暗記するにしても闇雲に覚えるのではゲシュタルトの形成は難しいですよね。

しかし、上の話のように、関係のないと思われていた知識でも抽象度の高いところでは繋がっていますよね。つまり、できるだけ高い抽象度で英文法を捉えてやることで、ゲシュタルトの形成を促すことができるということです。

統合できる知識は統合していくというのが、英文法の学び方なのかなと僕は思っています。

そして、この流れは最近は主流になってきたのかなという印象です。

例えば、関先生のこちらの参考書では英文法を高い視点から捉えられている良書だと思います。
(網羅性は低いため、この1冊だけでは英文法の知識としては不十分ですが、読んでおきたい1冊です)

読みやすいので、すぐに2.3周読むことができる参考書ですね。

まぁ、しかし、この本に全て載っているわけではないし、僕自信も全てを把握しているとは思っていません。

ここで僕が言いたかったことは、

英文法を学ぶということは英文のゲシュタルトを自分の中に作っていくということだから、ゲシュタルトを意識して高い視点で英文(法)を学ぶ姿勢を持つことが大事!

ということです。

人間はもともと『ゲシュタルトを構築する能力』を持っていると言われています。

まぁ言われてみれば、当たり前ですよね。

知識で統合しゲシュタルト作り、思考できるのですから。

だから英文を暗記しているだけでも自分の中で徐々にゲシュタルトが形成されていくものです。しかしながら、ただ単に英文を暗記しているだけでは非効率ですよね。

だから高い視点(高い抽象度)で捉える癖を付けておこうということです。

これは武井壮さんがスポーツを高い抽象度で捉えていた話と同じですね。

武井壮さんの話はこちらから

はい、というわけで、

今回は英文法をゲシュタルトという観点から考え、学んでみるというお話でした。

学校で英文法が面白くないというイメージが付いてしまっているかもしれませんが、少しでもそのイメージが払拭できていれば嬉しいですね。

先にも述べましたが、結局身に付けてしまえば英文法も可愛く思えてきます。やると決めた時に一気にやってしまうというのが「1つの手」ですよね。

ということで、今回も最後までお読み頂き、有難うございました。

この記事がおもしろいと思った方におすすめなのが、

英語も、ビジネスも、人生も、結局全部ゲシュタルト。

2018年12月20日

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英文解釈を学ぶ理由とその勉強法〜英語で情報を入手する〜 https://okamoto712.com/eibunkaisyaku-2881.html Fri, 07 Dec 2018 08:25:00 +0000 http://okamoto712.com/?p=2881 英語読むには、英文解釈を学ぼう 今回は、僕の大好きな『英文解釈』のお話です。 楽しみですね!w 僕は以前の記事で 『国語が苦手なやつは英文解釈を鍛えることで 英語の成績を伸ばすことができる』 という記事を書かせて頂きまし...

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英語読むには、英文解釈を学ぼう

今回は、僕の大好きな『英文解釈』のお話です。

楽しみですね!w

僕は以前の記事で
『国語が苦手なやつは英文解釈を鍛えることで
英語の成績を伸ばすことができる』
という記事を書かせて頂きました。

【リーディング編】国語が苦手な人のための英語の勉強法

2017年12月16日

これはリーディングの話ではあり、
特に大学受験にフォカースした内容でした。

しかしながら、ここでもう一度、英文解釈についてお伝えしたいことがあります。
それが

英語で情報を得たいのであれば、
英文解釈を勉強しよう!

ということです。

英文解釈を学ぶ理由

僕が
「英文解釈って大事やでー」
ってしつこいくらいお伝えしている理由ですが、
1番の理由に、単語だけ分かっても読めない英文がある
ということを理解して欲しいんです。

英文解釈なんて所詮英文法の延長です。
それは間違いありません。
しかし、読むのに特化した英文法、それが英文解釈なわけで、
普通に学ぶ英文法ではフォーカスされにくい所が、英文解釈では重点が置かれているということです。

というわけで
英文解釈の大切さを理解してもらうためにいつも使う例文があります。
(以前も出したことがありますが)

(例文)
When we look at something, the brain deals with many things. This our brain does so quickly that we are unaware that it is doing something important. 

大学受験のための英文熟考(下)より

この英文を読んで
そこまで難しい単語はなかったかと思います。

しかし、誤解するポイントがあるんですね。

それが2文目の『This our brain does so quickly…』の部分です。

始めの「This our brain」を『この私達の脳』と思いませんでしたか?

上記のように思った人は英文解釈をもう一度勉強し直す方が良いかもしれません。

この後半の文ですが、
よく見てみると「does」の目的語がありません。

実は「does」の目的語は文頭の「This」なんです。

SVOの倒置が起こり、OSVになっているんです。

SVO→OSV(第3文型の倒置)

なぜこのようなことが起こるかというと、
この文に限っては『新旧情報の流れ』ですね。

英文は基本的には『旧情報から新情報に流れる』という性質があります。
その流れを汲んだ倒置ということです。

なんか第3文型の倒置がしっくりこないなぁという人は
「目的格の関係代名詞」を思い返して見て下さい。

I’m reading a book which I borrowed from the library. 

関係代名詞によって繋げられた文を見てみると

which I borrowed from the library
・  which:O
・      I:S
・borrowed :V
とOSVの形になっていると思います。

SVOの倒置って普段から使っていたということですね。
whichも言ってみれば旧情報ですしね。
(もちろん種類は違いますが、感覚はつかめると思います)

著者の親切心

『なんでわざわざ倒置なんてさせて、分かりにくくするんや?』
と怒り混じりの人もいるかもしれません。

でも、旧情報→新情報の流れを知っている(英語の感覚がある)人にとっては
これは自然です。

著者はかっこつけている場合もあるのかもしれませんが、
(真相はわかりませんがw)
意地悪でこのような書き方をしているのではありません。
著者は親切心で書いてくれている味方であって、
僕たちにちゃんと伝えたいだけなんですね。

英文解釈を学んが方が読むのが楽

上の章での例文では
「この私達の脳」と読む進めても、
そこまで支障がないのかもしれません。

しかし、場合によっては違った意味に捉えることもありますし、
まぁそんな人が受信する情報に信用性があるのか?疑問になります。

何より、1番の不利益は自分に及ぶかと思います。

だから英語を読んで情報を得たいという人は英文解釈を学ぶことを僕がおすすめしているわけです。
なにより文脈判断よりも読むのが楽ですしね。

英文解釈の勉強法

今まで英文解釈というものを意識したことがなかった人は
なぜ僕がしつこく「英文解釈や!」って言っていたか分かってもらえたかと思います。

大切なのは分かったが、
「ほんで何をすればええねん?」
っていうところではありますが、

例文の引用元でもある『大学受験のための英文熟考』
薄くてぎゅっとまとまっている良書でオススメしています。

僕がずっとオススメしている参考書ですね。

英語を読むことがある人はとりあえず、
この参考書は経ておいた方がええかなって思っています。

はい、今回の内容は以上になります。

久しぶりに英文解釈の話ができた、ということで
かなり楽しく記事を書くことができました!

また時々、僕得の英文解釈の話をしていきたいと思っていますので
ぜひ楽しみにしておいてくださいね!

では!

今回も最後までお読み頂きまして有難うございました!

質問・感想はこちらまで!
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【対談】いろいろ英語の勉強やってきたけど、◯◯をやった時に成長を感じることができた! https://okamoto712.com/koredenobitana_to-2863.html Thu, 06 Dec 2018 13:55:05 +0000 http://okamoto712.com/?p=2863 最近、周りで英語の学習を開始する人が増えてきています。 自己成長のため、転職のため、理由はさまざまですが、 英語を学ぼうとする意思が出るというのはかなり良いことなんじゃないでしょうか。 そんな人たちにエールを送る意味も込...

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最近、周りで英語の学習を開始する人が増えてきています。

自己成長のため、転職のため、理由はさまざまですが、
英語を学ぼうとする意思が出るというのはかなり良いことなんじゃないでしょうか。

そんな人たちにエールを送る意味も込めて、
TravelHerのあずささんとツイキャスで
『いろいろ勉強してきたけど、これをやった時英語の成長を感じることができたわ!』
という話を致しましたので、そちらの音声を載せさせて頂きます。

 

ツイキャスの放送内容

・関西弁がつられるのは内容に共感しているから!?
・精読と精聴
・スピーチコンテストの話

いかがだったでしょうか。

もちろん、英語の学習の目標は人によって違うかと思います。
しかしながら、英語という共通点の元で
得られるものがあったのではないでしょうか。

 

英語を始めるきっかけなんてなんでもいいんですよね。
その目標に向かって頑張って、その目標を達成しながら、
英語を人生に活かして、人生そのものが豊かになればいいんですから。

はい、というわけで
音声だけだから、なんとなく文章の長さが気になり、
最後に一見良さげな言葉も添えておいたから大丈夫かな、
ということで、今回の内容を終わりにしたいと思います。

今回も最後まで読んで頂き、有難うございました。

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アメリカドラマで楽しく、効果的に、快適にシャドーイングする方法 https://okamoto712.com/shadowing_standup-2829.html Tue, 04 Dec 2018 08:31:28 +0000 http://okamoto712.com/?p=2829 より楽しく、効果的に、快適にシャドーイングする リスニングやスピーキングの学習方法として「シャドーイング」が有名ですよね。 シャドーイングは 聞こえてきた音を被せるように声に出して読み上げていく、というものですね。 実際...

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より楽しく、効果的に、快適にシャドーイングする

リスニングやスピーキングの学習方法として「シャドーイング」が有名ですよね。

シャドーイングは
聞こえてきた音を被せるように声に出して読み上げていく、というものですね。

実際、シャドーイングを始めてから
リスニングやスピーキングにおいて成長を感じるようになった、という方も多いかと思います。

どんなのかイメージがわかない人は
YouTubeで「シャドーイング」と検索すると多くの人が動画を上げてくれていますので。

そんなシャドーイングですが、
ただ参考書についている音声をシャドーイングしているだけではいまいち面白くはなく、
アメリカドラマや映画を使ってシャドーイングするという人もいるかと思います。

ドラマだと1話あたりだいたい30分間あると思いますが、
この時間中、より楽しく、効果的に、そしてより快適にシャドーイングするための方法を紹介したいと思います。

 

立ってシャドーイングする

僕がオススメしている方法として、
まずシャドーイングを『立ったまま行う』というものです。

メンタリストDaiGoさんも言っていますが、
立って学習する方が学習効率がアップするそうです。
(実際、彼はニコニコ動画を立って配信していますし、仕事もたったままやっているそうです)

スイス(たしか)の学校では、歩きながらの授業があるくらい
座っているよりも立って学習する方が学習効率が良いとされているようです。

ちなみに、基本的に人間にとって座ってじっとしていることは体に悪いとされています。
筋肉が動くことによって、心臓が血を全身に送ることを助けていると言われているので、
じっと座っているというのが体に悪いというのは納得できますよね。

立っているのが、学習効率が良い上に、健康にも良いとされているのであれば、
もうこれは、立ってシャドーイングするしかないですよね!!ということです。

なので、僕はスタンドデスクを父親に作ってもらいまして、
それを使い、シャドーイングは基本的に立って行っています。
(このブログ記事も立って書いています)

ちなみに、調べてみたらスタンドデスクも結構安価で売っているので
ちょうどよいものが家にない場合は小さいものを買うのをオススメします!

動きを真似しながらシャドーイング

そして、ただじっと立ってシャドーイングするのではなく、
その俳優さん、女優さんの動きを真似ながらシャドーイングするんです。

握手をしながら話しているのであれば、
実際に手を前にして握手をするフリをしてシャドーイングする。
歩きながら話しているのであれば、
歩くマネをしてシャドーイングする、といった感じです。

なぜこんなことをするのか?
と言いますと

① 臨場感を上げる

英語学習においてその表現や言葉が実際に使われている臨場感がかなり重要になってきます。

臨場感については過去記事をご参照ください。

【アメリカドラマで英語を学ぶロジック】『変性意識』と『臨場感』を意識しよう!

2017年3月26日

たとえば、握手をしながら会話をしている言葉は
実際に握手しながら話すことで言葉の臨場感が高くなりますよね?

初対面同士で話している言葉なのか、
それとも商談が成立したタイミングなのか、
握手をする時はそのようなコンテクストがあるかと思いますが、
体も動かすことで、それらのコンテクストで使うフレーズとして
強烈に自分に印象つけることができるということですね!

② 頭と体はリンクしている

脳が体を動かしているだけではなく、体が脳や心を操作しているときもあるのだと言われています。

(参考書籍)

体を動かすことによって、脳を活性化するだけでなく、自分がその状況にいると錯覚も起こすことができます。
先程の臨場感の話にも繋がりますが、体と頭は分離して考えない方が良いということですね。

③ 楽しい

そして何よりシンプルに楽しいんです
個人的にはシャドーイングは初めは楽しいのですが、
後半にかけて結構ダレてきたり、飽きてきたりするものなんですね。
そこで、この動きをまねするということをすると、体を動かしているからかあまり飽きないんですね!
マンネリ化防止なんです。
たとえば、じっとしているのが苦手という人のもオススメということですね。

④ 継続・セルフイメージ

これは僕が英語学習でも、情報発信でも大切にしていることなんですが、
学習は『継続』ができるように工夫するのが大事ですよね?
これはマンネリ化防止や自分への負荷の割合などの要因があるかと思います。

このやり方は、体を動かすことで
身体的にも精神的にも負荷が少ないですし、先に述べました通り、マンネリ防止にもなります。
そんな継続しやすいシャドーイングの方法なんですね。

そして、セフルイメージですが、
実際に体を動かしてセリフを声に出しているということで
そのキャラになりきることができます
だいたいのアメリカドラマのキャラって自信満々なんですよね。
その自信漲るキャラが自分にも宿り、英語は堂々と話すものと自分に植え付けることができます。
(モデリング効果的な?)

 

と、動きを真似してシャドーイングするメリットでした!

快適にシャドーイングする

最後にですが、
『快適さ』って結構大事にしているんですよね。

まぁ過酷な環境で学習したいのは、自己陶酔かドMかですよね?w
自分が集中できるよう、臨場感も上げれるよう、少しでも不快感を減らすことって地味に大事だと思っているんですね。

『学習環境は快適であるのに越したことはない』というのが基本的な僕の考えです。

そこで僕は、立って、そして動きを真似しながらシャドーングするのを
より快適にするために、ワイヤレスイヤホンを基本的には使っています。

なんせ、動きながらシャドーイングするわけですから、コードが邪魔になりすぎるということですね。
リーチも短いですし。

もう今の時代では珍しくありませんよね。
多くのメーカーが良い商品を出していますし、安価なものも最近は増えてきましたね。

それを1つ購入して、シャドーイングに使用することでより快適に実施することができるということです。

ちなみに僕が使っているワイヤレスのイヤホンはこれです。

この種類のイヤホンではありますが、
買ったのは2,3年前なので、型は古いやつだとは思います。(ちなみに色は黒です)

まぁこのメーカーよりももっと良いものがたくさん出ていますし、
BOSEやSONY、AirPodsとかもありますしね!
自分の好きなワイヤレスを1つ買うことで快適にシャドーイングすることができます。

まとめ

最後に今回の記事をまとめますと、

アメリカドラマでのシャドーイングをより楽しく、効果的に、快適にするために
① 立つ
② 動きを真似る
③ ワイヤレスイヤホン
この3つのポイントを実践することを僕はオススメします!

以上となります。

今回も最後までお読み頂きまして有難うございました!

質問・感想はこちらまで!
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人生を超加速させる行動力の姿とは? https://okamoto712.com/koudouryokutoha-2807.html Sat, 01 Dec 2018 07:43:30 +0000 http://okamoto712.com/?p=2807 前回の記事で「行動力信者になることは危険である」という内容について書かせて頂きました。 まだ読んでいないという方はこちら。 それじゃぁ、「行動力が不要なのか?」といういうと そんなこともなくて、行動力は必須です。 一見矛...

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前回の記事で「行動力信者になることは危険である」という内容について書かせて頂きました。

まだ読んでいないという方はこちら。

行動力よりも大切なもの

2018年11月28日

それじゃぁ、「行動力が不要なのか?」といういうと
そんなこともなくて、行動力は必須です。

一見矛盾しているように思われますが、
結局、大事なのは

何をもって『行動力』にするか?

なんですね。

行動力を定義する

理系出身の人って、
何かについて語る時や思考を巡らせる時、何かと定義しがちですよね?

まぁそういう僕もそうなので、
さっそく定義していこうかと思いますw

でも「その定義が特殊なものなのか?」というとそういうわけではなく、

「この人、自主的に何かを行って結果出しているなぁ」
「自分の人生をいきているなー」
「めっちゃ人生を謳歌してるやん!」

という人を観察しても当てはまるものなので、
そんな突拍子もないものではありません。

ただ、何も考えずに「えいや❗」と飛ぶだけが行動力がじゃないということですね。

前提・仮説・検証・考察

僕が行動において大切にしていることってこの4つなんですね。

なんかPCDAサイクルっぽいなって思われるかもしれないですが、
(もしかして完全一致しているんかな?)
実際、僕はPCDAサイクルっていうものがよく分かっていません。

ただ、よく似ているんだろうなとは思います。

この4つは大学院で実験する時に大切にしていたもんなんですね。

つまり、僕が考える行動力って実験がベースに考えられています。
だから理系大学出身の人は「あぁね」って納得頂けるかと思います。

ただフリーランサーとしての行動力(実験)とアカデミックのそれとは
違う部分もあるかと思いますのでそれぞれ確認していきたいと思います。

① 前提

何かをしようと考えた時、必ずそれには『前提』がいると思っています。

たとえば、ツイッターで集客をしようと考えた時、

  • ツイッター上には知識を求めている人が集まっている
  • 自分の興味を共有する場である
  • 自分のアカウントにリンクを貼ることができ、そこから自サイトを訪問してもらえる
  • 過去にも実績がある

以上の前提となる背景を集めます。
前提(背景)があって、行動に移せれるということです。
前提となる知識がそこにはあり、僕はこの段階を『勉強』と読んでいます。

※ 勉強は学びとは違い、単なる前提を集める作業です。
観察であったり、過去の結果を集めたり、人の話を聞いたり、この段階ではこんなことをしますね。

② 仮説

そして行動する前にもう1つ必要なことが『仮説』です。

これは目的や目標のような言葉でも構いませんが、
この段階で行われることは『想像』『創造』です。

少し言葉遊びが入りましたが、
前提を元に作戦を練るであったり、
どのような結果得られるかを予想したり
もしくはその両方で目標を立てその戦略を立てる
といった部分です。

仮説がないとただやってみた感が出ますし、
ベストを尽くしているかも分かりませんね。

知識を入れたあと、それを元に考えるという過程です。

③ 検証

ここはいわゆる行動と呼ばれる箇所ですが、
僕は『実験操作』を行っている程度にしか考えていません。
ただの行動です。

④ 考察

ここは検証により得られた結果についてあれこれ考えるところですね。
良かったのか?悪かったのか?
なぜよかったのか?なぜ悪かったのか?などですね。
僕はここが『学び』の段階だと思います。

『学び』の中に反省であったり、評価、分析が入っているんですね。
知識を詰め込むのは「学び」ではなく『勉強』で
得られた結果から教訓を得るのが『学び』です。
得られた結果から自分の考えを導き出すのが学び
ということです。

 

これら4段階全てが完成して、はじめて『行動』したと僕は考えています。

前提・仮説なしの検証に学び無し

おそらく今回の内容が目新しく感じなかった方もいるかと思います。
でも、これを意識して実践している人って少ないのかなというのも正直な印象です。

分かっているけど、忘れてがちな内容が今回の内容だと思っています。

しかも最近の傾向としては
世間一般に③の段階を行動力と呼ぶという認識にさらになりがちのように感じます。

しかしそれでも、前提から考察までを行動力と呼ぶべきと僕は考えてます。

結局、僕が行動力だけではだめと言っている理由は、行動の結果『学び』を得たいからです。

『学び』を得るためには『前提』となる知識をもって『仮説』を立て『行動』する必要があります。

僕は『前提』と『仮説』の部分をかなり重視しています。
だからよく勉強すべき!と言っているわけですが。

それなのに、巷で言われている行動力は『前提』と『仮説』の部分が抜け落ちています。

それに大きな違和感を感じてきました。

フリーランスで生き抜くため、さらには自分の人生を切り開くためには自らの『学び』が必須です。

インフルエンサーの言う通りに動くだけでは思考停止状態です。

そのような人は
『言われた通りにしたけど、ダメだったじゃないか!』
『会社辞めても大丈夫って言ったやんか!』
と文句を言って終わる結末です。

そのようにならないためにも、

インフルエンサーやメンターが与えてくれるノウハウを
自分なりに学びに変えていく姿勢が必要であり、

それを行うことを『行動力ある』と表現すべきと考えるわけです。

自ら行動し、学ぶことで自分の人生を生きることができるという思いから、
僕はいわゆる行動力ではなく、学びある行動をしてほしいと思い、今回の記事を書かせて頂きました。

以上となります。

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