2019年度も始まり、元号も平成から令和となり、10連休のGWも終わり、5月病が始まる季節になったわけですが。
新大学1年生の方々はそろそろ「あること」に気づいたんじゃないでしょうか?
「大学生ってめっちゃ自由〜〜!」
そうなんです。
大学生が「人生の夏休み」と呼ばれるだけあって、
時間の使い方が自分の思いのままなんです。
周りからのプレッシャーも特になし、1人暮らしの人は何時に帰ってきても怒られず、お風呂に入る時間も気にしなくてよくなります。
そしてこの自由を謳歌するタイミングこそ
多くの人にとって自分の人生を自分でデザインし始める瞬間なんですね!
そんな中、このブログを読んで頂いているということは、
少なからず大学でも英語を勉強したいと思っているということなんだと思います。
大学1年生になったら絶対やっておくべき英語の参考書3冊!

大学生になって「英会話」を始めるという学生さんはたくさんいます。
実際問題、この傾向ってめっちゃいいですよね!
大学受験では主に「読み書きメイン」の学習だったので、
ここらへんで「スピーキング」を学習するというのはかなり有益なことだと思います。
『大学生で英会話を始める』という選択が、
その後の人生の分岐点になったという人もいるくらいですし。
英語技能が人生における1つの指針になりえる、ということです。
しかしながら、大学生で英会話を始めると同時に、
今一度「英語の読み書き」を学習することをあえてここで提案させていただきます。
主な理由は2つあります。
1つ目は『受験ではどうしても大学合格が目的となっていたため、フラットな状態で英語を見れていないから』
2つ目は『大学の世界はアカデミックと呼ばれ、基本的にはフォーマルな場です。つまり、それに適した英語を身につける必要があるから』
大学ではもちろん日常英会話も大切になるとは思いますが、
それ意外にフォーマルな英語が要求される場面に遭遇することも増えるかと思います。
このようなアカデミックな場にも対応すべく、英語の土台をここでもう一度固めておこう!という作戦です。
というわけで、
ここでは、『英語の読み書き土台』ということに焦点を当てた汎用性が高く、誰にでも役立つような参考書を紹介します。
大学における英語学習の考え方

ちなみにですが、もちろん大学に入ってからも英語の授業はあります。
高校の時とは違い、ネイティブが授業してくれる場合も多いかと思います。
しかし、大学によっては取ってつけたような授業が実施されることがあります(特に理系には多いかも)
「大学やし、ネイティブが授業してればええんやろ?」みたいな雰囲気が感じられるものもあります。
そんな意味が有るのか無いのか分からないような授業よりは、これらの参考書を自分で読んでおいた方が1000倍役に立つということです。
もちろんですが、
すべての大学での英語の授業を否定しているわけではありません。
めちゃくちゃ良い授業をしてくれる先生方もたくさんいます。
しかし、もし授業の引きが悪く、英語に触れる機会が減ってしまっても、それは大学側に責任があるわけではなく、自己責任になるのが大学生です。
自分の身につけたい能力は自分で身につけなければいけません。
つまり、言いたいことは、
ピンきりが激しい大学の授業では、自分の学習は自分で管理していく必要がある!
だから自己学習もできるようにしていこう!
ということです。
せっかく受験で培った英語力が
場合によっては見るも無残なレベルになってしまうことがあります。
特に理系だと研究室に配属した瞬間から英語をめっちゃ使うようになりますが、
配属は大学3年もしくは4年時が多いため、実質2年以上のブランクが発生し、英語力を低下させます。
ですので、これから紹介する参考書をやっておくことで、
ゼミや研究室配属の頃には、サークルや飲み会で忙しい同級生とは違い、ちゃんと英語力を大学レベルにまで伸ばすことができるということです。
ちなみに、僕は理系出身ということもあり、本記事は理系の学生向きに書いています。
文系の方はもっともっと勉強していく必要があると思いますので「本編は基本編なんだな」と思ってもらえればと思います。
(文系のことはあまりわからないというのが正直な所ですがw)
では、大学1年生におすすめな参考書の紹介に入っていきたいと思います!
● こちらでは、受験時にある程度しっかりと勉強している場合を想定しています。そのため、内容として少し難しく感じるものもあるかもしれません。高校英語に不安があるという方はまずはこちらの記事を参考下さい↓
英文解釈教室
大学受験用の英文解釈の名著ですね。
名著過ぎて知っている方も多いかと思いますが、実際に解いた学生は少ないんじゃないでしょうか。
特に最近は受験全体として英文レベルが易化していると言われていることもあり『英文解釈教室』をやらせる先生は減ってきているようです。
(英語が難しいで有名な京都大学でもここまで必要ではないという意見が出ているようです。)
受験英語が易化したとしても、世界の文章のレベルに変化はありません。
今後、英語を読む機会が死ぬほどありますので、その対策はしておきたいところです。
特に、これまでは日本語訳や解説が付いていたかと思います。しかし、これから読む文章はまだ日本語に訳されていないものを読まないといけません。
基本的に論文は英語でしか存在しないですし、それを読んでみんなの前で紹介する機会も与えられます。
つまり、最新の情報を英語で入手して、みんなに教えてあげるということしないといけないということです。
そんな時『英語を正確に読む』能力がかなり重要視されます。
テキトーな解釈をするとテキトーな知識をみんなに与えかねません。
というわけで、読む能力の向上という点においてこの『英文解釈教室』をオススメします。
英文法解説
こちらも大学受験用の参考書ですが、少し古いので、もしかしたら知らない人も多いのかなと思います。
ただ、英文解釈教室と並ぶレベル名著となっています。
まぁ内容がたんたんと書かれていたり、レイアウトに愛想がなかったり、詳し過ぎたりすることから、最近は大学受験で使う人は減ってきました。
その分、一般学習者や大学生が買うというのが『英文法解説』になります。
「なぜ、受験後にもう1度英文法を学ぶのか?」
今のあなたは、受験のために覚えた文法事項なんて忘れるわけがない!と思っているかもしれません。
しかし、研究室に配属され、英語をまともに使うようになった時には、細かい所、ひどい場合はすっかりまるまる忘れている、ということが多発します。
また、学生の時に覚えた英文法をちゃんと理解しているのか?という問題もあります。
先生の中には問題が解ければ良いと考えている先生もいるため、知らず知らずに英文法の知識にバイアスが掛かっている場合もあります。
また、1冊英文法書を手元においておくというのは英語学習においては必須になってくることでありますので、その1冊に『英文法解説』をおすすめさせていただきます。
そして、ぜひ通読してみてください。
約500ページあるので、「つらっ!」と思う人もいるかもしれないですが、
大学に入るとこれくらいの厚さ・文字量は少ないくらいです。慣れますw
というわけで、『英文法解説』で英文法の基礎を確認・構築し、その後のスピーキングやライティングの理解度や透明性を上げるのに役立ててください。
即戦力がつく英文ライティング
受験英語は「読み書きメインのテスト」と言われていますが、受験における「書く」という行為のほとんどは『英作文』だったと思います。
しかし、大学で求められるライティングは『自ら発信する』ために書くものです。
「日本語→英語に作文し、そのうち何点もらえるかな?」みたいなテストではなく、
ちゃんと100%の内容を相手に伝えることが求められます。
日本語でもそうですが、
日本語が話せるからと言って、文章が書けるとは限りませんよね?
「書く」ってルールがたくさんあります。そのルールも学ぶ必要があります。
また、第二言語学習者である僕たちは、スピーキングの間違いに関してはある程度寛容な場面が多いかと思います。
実際、非ネイティブの間違いはスルーされることが多いです。
しかし、ライティングはそうはいきません。
書いた文字は多くの人に読まれることを前提作成されるので、日本人学生でもシビアに評価されます。
理系学生として、大学生の序盤でライティングの基盤があることは正直、かなりのアドバンテージとなります。
これから先、英語でスライドを作ったり、研究発表を書いたり、さらには論文を書くことがあるからですね。
そん時に備えて大学生の序盤にこの1冊に目を通しておくだけで、
周りの同級生とは異次元クラスの『ライティング力』が身に付いていると思います。
まとめ
はい、ということで以上が【大学1年生になったら絶対にやっておきたい英語の参考書】でした!
もちろんですが、
この3冊で大学での英語のすべてをまかなえるというわけではありません。
それでも正直、「この3冊でかなりの部分が事足りる」と思っています!
それくらいの名著たちを今回は紹介しました。
もちろんこれを機に、もっと深く英語を学びたいと思う学生さんも出てくるかと思いますが、とりあえずはこの3冊を完璧にこなし、英語の土台を作ってみてはいかがでしょうか。
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