コラム的なやつ

コンテンツマーケティングにおける『ソーシャルメディア』の活用法!

「ソーシャルメディアを運用すること」と「コンテンツマーケティグ」が同義のように使われることがありますが、本来は全く異なる言葉です。

被っている部分もありますが、コンテンツを発信するためにはソーシャルメディアを動かす必要があり、また以下のようにコンテンツマーケティングの2つの過程においてソーシャルメディアが重要な要因になってきます。

  1. 読者の調査(読者の意見を聞き、彼らの関心を理解することで、魅力的で関連性の高いコンテンツを作成することができる)
  2. コンテンツの配布

要するに、ソーシャルメディア無しにコンテンツマーケティングを実施することは不可能ということですね。

ということで本記事では『ソーシャルメディアにおけるコンテンツプランの作成』について紹介したいと思います。

 

コンテンツマーケティングから考えるソーシャルメディアの運用法

コンテンツマーケティングから考えるソーシャルメディアの運用法

かつて、ソーシャルメディアは個人が楽しむものでしたが、今では企業や有名人が自身のビジネス促進のために活用しています。

もちろん、個人のノマドワーカー、フリーランスやスモールビジネスをしている人にとってはビジネスの要にもなりえるわけですが、

ソーシャルメディアを運用する前に以下のように準備しておくことがいくつかあります。

コンテンツハブ・ハブメディア

ブログやウェブサイトはコンテンツマーケティング戦略の重要な要素です。これは、自分が保有するメディアプラットフォームで読者や見込み客とより深い関係 (信頼関係) を築くための場にもなりえます。マーケティングという観点から考えると、ハブメディアは無料ブログやnoteのようなレンタルプラットフォームではなく『独自ドメイン』で構えることが必須になります。(関連: 情報発信ビジネスにおけるブログ(ハブメディア)の作り方)

一貫性を維持するリソース

ソーシャルメディアのプラットフォーム上で時代遅れの立場を取ってしまうと、マイナスでしかありません。むしろそこに存在しない方がマシという状況になりかねません。プラットフォームにコミットする前に、そこで一貫してコンテンツを作成し続けるリソースを持っているかを確認する必要があります。

コンテンツプラン

プラットフォームを選択する上で、なぜそのプラットフォームでそのコンテンツを発信するかの意味を考えます。どのような読者にアプローチして、どのような行動を促すのか?コンテンツプランに関しては以下のようなことをに気をつけてください。(詳細は後日、記事にします。)

注意点)コンテンツマーケティングとソーシャルメディアに一貫性をもたせるのに不慣れな場合、小さく始めることをおすすめします。有名ソーシャルプラットフォーム(Twitter、Linkin、Facebookやユーチューブなど)を検討し、ターゲットとなる見込み客が多く集まっている場所を確認してください。さまざまな業界および地域のマーケティング担当者がソーシャルメディアを使用してコンテンツを配信する方法を参考にします。(関連: how and when to focus your social media efforts./ The Content Marketer’s Guide to Social Media Survival: 50+ Tips)

 

ソーシャルメディアコンテンツプランを立てる

ソーシャルメディアコンテンツプランを立てる

前述したように、成果を出すためにはソーシャルメディアに合わせたコンテンツプランを立てる必要があります。

持っている全てのソーシャルメディアで共有できるからといって、共有すべきでないこともあります。

基本的なソーシャルメディアのコンテンツプランを立てるのに、それぞれのチャンネルに対して以下の内容を考えてみてください。

「このチャンネルの目標は何ですか?」

コンテンツを発信するチャンネルにおいて『目標』を設定する必要があります。

注意としては、

そのソーシャルメディアのフォロワーを増やすこと自体は目標になりません。

Facebookでフォロワーを獲得することで『ブランドの認知度を上げ、トラフィックをウェブサイトに促す』のようなものにしてください。

重要なポイントは、チャンネルのコンテンツが、読者がマーケティングプロセスにおいて次のステップに移るきっかけとして機能していることです。

つまり、Twitterのフォロワーからウェブサイトの訪問やイベントの参加、メルマガ登録などのあなたが設定した目標のコンバージョンに繋がるということです。

「読者に起こして欲しい行動は何か?」

上記の質問と似てはいますが、それぞれのチャンネルの中で読者に取って欲しい行動をはっきりさせる必要があります。

SNSでの拡散?ウェブサイトの訪問?メルマガ登録?など。

「このチャンネル内で読者が得たいと思っているコンテンツは何ですか?」

それぞれのチャンネルにおいて配信するコンテンツをカスタマイズする必要があります。

各チャンネルに合わせた適切なメッセージを検討し、そのチャンネルの読者の共感が得られるメッセージを作成します。

「チャンネルの人々が持っているニーズとあなたがそれにどのように役に立てるか」を考えてください。

それはテキストベースか?画像か?または動画か?読者に最適なトピックとフォーマットを選択するようにしてください。

「このチャンネルに適したトーン・キャラとは?」

各チャンネルに適した口調やキャラを設定する必要があります。

それは戦略の一部になりえますが、フレンドリーでいくのか、おもろいキャラでいくのか?はたまた会話口調か、プロフェッショナル風か?

発信内容と媒体で合わせて整えてやる必要があります。

「理想な更新頻度は?」

各チャンネルでコンテンツを発信する適切な頻度を理解することは大切です。

基本的には毎日更新が好ましいところではあります。

TwitterやYouTubeは毎日更新することで確実にフォロワーが増えます。

しかし、インスタグラムのように毎日更新でなくとも、それなりに結果がでるものもあるため、媒体に合わせて自分の無理のないように設定してやることが大切です。

そして、毎日更新でなくとも、一貫性をもたせる必要があります。

毎週何曜日に更新する、時間を一定にする、などの工夫をしてください。

 

ソーシャルメディアコンテンツを決める

ソーシャルメディアコンテンツを決める

ソーシャルメディアのコンテンツを考える時、まずは『ゴール』から決定します。

たとえば、

コンテンツマーケティングプランにおけるゴールが「メルマガ登録」であるならば、

  • そのゴール達成にブログでフェイスブックやTwitterの拡散は本当に効果的なのか?
  • 読者はどのような理由でソーシャルメディアからメルマガに登録するのか?

と吟味してください。

また、共有するコンテンツに関しては『チャンネルの目標』と『全体的なビジネス目標』の両方を考慮した上で、「どのように活用できるのか?」「また別の目的で何かに使えないか?」など考えられる工夫を凝らしてください。

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本記事は「How to Build Social Media Into Your Content Marketing Processes」をもとにokamotoの考察や経験を踏まえ、解説・作成した内容となっています。